![]() 11β−ヒドロキシステロイドデヒドロゲナーゼ1の阻害剤としてのシクロアルキルラクタム誘導体
专利摘要:
本発明は、式(I)の、又は(I1〜I26)(Ia1〜3)〜(Ij1〜3)のいずれかの新規な化合物、又はその薬学的に許容しうる塩及びその医薬組成物に関するものであり、これらは、哺乳動物における11β−HSD1の調節又は阻害に関連する疾患の治療的処置に有用である。本発明は更に、新規な化合物の医薬組成物、及び細胞内のコルチゾールの産生の削減若しくは制御、又は細胞内でのコルチゾールへのコルチゾンの変換の阻害におけるその使用方法に関する。 公开号:JP2011512352A 申请号:JP2010546784 申请日:2009-02-13 公开日:2011-04-21 发明作者:イエ,ユアンジェ;クラレモン,デーヴィッド・エイ;シン,スレシュ・ビー;シンプソン,ロバート・ディー;タイス,コリン・エム;ツァン,リンハン 申请人:ヴァイティー ファーマシューティカルズ,インコーポレイテッド; IPC主号:C07D211-76
专利说明:
[0001] 関連出願 本出願は、2008年2月15日出願の米国仮特許出願第61/065,890号の恩典を主張し、その全ての教示は、参照により本明細書に組み入れられる。] [0002] 技術分野 本発明は、1型11β−ヒドロキシステロイドデヒドロゲナーゼ(11β−HSD1)の阻害剤、その医薬組成物及びその使用方法に関する。] [0003] 背景技術 コルチゾール(ヒドロコルチゾン)のようなグルココルチコイドは、脂肪の代謝、機能及び分布を調整し、そして炭水化物、タンパク質及び脂肪の代謝において一定の役割を果たす、ステロイドホルモンである。グルココルチコイドはまた、発生、神経生物学、炎症、血圧、代謝、及びプログラム細胞死に対して生理学的作用を及ぼすことが知られている。コルチゾール及び他のコルチコステロイドは、グルココルチコイド受容体(GR)及び鉱質コルチコイド受容体(MR)の両方に結合するが、これらの受容体は、核ホルモン受容体スーパーファミリーの構成員であり、そしてインビボでコルチゾール機能に介在することが証明されている。これらの受容体は、DNA結合亜鉛フィンガードメイン及び転写活性化ドメインを介して転写を直接調節する。] [0004] 最近まで、グルココルチコイド作用の主要決定因子は、3つの主な要因によるとされていた:(1)グルココルチコイドの血中レベル(主として視床下部−下垂体−副腎皮質(HPA)系により促進);(2)血中グルココルチコイドのタンパク質結合;及び(3)標的組織内の細胞内受容体密度。最近になって、グルココルチコイド機能の第4の決定因子が同定されている:グルココルチコイド活性化及び不活化酵素による組織特異的プレ受容体代謝。これらの11β−ヒドロキシステロイドデヒドロゲナーゼ(11β−HSD)プレ受容体制御酵素は、グルココルチコイドホルモンの調節によりGR及びMRの活性化を調節する。これまでに、11−β−HSDの2つの異なるアイソザイムがクローン化及び特性決定されている:11β−HSD1(1型11−β−HSD、11βHSD1、HSD11B1、HDL、及びHSD11Lとしても知られている)及び11β−HSD2。11β−HSD1は、不活性11−ケト型から活性コルチゾールを再生する双方向性オキシドレダクターゼであり、一方11β−HSD2は、生物活性コルチゾールをコルチゾンに変換することによりこれを不活化する一方向性デヒドロゲナーゼである。] [0005] この2つのアイソフォームは、その生理学的役割の差に相応しい、異なる組織特異性で発現する。11β−HSD1は、ラット及びヒト組織に広く分布している;この酵素及び対応するmRNAの発現は、ヒト肝臓、脂肪組織、肺、精巣、骨及び毛様体上皮に検出されている。脂肪組織では、コルチゾール濃度の上昇が、脂肪細胞の分化を刺激して、内臓型肥満の促進において一定の役割を果たすことができる。目では、11β−HSD1は、眼内圧を調節することができ、緑内障の一因となりうる;幾つかのデータは、11β−HSD1の阻害が、高眼圧症の患者の眼内圧の降下を引き起こすことを示唆している(Kotelevstev et al. (1997), Proc. Natl. Acad. Sci. USA 94(26): 14924-9)。11β−HSD1は、11−β−脱水素及び逆の11−オキソ還元反応の両方を触媒するが、11β−HSD1は、無傷細胞及び組織では圧倒的にNADPH依存性オキソレダクターゼとして作用し、不活性コルチゾンからの活性コルチゾールの形成を触媒する(Low et al. (1994) J. Mol. Endocrin. 13: 167-174)。対照的に、11β−HSD2発現は、主として腎臓(皮質及び髄質)、胎盤、S字結腸及び直腸、唾液腺及び結腸上皮細胞株のような鉱質コルチコイド標的組織において見られる。11β−HSD2は、NAD依存性デヒドロゲナーゼとして作用して、コルチゾンへのコルチゾールの不活化を触媒し(Albiston et al. (1994) Mol. Cell. Endocrin. 105: R11-R17)、そしてグルココルチコイド過剰(例えば、高レベルの受容体−活性コルチゾール)からMRを保護することが証明されている(Blum, et al. (2003) Prog. Nucl. Acid Res. Mol. Biol. 75:173-216)。] [0006] 11β−HSD1又は11β−HSD2遺伝子のいずれかの突然変異によりヒトの病変が生じる。例えば、11β−HSD2に突然変異のある個体は、このコルチゾール不活化活性が欠損しており、結果として、高血圧、低カリウム血症、及びナトリウム貯留を特徴とする見かけの鉱質コルチコイド過剰症候群(「SAME」とも呼ばれる)を呈する(Edwardset al. (1988) Lancet 2:986-989; Wilson et al. (1998) Proc. Natl. Acad. Sci. 95: 10200-10205)。同様に、11β−HSD1、及び共局在化するNADPH生成酵素、ヘキソース−6−リン酸デヒドロゲナーゼ(H6PD)をコードする遺伝子における突然変異は、コルチゾンレダクターゼ欠損(CRD)をもたらすことがあり;これらの個体は、ACTH介在性アンドロゲン過剰(多毛症、月経不順、アンドロゲン過剰症)、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)と類似した表現型を呈する(Draper et al. (2003) Nat. Genet. 34: 434-439)。] [0007] とりわけ、分泌又は作用の欠乏又は過剰のいずれかによるHPA系における恒常性の崩壊は、それぞれクッシング症候群又はアジソン病をもたらす(Miller and Chrousos (2001) Endocrinology and Metabolism, eds. Felig and Frohman (McGraw-Hill, New York), 4th Ed.: 387-524)。クッシング症候群であるか又はグルココルチコイド治療を受けている患者は、可逆性内臓脂肪型肥満症を発症する。クッシング症候群患者の表現型は、Reaven'sメタボリック症候群(X症候群又はインスリン抵抗症候群としても知られている)の表現型によく似ており、これの症状は、内臓型肥満、耐糖能異常、インスリン抵抗性、高血圧、2型糖尿病及び高脂質血症を包含する(Reaven (1993) Ann. Rev. Med. 44: 121-131)。ヒトの肥満症におけるグルココルチコイドの役割は完全には特性解析されていないが、11β−HSD1活性が、肥満症及びメタボリック症候群において重要な役割を果たすという証拠は増大している(Bujalska et al. (1997) Lancet 349: 1210-1213);(Livingstone et al. (2000) Endocrinology 131: 560-563; Rask et al. (2001) J. Clin. Endocrinol. Metab. 86: 1418-1421; Lindsay et al. (2003) J. Clin. Endocrinol. Metab. 88: 2738-2744; Wake et al. (2003) J. Clin. Endocrinol. Metab. 88: 3983-3988)。] [0008] マウスのトランスジェニックモデルでの研究からのデータは、脂肪細胞の11β−HSD1活性が、内蔵型肥満及びメタボリック症候群において中心的役割を果たすという仮説を支持する(Alberts et al. (2002) Diabetologia. 45(11): 1526-32)。トランスジェニックマウスにおいてaP2プロモーターの制御下での脂肪組織における11β−HSD1の過剰発現は、ヒトのメタボリック症候群に著しく類似した表現型を生じさせた(Masuzaki et al. (2001) Science 294: 2166-2170; Masuzaki et al. (2003) J. Clinical Invest. 112: 83-90)。更に、これらのマウスにおける11β−HSD1の活性の上昇は、ヒトの肥満において観測されるものと非常に類似している(Rask et al. (2001) J. Clin. Endocrinol. Metab. 86: 1418-1421)。更に、相同組換えにより作製された11β−HSD1欠損マウスでの研究からのデータは、11β−HSD1の消失が、活性グルココルチコイドレベルの組織特異的欠乏のためインスリン感受性及び耐糖能の増大を引き起こすことを証明している(Kotelevstev et al. (1997) Proc. Natl. Acad. Sci. 94: 14924-14929; Morton et al. (2001) J. Biol. Chem. 276: 41293-41300; Morton et al. (2004) Diabetes 53: 931-938)。] [0009] 公表データは、11β−HSD1発現の増大が、脂肪組織におけるコルチゾールへのコルチゾンの局所変換の増大の一因となり、よって11β−HSD1が、ヒトにおける中心性肥満の病理発生及びメタボリック症候群の出現において一定の役割を果たすという仮説を支持する(Engeli, et al., (2004) Obes. Res. 12: 9-17)。したがって、11β−HSD1は、メタボリック症候群の処置のための有望な医薬品標的である(Masuzaki, et al., (2003) Curr. Drug Targets Immune Endocr. Metabol. Disord. 3: 255-62)。更に、11β−HSD1活性の阻害は、多数のグルココルチコイド関連疾患の処置に有益であると判明するかもしれない。例えば、11β−HSD1阻害剤は、肥満症及び/又はメタボリック症候群クラスターの種々の側面(耐糖能異常、インスリン抵抗性、高血糖症、高血圧、及び/又は高脂質血症を包含する)に対抗するのに有効であろう(Kotelevstev et al. (1997) Proc. Natl. Acad. Sci. 94: 14924-14929; Morton et al. (2001) J. Biol. Chem. 276: 41293-41300; Morton et al. (2004) Diabetes 53: 931-938)。更に、11β−HSD1活性の阻害は、グルコース刺激インスリン放出の増強を包含する、膵臓に及ぼす有益な作用を有するかもしれない(Billaudel and Sutter (1979) Horm. Metab. Res. 11: 555-560; Ogawa et al. (1992) J. Clin. Invest. 90: 497-504; Davani et al. (2000) J. Biol. Chem. 275: 34841-34844)。] [0010] 更に、一般的な認知機能における個体間差が、グルココルチコイドへの長期曝露の変動性に関連していること(Lupien et al. (1998) Nat. Neurosci. 1: 69-73)及び脳のある小領域におけるグルココルチコイド過剰への慢性曝露を引き起こすHPA系の調節異常が、認知機能の低下の一因となることが理論化されていること(McEwen and Sapolsky (1995) Curr. Opin. Neurobiol. 5: 205-216)を考えれば、11β−HSD1の阻害によって、脳におけるグルココルチコイドへの曝露を減少させ、ひいては認知障害、認知症、及び/又は鬱病を包含する神経機能に及ぼす有害なグルココルチコイド作用を防げることを予測できよう。とりわけ、ストレス及びグルココルチコイドは、認知機能に影響を及ぼすことが知られており(de Quervain et al. (1998) Nature 394: 787-790);11β−HSD1は、脳におけるそのグルココルチコイド作用の制御により、神経毒性に及ぼす作用を有するであろうことが証明されている(Rajan et al. (1996) Neuroscience 16:65-70; Seckl (2000) Neuroendocrinol. 18: 49-99)。] [0011] また、グルココルチコイド及び11β−HSD1は、眼内圧(IOP)の調節において一定の役割を果たす証拠があり(Stokes et al. (2000) Invest. Ophthalmol. Vis. Sci. 41: 1629-1683; Rauz et al. (2001) Invest. Ophthalmol. Vis. Sci. 42: 2037-2042);未処置のまま放置すると、IOPの上昇は、部分的な視野欠損や最終的には失明へと至らしめることもある。即ち、目での11β−HSD1の阻害は、局所グルココルチコイド濃度及びIOPを減少させることができ、よって11β−HSD1は、緑内障及び他の視力障害を処置するのに使用できる可能性があろう。] [0012] トランスジェニックaP2−11βHSD1マウスは、高い動脈血圧を示し、食物中の食塩に対する感受性が増大した。更に、トランスジェニックマウスでは血漿アンジオテンシンレベルが上昇しており、アンジオテンシンII及びアルドステロンも同様であり;アンジオテンシンIIアンタゴニストでこのマウスを処置すると、高血圧が軽減する(Masuzaki et al. (2003) J. Clinical Invest. 112: 83-90)。このことは、高血圧が11β−HSD1活性に起因するか又はこれにより増悪しうることを示唆している。即ち、11β−HSD1阻害剤は、高血圧及び高血圧関連心血管疾患の処置に有用であろう。成熟脂肪細胞における11β−HSD1の阻害はまた、独立の心血管リスク因子であるプラスミノーゲンアクチベーター阻害剤1(PAI−1)の分泌を減少させることも期待されている(Halleux et al. (1999) J. Clin. Endocrinol. Metabl. 84: 4097-4105)。] [0013] グルココルチコイドは、骨格組織に及ぼす有害な作用を有することがあり;中用量グルココルチコイドでさえ、これに長期曝露すると骨粗鬆症を引き起こすこともある(Cannalis (1996) J. Clin. Endocrinol. Metab. 81: 3441-3447)。更に、11β−HSD1は、ヒト初代骨芽細胞並びに成体骨由来の細胞の培養物中に存在することが証明されており(Cooper et al. (2000) Bone 27: 375-381)、11β−HSD1阻害剤のカルベノキソロンは、骨結節形成に及ぼすグルココルチコイドの負の作用を減少させることが証明されている(Bellows et al. (1998) Bone 23: 119-125)。よって、11β−HSD1の阻害は、骨芽細胞及び破骨細胞内の局所グルココルチコイド濃度を低下させ、それによって骨粗鬆症を包含する種々の形態の骨疾患において有益な作用をもたらすことが予測される。] [0014] 11β−HSD1阻害剤はまた、免疫修飾にも有用であろう。グルココルチコイドは免疫系を抑制すると理解されているが、実際は、HPA系と免疫系との間には複雑で動的な相互作用が存在する(Rook (1999) Baillier's Clin. Endocrinol. Metabl. 13: 576-581)。グルココルチコイドは、細胞性及び体液性免疫応答の間の均衡の修飾において一定の役割を果たし、高いグルココルチコイド活性は通常体液性応答に関連している。したがって11β−HSD1の阻害は、免疫応答を細胞性応答の方へ移す手段として利用することができる。結核、癩病(ハンセン病)及び乾癬のような、ある種の病態は、体液性応答に偏った免疫応答を誘発するが、より有効な免疫応答は細胞性応答であろう。よって11β−HSD1阻害剤は、このような疾患の処置に有用であろう。] [0015] グルココルチコイドは、特に潰瘍のある糖尿病患者において、創傷治癒を阻害することが報告されている(Bitar et al. (1999) J. Surg. Res. 82: 234-243; Bitar et al. (1999) Surgery 125: 594-601; Bitar (2000) Surgery 127: 687-695; Bitar (1998) Am. J. Pathol. 152: 547-554)。耐糖能異常及び/又は2型糖尿病を示す患者は、しばしば創傷治癒障害をも有する。グルココルチコイドは、感染のリスクを増大させ、創傷治癒を遅延させることが証明されている(Anstead (1998) Adv. Wound Care 11:277-285)。更には、創傷分泌液中のコルチゾール濃度の上昇と非治癒性創傷の間には相関がある(ヨーロッパ特許出願第0 902 288号)。最近公開された特許出願は、ある種の11β−HSD1阻害剤が、創傷治癒を促進するのに有用であることを示唆している(PCT/US2006/043,951)。] [0016] 本明細書において明らかにされるように、11β−HSD1を阻害する新しくかつ改善された薬物に対しては継続するニーズが存在する。本発明の新規な化合物は、11β−HSD1の有効な阻害剤である。] [0017] 発明の概要 今や、式(I)の化合物又はその薬学的に許容しうる塩は、11β−HSD1の有効な阻害剤であることが見出された。式(I)及びその構成員は、本明細書において、下記:] [0018] であり; R1は、(a)存在しないか、或いは(b)(C1−C6)アルキル、(C2−C6)アルケニル、(C2−C6)アルキニル、又は(C1−C3)アルコキシ(C1−C3)アルキルから選択され、ここで、各々は、場合により、フッ素、シアノ、オキソ、R4、R4O−、(R4)2N−、R4O2C−、R4S、R4S(=O)−、R4S(=O)2−、R4C(=O)NR4−、(R4)2NC(=O)−、(R4)2NC(=O)O−、(R4)2NC(=O)NR4−、R4OC(=O)NR4−、(R4)2NC(=NCN)NR4−、(R4O)2P(=O)O−、(R4O)2P(=O)NR4−、R4OS(=O)2NR4−、(R4)2NS(=O)2O−、(R4)2NS(=O)2NR4−、R4S(=O)2NR4−、R4S(=O)2NHC(=O)−、R4S(=O)2NHC(=O)O−、R4S(=O)2NHC(=O)NR4−、R4OS(=O)2NHC(=O)−、R4OS(=O)2NHC(=O)O−、R4OS(=O)2NHC(=O)NR4−、(R4)2NS(=O)2NHC(=O)−、(R4)2NS(=O)2NHC(=O)O−、(R4)2NS(=O)2NHC(=O)NR4−、R4C(=O)NHS(=O)2−、R4C(=O)NHS(=O)2O−、R4C(=O)NHS(=O)2NR4−、R4OC(=O)NHS(=O)2−、R4OC(=O)NHS(=O)2O−、R4OC(=O)NHS(=O)2NR4−、(R4)2NC(=O)NHS(=O)2−、(R4)2NC(=O)NHS(=O)2O−、(R4)2NC(=O)NHS(=O)2NR4−、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロアリール、アリールアミノ及びヘテロアリールアミノから独立に選択される4個以下の基で置換されており; A1は、(a)結合、或いは(b)(C1−C3)アルキレン、CH2CH2O(ここで、酸素は、Cy1に結合している)、又はCH2C(=O)(ここで、カルボニル炭素は、Cy1に結合している)であり; Cy1は、アリール、ヘテロアリール、単環式シクロアルキル又はヘテロシクリルであり、ここで、各々は、場合により、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素、シアノ、ニトロ、アミノ、ヒドロキシ、カルボキシ、(C1−C6)アルキル、ヒドロキシ(C1−C6)アルキル、(C3−C6)シクロアルキル、ヒドロキシ(C3−C6)シクロアルキル、(C4−C7)シクロアルキルアルキル、(C2−C6)アルケニル、ハロ(C2−C6)アルケニル、ヒドロキシ(C2−C6)アルケニル、(C2−C6)アルキニル、(C3−C6)シクロアルキル(C2−C4)アルキニル、ハロ(C1−C6)アルキル、ハロ(C3−C6)シクロアルキル、ハロ(C4−C7)シクロアルキルアルキル、(C1−C6)アルコキシ、(C3−C6)シクロアルコキシ、(C4−C7)シクロアルキルアルコキシ、ハロ(C1−C6)アルコキシ、ハロ(C3−C6)シクロアルコキシ、ハロ(C4−C7)シクロアルキルアルコキシ、(C1−C6)アルキルチオ、(C3−C6)シクロアルキルチオ、(C4−C7)シクロアルキルアルキルチオ、ハロ(C1−C6)アルキルチオ、ハロ(C3−C6)シクロアルキルチオ、ハロ(C4−C7)シクロアルキルアルキルチオ、(C1−C6)アルカンスルフィニル、(C3−C6)シクロアルカンスルフィニル、(C4−C7)シクロアルキルアルカンスルフィニル、ハロ(C1−C6)アルカン−スルフィニル、ハロ(C3−C6)シクロアルカンスルフィニル、ハロ(C4−C7)シクロアルキルアルカンスルフィニル、(C1−C6)アルカンスルホニル、(C3−C6)シクロアルカンスルホニル、(C4−C7)シクロアルキルアルカンスルホニル、ハロ(C1−C6)アルカンスルホニル、ハロ(C3−C6)シクロアルカンスルホニル、ハロ(C4−C7)シクロ−アルキルアルカンスルホニル、(C1−C6)アルキルアミノ、ジ(C1−C6)アルキルアミノ、(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルコキシ、ハロ(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルコキシ、(C1−C6)アルコキシカルボニル、H2NCO、H2NSO2、(C1−C6)アルキルアミノカルボニル、ジ(C1−C6)アルキルアミノカルボニル、(C1−C3)アルコキシ(C1−C3)アルキルアミノカルボニル、ヘテロシクリルカルボニル、(C1−C6)アルキルアミノスルホニル、ジ(C1−C6)アルキルアミノスルホニル、ヘテロシクロスルホニル、(C1−C6)アルキルカルボニルアミノ、(C1−C6)アルキルカルボニルアミノ(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アルキルスルホニルアミノ、(C1−C6)アルキルスルホニルアミノ(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アルコキシカルボニル(C1−C6)アルコキシ、(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルキル、ハロ(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルキル、ヒドロキシ(C1−C6)アルコキシ、ヘテロアリール、オキソ、アミノ(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アルキルアミノ(C1−C6)アルキル、ジ(C1−C6)アルキルアミノ(C1−C6)アルキル アミノ(C2−C6)アルコキシ、(C1−C6)アルキルアミノ(C2−C6)アルコキシ、ジ(C1−C6)アルキルアミノ(C2−C6)アルコキシル;(C1−C6)アルキルカルボニル;(C3−C6)シクロアルキルカルボニル、(C3−C6)シクロアルキルアミノカルボニル、{(C3−C6)シクロアルキル}{(C1−C6)アルキル}アミノカルボニル、ジ(C3−C6)シクロアルキルアミノカルボニル、(C3−C6)シクロアルキルアミノスルホニル、{(C3−C6)シクロアルキル}{(C1−C6)アルキル}アミノスルホニル、ジ(C3−C6)シクロアルキルアミノスルホニル、シアノ(C1−C6)アルキル、アミノカルボニル(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アルキルアミノカルボニル(C1−C6)アルキル、ジ(C1−C6)アルキルアミノカルボニル(C1−C6)アルキル、(C3−C6)シクロアルキルアミノカルボニル(C1−C6)アルキル、{(C3−C6)シクロアルキル}{(C1−C6)アルキル}アミノカルボニル(C1−C6)アルキル及びジ(C3−C6)シクロアルキルアミノカルボニル(C1−C6)アルキルから独立に選択される1〜4個の基で置換されており[但し、(a)tが、2であり、そしてQが、O又はCH2であるか、或いは、tが、1であり、そしてQが、Oである、(b)A1が、場合によりR1で置換されているCH2である、及び(c)A2が、結合である場合、 Cy2は、A1に結合しているCy1の環原子に対してメタ又はパラであり、そして Cy1で表されるアリール、ヘテロアリール、単環式シクロアルキル又はヘテロシクリルは、臭素、ヨウ素、アミノ、ハロ(C1−C6)アルキルで、A1に結合している炭素原子に対して環原子オルトで置換されていない]; A2は、(a)結合、O、S又はNR4であるか;或いは(b)(C1−C3)アルキレン又は(C1−C2)アルキレンオキシであり、これらの各々は、場合により、メチル、エチル、トリフルオロメチル又はオキソから独立に選択される1〜4個の基で置換されており; Cy2は、(a)水素であるか、或いは(b)アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル又はヘテロシクリルであり、ここで、各々は、場合により、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素、シアノ、ニトロ、アミノ、ヒドロキシ、カルボキシ、(C1−C6)アルキル、ヒドロキシ(C1−C6)アルキル、(C3−C6)シクロアルキル、ヒドロキシ(C3−C6)シクロアルキル、(C4−C7)シクロアルキルアルキル、(C2−C6)アルケニル、ハロ(C2−C6)アルケニル、ヒドロキシ(C2−C6)アルケニル、(C2−C6)アルキニル、(C3−C6)シクロアルキル(C2−C4)アルキニル、ハロ(C1−C6)アルキル、ハロ(C3−C6)シクロアルキル、ハロ(C4−C7)シクロアルキルアルキル、(C1−C6)アルコキシ、(C3−C6)シクロアルコキシ、(C4−C7)シクロアルキルアルコキシ、ハロ(C1−C6)アルコキシ、ハロ(C3−C6)シクロアルコキシ、ハロ(C4−C7)シクロアルキルアルコキシ、(C1−C6)アルキルチオ、(C3−C6)シクロアルキルチオ、(C4−C7)シクロアルキルアルキルチオ、ハロ(C1−C6)アルキルチオ、ハロ(C3−C6)シクロアルキルチオ、ハロ(C4−C7)シクロアルキルアルキルチオ、(C1−C6)アルカンスルフィニル、(C3−C6)シクロアルカンスルフィニル、(C4−C7)シクロアルキルアルカンスルフィニル、ハロ(C1−C6)アルカン−スルフィニル、ハロ(C3−C6)シクロアルカンスルフィニル、ハロ(C4−C7)シクロアルキルアルカンスルフィニル、(C1−C6)アルカンスルホニル、(C3−C6)シクロアルカンスルホニル、(C4−C7)シクロアルキルアルカンスルホニル、ハロ(C1−C6)アルカンスルホニル、ハロ(C3−C6)シクロアルカンスルホニル、ハロ(C4−C7)シクロ−アルキルアルカンスルホニル、(C1−C6)アルキルアミノ、ジ(C1−C6)アルキルアミノ、(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルコキシ、ハロ(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルコキシ、(C1−C6)アルコキシカルボニル、H2NCO、H2NSO2、(C1−C6)アルキルアミノカルボニル、ジ(C1−C6)アルキルアミノカルボニル、(C1−C3)アルコキシ(C1−C3)アルキルアミノカルボニル、ヘテロシクリルカルボニル、(C1−C6)アルキルアミノスルホニル、ジ(C1−C6)アルキルアミノスルホニル、ヘテロシクロスルホニル、(C1−C6)アルキルカルボニルアミノ、(C1−C6)アルキルカルボニルアミノ(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アルキルスルホニルアミノ、(C1−C6)アルキルスルホニルアミノ(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アルコキシカルボニル(C1−C6)アルコキシ、(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルキル、ハロ(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルキル、ヒドロキシ(C1−C6)アルコキシ、ヘテロアリール、オキソ、アミノ(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アルキルアミノ(C1−C6)アルキル、ジ(C1−C6)アルキルアミノ(C1−C6)アルキル アミノ(C2−C6)アルコキシ、(C1−C6)アルキルアミノ(C2−C6)アルコキシ、ジ(C1−C6)アルキルアミノ(C2−C6)アルコキシル;(C1−C6)アルキルカルボニル;(C3−C6)シクロアルキルカルボニル、(C3−C6)シクロアルキルアミノカルボニル、{(C3−C6)シクロアルキル}{(C1−C6)アルキル}アミノカルボニル、ジ(C3−C6)シクロアルキルアミノカルボニル、(C3−C6)シクロアルキルアミノスルホニル、{(C3−C6)シクロアルキル}{(C1−C6)アルキル}アミノスルホニル、ジ(C3−C6)シクロアルキルアミノスルホニル、シアノ(C1−C6)アルキル、アミノカルボニル(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アルキルアミノカルボニル(C1−C6)アルキル、ジ(C1−C6)アルキルアミノカルボニル(C1−C6)アルキル、(C3−C6)シクロアルキルアミノカルボニル(C1−C6)アルキル、{(C3−C6)シクロアルキル}{(C1−C6)アルキル}アミノカルボニル(C1−C6)アルキル及びジ(C3−C6)シクロアルキルアミノカルボニル(C1−C6)アルキルから独立に選択される1〜4個の基で置換されており[但し、(a)tが、1である;(b)Qが、Oである、(c)A1が、場合によりR1で置換されているCH2である、及び(d)Cy1が、フェニルである場合、 A2Cy2は、NHR4又は場合により置換されているヘテロシクリルではなく; 但し、(a)A1が、CH2CH2Oである;(b)Cy1が、フェニルである、及び(c)A2が、CH2である場合、 Cy2は、オキソで置換されているヘテロシクリルではない]; R1a及びR1bは、各々、(a)水素、或いは(b)(C1−C6)アルキル、(C2−C6)アルケニル、(C2−C6)アルキニル、又は(C1−C3)アルコキシ(C1−C3)アルキル(これらは、場合により、フッ素、ヒドロキシ、(C1−C3)アルコキシ及びH2NC(=O)から独立に選択される3個以下の基で置換されている)から独立に選択され; Aは、直鎖状又は分岐鎖状の(C1−C8)アルキル、(C2−C8)アルケニル又は(C2−C8)アルキニル(これらは、場合により、フッ素、シアノ、オキソ、R4、−OHR4O−、(R4)2N−、R4O2C−、R4S、R4S(=O)−、R4S(=O)2−、R4C(=O)NR4−、(R4)2NC(=O)−、(R4)2NC(=O)O−、(R4)2NC(=O)NR4−、R4OC(=O)NR4−、(R4)2NC(=NCN)NR4−、(R4O)2P(=O)O−、(R4O)2P(=O)NR4−、R4OS(=O)2NR4−、(R4)2NS(=O)2O−、(R4)2NS(=O)2NR4−、R4S(=O)2NR4−、R4SO2NR4−、R4S(=O)2NHC(=O)−、R4S(=O)2NHC(=O)O−、R4S(=O)2NHC(=O)NR4−、R4OS(=O)2NHC(=O)−、R4OS(=O)2NHC(=O)O−、R4OS(=O)2NHC(=O)NR4−、(R4)2NS(=O)2NHC(=O)−、(R4)2NS(=O)2NHC(=O)O−、(R4)2NS(=O)2NHC(=O)NR4−、R4C(=O)NHS(=O)2−、R4C(=O)NHS(=O)2O−、R4C(=O)NHS(=O)2NR4−、R4OC(=O)NHS(=O)2−、R4OC(=O)NHS(=O)2O−、R4OC(=O)NHS(=O)2NR4−、(R4)2NC(=O)NHS(=O)2−、(R4)2NC(=O)NHS(=O)2O−、(R4)2NC(=O)NHS(=O)2NR4−、ヘテロシクリルアミノ(ここで、ヘテロシクリル部分は、場合により、アルキル、ハロアルキル又はオキソで置換されている);ヘテロアリールアミノ(ここで、ヘテロアリール部分は、場合により、アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、アルキルチオ、アルキルスルホニル、ハロゲン、トリフルオロメチル、ジアルキルアミノ、ニトロ、シアノ、CO2H、CONH2、N−モノアルキル−置換アミド、N,N−ジアルキル−置換アミド、又はオキソで置換されている);アリールアミノ(ここで、アリール部分は、場合により、アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、アルキルチオ、アルキルスルホニル、ハロゲン、トリフルオロメチル、ジアルキルアミノ、ニトロ、シアノ、CO2H、CONH2、N−モノアルキル−置換アミド、N,N−ジアルキル−置換アミド、又はオキソで置換されている);及びシクロアルキルアミノ(ここで、シクロアルキル部分は、場合により、アルキル、ハロアルキル又はオキソで置換されている)から独立に選択される4個以下の基で置換されている)であり; tは、1、2又は3であり; Yは、(C1−C6)アルキル又はハロ(C1−C6)アルキルであり; nは、0、1又は2であり; Eは、(a)結合であるか、或いは(b)(C1−C3)アルキレン又は(C1−C2)アルキレニルオキシであり、ここで、Oは、R2に結合しており、これらの各々は、場合により、メチル、エチル、トリフルオロメチル又はオキソから独立に選択される1〜4個の基で置換されており[但し、Qが、NHである場合、ER2は、(C1−C6)アルキル又はベンジルではない]; R2は、(C1−C6)アルキル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル又はヘテロシクリルであり、ここで、各々は、場合により、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素、ニトロ、ヒドロキシ、(C1−C6)アルキル、(C3−C6)シクロアルキル、ヒドロキシ(C3−C6)シクロアルキル、(C4−C7)シクロアルキルアルキル、(C2−C6)アルケニル、ハロ(C2−C6)アルケニル、ヒドロキシ(C2−C6)アルケニル、(C2−C6)アルキニル、(C3−C6)シクロアルキル(C2−C4)アルキニル、ハロ(C1−C6)アルキル、ハロ(C3−C6)シクロアルキル、ハロ(C4−C7)シクロアルキルアルキル、(C1−C6)アルコキシ、(C3−C6)シクロアルコキシ、(C4−C7)シクロアルキルアルコキシ、ハロ(C1−C6)アルコキシ、ハロ(C3−C6)シクロアルコキシ、ハロ(C4−C7)シクロアルキルアルコキシ、(C1−C6)アルキルチオ、(C3−C6)シクロアルキルチオ、(C4−C7)シクロアルキルアルキルチオ、ハロ(C1−C6)アルキルチオ、ハロ(C3−C6)シクロアルキルチオ、ハロ(C4−C7)シクロアルキルアルキルチオ、(C1−C6)アルカンスルフィニル、(C3−C6)シクロアルカンスルフィニル、(C4−C7)シクロアルキルアルカンスルフィニル、ハロ(C1−C6)アルカン−スルフィニル、ハロ(C3−C6)シクロアルカンスルフィニル、ハロ(C4−C7)シクロアルキルアルカンスルフィニル、(C1−C6)アルカンスルホニル、(C3−C6)シクロアルカンスルホニル、(C4−C7)シクロアルキルアルカンスルホニル、ハロ(C1−C6)アルカンスルホニル、ハロ(C3−C6)シクロアルカンスルホニル、ハロ(C4−C7)シクロ−アルキルアルカンスルホニル、(C1−C6)アルキルアミノ、ジ(C1−C6)アルキルアミノ、(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルコキシ、ハロ(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルコキシ、H2NCO、H2NSO2、(C1−C6)アルキルアミノカルボニル、ジ(C1−C6)アルキルアミノカルボニル、(C1−C3)アルコキシ(C1−C3)アルキルアミノカルボニル、ヘテロシクリルカルボニル、(C1−C6)アルキルアミノスルホニル、ジ(C1−C6)アルキルアミノスルホニル、ヘテロシクロスルホニル、(C1−C6)アルキルカルボニルアミノ、(C1−C6)アルキルカルボニルアミノ(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アルキルスルホニルアミノ、(C1−C6)アルキルスルホニルアミノ(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アルコキシカルボニル(C1−C6)アルコキシ、(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルキル、ハロ(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルキル、ヒドロキシ(C1−C6)アルコキシ、ヘテロアリール、オキソ、アミノ(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アルキルアミノ(C1−C6)アルキル、ジ(C1−C6)アルキルアミノ(C1−C6)アルキルアミノ(C2−C6)アルコキシ、(C1−C6)アルキルアミノ(C2−C6)アルコキシ、ジ(C1−C6)アルキルアミノ(C2−C6)アルコキシル;(C1−C6)アルキルカルボニル;(C3−C6)シクロアルキルカルボニル、(C3−C6)シクロアルキルアミノカルボニル、{(C3−C6)シクロアルキル}{(C1−C6)アルキル}アミノカルボニル、ジ(C3−C6)シクロアルキルアミノカルボニル、(C3−C6)シクロアルキルアミノスルホニル、{(C3−C6)シクロアルキル}{(C1−C6)アルキル}アミノスルホニル、ジ(C3−C6)シクロアルキルアミノスルホニル、シアノ(C1−C6)アルキル、アミノカルボニル(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アルキルアミノカルボニル(C1−C6)アルキル、ジ(C1−C6)アルキルアミノカルボニル(C1−C6)アルキル、(C3−C6)シクロアルキルアミノカルボニル(C1−C6)アルキル、{(C3−C6)シクロアルキル}{(C1−C6)アルキル}アミノカルボニル(C1−C6)アルキル及びジ(C3−C6)シクロアルキルアミノカルボニル(C1−C6)アルキルから独立に選択される4個以下の基で置換されており; ここで、R2で表される基に関する1〜4個の置換基は、アミノ、シアノ、カルボキシ、(C1−C6)アルコキシカルボニル及びヒドロキシ(C1−C6)アルキルから更に選択され、Eが、結合、又は、(C1−C3)アルキレンである場合、tは、1であり、そしてQは、O又はCH2であり[但し、ER2は、CH2Cl、CH2OH、CHO又はCH2Oフェニルではない] [但し、(a)tが、2である;(b)Eが、結合である、及び(c)R2が、フェニルである場合、 R2は、(C1−C6)アルコキシ、(C3−C6)シクロアルコキシ、(C4−C7)シクロアルキルアルコキシ、ハロ(C1−C6)アルコキシ、ハロ(C3−C6)シクロアルコキシ、ハロ(C4−C7)シクロアルキルアルコキシで置換されていない; 但し、(a)A1が、結合である;(b)R1が、存在しない;(c)Cy1が、フェニルである;(d)A2が、結合である、(e)Cy2が、Hである、及び(f)Eが、結合である場合、 R2は、非置換フェニルではない; 但し、(a)tが、1である;(b)Qが、NR5である;(c)A1が、結合である;(d)R1が、存在しない;(e)Cy1が、場合により置換されているフェニルである;(f)A2が、結合である;(g)Cy2が、Hである場合、 ER2は、非置換(C1−C6)アルキルではない]; Qは、O、NR5又はCH2であり; 各R4は、H、(C1−C6)アルキル、ハロ(C1−C6)アルキル、アミノ(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アルキルアミノ(C1−C6)アルキル、ジ(C1−C6)アルキルアミノ(C1−C6)アルキル、ヒドロキシ(C1−C6)アルキル、及び(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルキルから独立に選択され;そして 各R5は、独立に、H、(C1−C6)アルキル、ハロ(C1−C6)アルキル、又はヒドロキシ(C1−C6)アルキルである}のように定義されている、又はその薬学的に許容しうる塩、エナンチオマー若しくはジアステレオマーである。] [0019] 別の実施態様は、i)薬学的に許容しうる担体又は希釈剤、及びii)式(I)、(I1〜I26)、(Ia1〜3)、(Ib1〜3)、(Ic1〜3)、(Id1〜3)、(Ie1〜3)、(If1〜3)、(Ig1〜3)、(Ih1〜3)、(Ii1〜3)若しくは(Ij1〜3)の化合物、又はその薬学的に許容しうる塩、エナンチオマー若しくはジアステレオマーである。] [0020] 本発明の別の実施態様は、11β−HSD1活性を阻害する方法であって、かかる処置を必要とする哺乳動物に、有効量の式(I)、(I1〜I26)、(Ia1〜3)、(Ib1〜3)、(Ic1〜3)、(Id1〜3)、(Ie1〜3)、(If1〜3)、(Ig1〜3)、(Ih1〜3)、(Ii1〜3)若しくは(Ij1〜3)の化合物、又はその薬学的に許容しうる塩、エナンチオマー若しくはジアステレオマーを投与する工程を含む方法である。。] [0021] 本発明の別の実施態様は、11β−HSD1の活性又は発現に関連する疾患を持つ被験者の処置方法であって、被験者に有効量の式(I)、(I1〜I26)、(Ia1〜3)、(Ib1〜3)、(Ic1〜3)、(Id1〜3)、(Ie1〜3)、(If1〜3)、(Ig1〜3)、(Ih1〜3)、(Ii1〜3)若しくは(Ij1〜3)の化合物、又はその薬学的に許容しうる塩、エナンチオマー若しくはジアステレオマーを投与する工程を含む方法である。] [0022] 本発明の別の実施態様は、かかる処置を必要とする哺乳動物において11β−HSD1活性を阻害するための医薬の製造用の、式(I)、(I1〜I26)、(Ia1〜3)、(Ib1〜3)、(Ic1〜3)、(Id1〜3)、(Ie1〜3)、(If1〜3)、(Ig1〜3)、(Ih1〜3)、(Ii1〜3)若しくは(Ij1〜3)の化合物、又はその薬学的に許容しうる塩、エナンチオマー若しくはジアステレオマーの使用である。] [0023] 本発明の別の実施態様は、11β−HSD1の活性又は発現に関連する疾患を持つ被験者を処置するための医薬の製造用の、式(I)、(I1〜I26)、(Ia1〜3)、(Ib1〜3)、(Ic1〜3)、(Id1〜3)、(Ie1〜3)、(If1〜3)、(Ig1〜3)、(Ih1〜3)、(Ii1〜3)若しくは(Ij1〜3)の化合物、又はその薬学的に許容しうる塩、エナンチオマー若しくはジアステレオマーの使用である。] [0024] 本発明の別の実施態様は、かかる処置を必要とする哺乳動物において11β−HSD1活性を阻害するのに使用するための、式(I)、(I1〜I26)、(Ia1〜3)、(Ib1〜3)、(Ic1〜3)、(Id1〜3)、(Ie1〜3)、(If1〜3)、(Ig1〜3)、(Ih1〜3)、(Ii1〜3)若しくは(Ij1〜3)の化合物、又はその薬学的に許容しうる塩、エナンチオマー若しくはジアステレオマーである。] [0025] 本発明の別の実施態様は、11β−HSD1の活性又は発現に関連する疾患を持つ被験者を処置するために使用するための、式(I)、(I1〜I26)、(Ia1〜3)、(Ib1〜3)、(Ic1〜3)、(Id1〜3)、(Ie1〜3)、(If1〜3)、(Ig1〜3)、(Ih1〜3)、(Ii1〜3)若しくは(Ij1〜3)の化合物、又はその薬学的に許容しうる塩、エナンチオマー若しくはジアステレオマーである。] [0026] 本発明は、11β−HSD1を、本発明の式(I)、(I1〜I26)、(Ia1〜3)、(Ib1〜3)、(Ic1〜3)、(Id1〜3)、(Ie1〜3)、(If1〜3)、(Ig1〜3)、(Ih1〜3)、(Ii1〜3)又は(Ij1〜3)の化合物と接触させることによる、11β−HSD1を阻害する方法を更に提供する。] [0027] 本発明は、本発明の式(I)、(I1〜I26)、(Ia1〜3)、(Ib1〜3)、(Ic1〜3)、(Id1〜3)、(Ie1〜3)、(If1〜3)、(Ig1〜3)、(Ih1〜3)、(Ii1〜3)又は(Ij1〜3)の化合物を使用する、細胞内でのコルチゾールへのコルチゾンの変換を阻害する又は減少させる方法を更に提供する。] [0028] 本発明は、本発明の式(I)、(I1〜I26)、(Ia1〜3)、(Ib1〜3)、(Ic1〜3)、(Id1〜3)、(Ie1〜3)、(If1〜3)、(Ig1〜3)、(Ih1〜3)、(Ii1〜3)又は(Ij1〜3)の化合物を使用する、細胞内でのコルチゾールの産生を阻害する又は減少させる方法を更に提供する。] [0029] 本発明は、本発明の式(I)、(I1〜I26)、(Ia1〜3)、(Ib1〜3)、(Ic1〜3)、(Id1〜3)、(Ie1〜3)、(If1〜3)、(Ig1〜3)、(Ih1〜3)、(Ii1〜3)又は(Ij1〜3)の化合物を使用する、それを必要とする被験者におけるインスリン感受性を増加させる方法を更に提供する。] [0030] 発明の詳細な説明 本発明は、1型11β−ヒドロキシステロイドデヒドロゲナーゼ(11β−HSD1)の有効な阻害剤である、新規な化合物を提供する。] [0031] 上記構造式(I)における変数に関する値及び代替値は、下記に提供される:] [0032] R1は、(a)存在しないか、或いは(b)(C1−C6)アルキル、(C2−C6)アルケニル、(C2−C6)アルキニル、又は(C1−C3)アルコキシ(C1−C3)アルキルから選択され、ここで、各々は、場合により、フッ素、シアノ、オキソ、R4、R4O−、(R4)2N−、R4O2C−、R4S、R4S(=O)−、R4S(=O)2−、R4C(=O)NR4−、(R4)2NC(=O)−、(R4)2NC(=O)O−、(R4)2NC(=O)NR4−、R4OC(=O)NR4−、(R4)2NC(=NCN)NR4−、(R4O)2P(=O)O−、(R4O)2P(=O)NR4−、R4OS(=O)2NR4−、(R4)2NS(=O)2O−、(R4)2NS(=O)2NR4−、R4S(=O)2NR4−、R4S(=O)2NHC(=O)−、R4S(=O)2NHC(=O)O−、R4S(=O)2NHC(=O)NR4−、R4OS(=O)2NHC(=O)−、R4OS(=O)2NHC(=O)O−、R4OS(=O)2NHC(=O)NR4−、(R4)2NS(=O)2NHC(=O)−、(R4)2NS(=O)2NHC(=O)O−、(R4)2NS(=O)2NHC(=O)NR4−、R4C(=O)NHS(=O)2−、R4C(=O)NHS(=O)2O−、R4C(=O)NHS(=O)2NR4−、R4OC(=O)NHS(=O)2−、R4OC(=O)NHS(=O)2O−、R4OC(=O)NHS(=O)2NR4−、(R4)2NC(=O)NHS(=O)2−、(R4)2NC(=O)NHS(=O)2O−、(R4)2NC(=O)NHS(=O)2NR4−、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロアリール、アリールアミノ及びヘテロアリールアミノから独立に選択される4個以下の基で置換されている。別の実施態様において、R1は、(C1−C6)アルキルである。別の実施態様において、R1は、存在しないか、或いは、場合により置換されているメチル又はエチルである。或いは、R1は、場合により置換されているメチル又はエチルである。更に別の態様において、R1は、置換されていない。] [0033] A1は、(a)結合、或いは(b)(C1−C3)アルキレン、CH2CH2O(ここで、酸素は、Cy1に結合している)、又はCH2C(=O)(ここで、カルボニル炭素は、Cy1に結合している)である。別の実施態様において、A1は、(C1−C3)アルキレンである。或いは、A1は、(C2−C3)アルキレンである。別の実施態様において、A1は、結合である。更に別の態様において、A1は、メチレンである。或いは、A1は、結合である。] [0034] Cy1は、アリール、ヘテロアリール、単環式シクロアルキル又はヘテロシクリルであり、ここで、各々は、場合により、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素、シアノ、ニトロ、アミノ、ヒドロキシ、カルボキシ、(C1−C6)アルキル、ヒドロキシ(C1−C6)アルキル、(C3−C6)シクロアルキル、ヒドロキシ(C3−C6)シクロアルキル、(C4−C7)シクロアルキルアルキル、(C2−C6)アルケニル、ハロ(C2−C6)アルケニル、ヒドロキシ(C2−C6)アルケニル、(C2−C6)アルキニル、(C3−C6)シクロアルキル(C2−C4)アルキニル、ハロ(C1−C6)アルキル、ハロ(C3−C6)シクロアルキル、ハロ(C4−C7)シクロアルキルアルキル、(C1−C6)アルコキシ、(C3−C6)シクロアルコキシ、(C4−C7)シクロアルキルアルコキシ、ハロ(C1−C6)アルコキシ、ハロ(C3−C6)シクロアルコキシ、ハロ(C4−C7)シクロアルキルアルコキシ、(C1−C6)アルキルチオ、(C3−C6)シクロアルキルチオ、(C4−C7)シクロアルキルアルキルチオ、ハロ(C1−C6)アルキルチオ、ハロ(C3−C6)シクロアルキルチオ、ハロ(C4−C7)シクロアルキルアルキルチオ、(C1−C6)アルカンスルフィニル、(C3−C6)シクロアルカンスルフィニル、(C4−C7)シクロアルキルアルカンスルフィニル、ハロ(C1−C6)アルカン−スルフィニル、ハロ(C3−C6)シクロアルカンスルフィニル、ハロ(C4−C7)シクロアルキルアルカンスルフィニル、(C1−C6)アルカンスルホニル、(C3−C6)シクロアルカンスルホニル、(C4−C7)シクロアルキルアルカンスルホニル、ハロ(C1−C6)アルカンスルホニル、ハロ(C3−C6)シクロアルカンスルホニル、ハロ(C4−C7)シクロ−アルキルアルカンスルホニル、(C1−C6)アルキルアミノ、ジ(C1−C6)アルキルアミノ、(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルコキシ、ハロ(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルコキシ、(C1−C6)アルコキシカルボニル、H2NCO、H2NSO2、(C1−C6)アルキルアミノカルボニル、ジ(C1−C6)アルキルアミノカルボニル、(C1−C3)アルコキシ(C1−C3)アルキルアミノカルボニル、ヘテロシクリルカルボニル、(C1−C6)アルキルアミノスルホニル、ジ(C1−C6)アルキルアミノスルホニル、ヘテロシクロスルホニル、(C1−C6)アルキルカルボニルアミノ、(C1−C6)アルキルカルボニルアミノ(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アルキルスルホニルアミノ、(C1−C6)アルキルスルホニルアミノ(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アルコキシカルボニル(C1−C6)アルコキシ、(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルキル、ハロ(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルキル、ヒドロキシ(C1−C6)アルコキシ、ヘテロアリール、オキソ、アミノ(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アルキルアミノ(C1−C6)アルキル、ジ(C1−C6)アルキルアミノ(C1−C6)アルキル アミノ(C2−C6)アルコキシ、(C1−C6)アルキルアミノ(C2−C6)アルコキシ、ジ(C1−C6)アルキルアミノ(C2−C6)アルコキシル、及び(C1−C6)アルキルカルボニルから独立に選択される1〜4個の基で置換されている[但し、(a)tが、2であり、そしてQが、O又はCH2であるか、或いは、tが、1であり、そしてQが、Oである、(b)A1が、場合によりR1で置換されているCH2である、及び(c)A2が、結合である場合、Cy2は、A1に結合しているCy1の環原子に対してメタ又はパラであり、そしてCy1で表されるアリール、ヘテロアリール、単環式シクロアルキル又はヘテロシクリルは、臭素、ヨウ素、アミノ、ハロ(C1−C6)アルキルで、A1に結合している炭素原子に対して環原子オルトで置換されていない]。別の実施態様において、Cy1は、場合により置換されているアリール、又は場合により置換されているヘテロアリールである。別の実施態様において、Cy1は、場合により置換されているフェニル、シクロヘキシル、ピリジル、N−オキソ−ピリジル、チアゾリル又はピリミジニル(これらは、場合によりハロ、メチル、トリフルオロメチル、ヒドロキシ、メトキシ、メトキシカルボニル、カルボキシ、エトキシカルボニルメトキシ及び2−ヒドロキシ−2−メチルプロポキシから独立に選択される1〜4個の基で置換されている)である。別の実施態様において、Cy1は、場合により置換されているフェニル、又は場合により置換されているピリジルである。或いは、Cy1は、場合により置換されているフェニルである。別の実施態様において、Cy1は、フッ素、又は臭素で置換されているフェニルである。] [0035] A2は、(a)結合、O、S又はNR4であるか;或いは(b)(C1−C3)アルキレン又は(C1−C2)アルキレンオキシであり、これらの各々は、場合により、メチル、エチル、トリフルオロメチル又はオキソから独立に選択される1〜4個の基で置換されている。別の実施態様において、A2は、結合、O又はOCH2COである。別の実施態様において、A2は、結合である。] [0036] Cy2は、(a)水素であるか、或いは(b)アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル又はヘテロシクリルであり、ここで、各々は、場合により、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素、シアノ、ニトロ、アミノ、ヒドロキシ、カルボキシ、(C1−C6)アルキル、ヒドロキシ(C1−C6)アルキル、(C3−C6)シクロアルキル、ヒドロキシ(C3−C6)シクロアルキル、(C4−C7)シクロアルキルアルキル、(C2−C6)アルケニル、ハロ(C2−C6)アルケニル、ヒドロキシ(C2−C6)アルケニル、(C2−C6)アルキニル、(C3−C6)シクロアルキル(C2−C4)アルキニル、ハロ(C1−C6)アルキル、ハロ(C3−C6)シクロアルキル、ハロ(C4−C7)シクロアルキルアルキル、(C1−C6)アルコキシ、(C3−C6)シクロアルコキシ、(C4−C7)シクロアルキルアルコキシ、ハロ(C1−C6)アルコキシ、ハロ(C3−C6)シクロアルコキシ、ハロ(C4−C7)シクロアルキルアルコキシ、(C1−C6)アルキルチオ、(C3−C6)シクロアルキルチオ、(C4−C7)シクロアルキルアルキルチオ、ハロ(C1−C6)アルキルチオ、ハロ(C3−C6)シクロアルキルチオ、ハロ(C4−C7)シクロアルキルアルキルチオ、(C1−C6)アルカンスルフィニル、(C3−C6)シクロアルカンスルフィニル、(C4−C7)シクロアルキルアルカンスルフィニル、ハロ(C1−C6)アルカン−スルフィニル、ハロ(C3−C6)シクロアルカンスルフィニル、ハロ(C4−C7)シクロアルキルアルカンスルフィニル、(C1−C6)アルカンスルホニル、(C3−C6)シクロアルカンスルホニル、(C4−C7)シクロアルキルアルカンスルホニル、ハロ(C1−C6)アルカンスルホニル、ハロ(C3−C6)シクロアルカンスルホニル、ハロ(C4−C7)シクロ−アルキルアルカンスルホニル、(C1−C6)アルキルアミノ、ジ(C1−C6)アルキルアミノ、(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルコキシ、ハロ(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルコキシ、(C1−C6)アルコキシカルボニル、H2NCO、H2NSO2、(C1−C6)アルキルアミノカルボニル、ジ(C1−C6)アルキルアミノカルボニル、(C1−C3)アルコキシ(C1−C3)アルキルアミノカルボニル、ヘテロシクリルカルボニル、(C1−C6)アルキルアミノスルホニル、ジ(C1−C6)アルキルアミノスルホニル、ヘテロシクロスルホニル、(C1−C6)アルキルカルボニルアミノ、(C1−C6)アルキルカルボニルアミノ(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アルキルスルホニルアミノ、(C1−C6)アルキルスルホニルアミノ(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アルコキシカルボニル(C1−C6)アルコキシ、(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルキル、ハロ(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルキル、ヒドロキシ(C1−C6)アルコキシ、ヘテロアリール、オキソ、アミノ(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アルキルアミノ(C1−C6)アルキル、ジ(C1−C6)アルキルアミノ(C1−C6)アルキル アミノ(C2−C6)アルコキシ、(C1−C6)アルキルアミノ(C2−C6)アルコキシ、ジ(C1−C6)アルキルアミノ(C2−C6)アルコキシル、及び(C1−C6)アルキルカルボニルから独立に選択される1〜4個の基で置換されている[但し、(a)tが、1である;(b)Qが、Oである、(c)A1が、場合により、R1で置換されているCH2である、及び(d)Cy1が、フェニルである場合、A2Cy2は、NHR4ではなく、そしてCy2は、場合により置換されているヘテロシクリルではない]。別の実施態様において、Cy2は、場合により置換されているアリール、又は場合により置換されているヘテロアリールである。別の実施態様において、Cy2は、水素、フェニル、チエニル、ピリジル、N−オキソ−ピリジル、シクロプロピル、ピペリジニル又はピペラジニル(これらは、場合により、ハロ、ヒドロキシ、メトキシ、ヒドロキシメチル、メトキシカルボニル、アミノ、カルバモイル、メチルカルバモイル、ジメチルカルバモイル、(2−メトキシエチル)アミノカルボニル、アセチルアミノメチル、メチルスルホニル、メチルスルホニルアミノ、メチルアミノスルホニル、イソプロピルアミノスルホニル、ジメチルアミノスルホニル、ピロリジン−1−スルホニル、メチルスルホニルアミノメチル又はテトラゾリルから独立に選択される1〜4個の基で置換されている)である。別の実施態様において、Cy2は、場合により置換されているフェニル、又は場合により置換されているピリジルである。或いは、Cy2は、場合により置換されているフェニルである。別の実施態様において、Cy2は、塩素又はフッ素から独立に選択される1〜4個の基で置換されているフェニルである。或いは、Cy2は、ジフルオロフェニルである。別の実施態様において、Cy2は水素である。別の実施態様において、Cy2はシクロプロピルである。] [0037] R1a及びR1bは、各々、(a)水素、或いは(b)(C1−C6)アルキル、(C2−C6)アルケニル、(C2−C6)アルキニル、又は(C1−C3)アルコキシ(C1−C3)アルキル(これらは、場合により、フッ素、ヒドロキシ、(C1−C3)アルコキシ及びH2NC(=O)から各々独立に選択される3個以下の基で置換されている)から独立に選択される。別の実施態様において、R1a及びR1bは、各々独立に、H又は(C1−C6)アルキルである。更に別の実施態様において、R1a及びR1bは、各々独立に、H、メチル、又はエチルである。別の実施態様において、R1aは、メチル又はエチルである。更に別の実施態様において、R1aは、メチルである。別の実施態様において、R1bは、メチル又は水素である。或いは、R1bは、水素である。] [0038] Aは、直鎖状又は分岐鎖状の(C1−C8)アルキル、(C2−C8)アルケニル、又は(C2−C8)アルキニル(これらは、場合により、フッ素、シアノ、オキソ、R4、−OHR4O−、(R4)2N−、R4O2C−、R4S、R4S(=O)−、R4S(=O)2−、R4C(=O)NR4−、(R4)2NC(=O)−、(R4)2NC(=O)O−、(R4)2NC(=O)NR4−、R4OC(=O)NR4−、(R4)2NC(=NCN)NR4−、(R4O)2P(=O)O−、(R4O)2P(=O)NR4−、R4OS(=O)2NR4−、(R4)2NS(=O)2O−、(R4)2NS(=O)2NR4−、R4S(=O)2NR4−、R4SO2NR4−、R4S(=O)2NHC(=O)−、R4S(=O)2NHC(=O)O−、R4S(=O)2NHC(=O)NR4−、R4OS(=O)2NHC(=O)−、R4OS(=O)2NHC(=O)O−、R4OS(=O)2NHC(=O)NR4−、(R4)2NS(=O)2NHC(=O)−、(R4)2NS(=O)2NHC(=O)O−、(R4)2NS(=O)2NHC(=O)NR4−、R4C(=O)NHS(=O)2−、R4C(=O)NHS(=O)2O−、R4C(=O)NHS(=O)2NR4−、R4OC(=O)NHS(=O)2−、R4OC(=O)NHS(=O)2O−、R4OC(=O)NHS(=O)2NR4−、(R4)2NC(=O)NHS(=O)2−、(R4)2NC(=O)NHS(=O)2O−、(R4)2NC(=O)NHS(=O)2NR4−、ヘテロシクリルアミノ(ここで、ヘテロシクリル部分は、場合により、アルキル、ハロアルキル又はオキソで置換されている);ヘテロアリールアミノ(ここで、ヘテロアリール部分は、場合により、アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、アルキルチオ、アルキルスルホニル、ハロゲン、トリフルオロメチル、ジアルキルアミノ、ニトロ、シアノ、CO2H、CONH2、N−モノアルキル−置換アミド、N,N−ジアルキル−置換アミド、又はオキソで置換されている);アリールアミノ(ここで、アリール部分は、場合により、アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、アルキルチオ、アルキルスルホニル、ハロゲン、トリフルオロメチル、ジアルキルアミノ、ニトロ、シアノ、CO2H、CONH2、N−モノアルキル−置換アミド、N,N−ジアルキル−置換アミド、又はオキソで置換されている);及びシクロアルキルアミノ(ここで、シクロアルキル部分は、場合により、アルキル、ハロアルキル又はオキソで置換されている)から独立に選択される4個以下の基で置換されている)である。別の実施態様において、Aは、ヒドロキシ(C1−C6)アルキル、又は(C1−C2)アルコキシ(C1−C6)アルキルである。別の実施態様において、Aは、(C1−C4)アルキルカルボニルアミノ(C1−C4)アルキルである。更に別の実施態様において、Aは、モノ(C1−C2)アルキルアミノカルボニル(C1−C4)アルキル、又はジ(C1−C2)アルキルアミノカルボニル(C1−C4)アルキルである。或いは、Aは、2−ピリミジニル−アミノ(C1−C6)アルキル;2−ピリジル−アミノ(C1−C6)アルキル;モノ(C1−C2)アルキルアミノ(C1−C4)アルキル、又はジ(C1−C2)アルキルアミノ(C1−C4)アルキルであり、ここで、ピリミジニル及びピリジルは、各々、場合により、メチル又はエチルで置換されている。或いは、Aは、場合により、ハロゲンで置換されている(C1−C6)アルキルである。別の実施態様において、Aは(C1−C4)アルキルスルホニル(C1−C4)アルキルである。別の実施態様において、Aは、(C1−C4)アルキルスルホニルアミノ(C1−C4)アルキルである。別の実施態様において、Aは、(C1−C4)アルコキシアルキルアミノ(C1−C4)アルキルである。或いは、Aは、モノ(C1−C4)アルキルアミノカルボニル(C1−C4)アルキル、又はジ(C1−C4)アルキルアミノカルボニル(C1−C4)アルキルである。或いは、Aは、メチル、エチル、イソプロピル又はt−ブチルである。或いは、Aは、メチル又はt−ブチルである。] [0039] tは、1、2又は3である。或いは、tは、1又は2である。或いは、tは、1である。或いは、tは、2である。] [0040] Yは、(C1−C6)アルキル又はハロ(C1−C6)アルキルである。] [0041] nは、0、1又は2である。或いは、nは、0である。] [0042] Eは、(a)結合であるか、或いは(b)(C1−C3)アルキレン又は(C1−C2)アルキレニルオキシであり、ここで、Oは、R2に結合しており、これらの各々は、場合により、メチル、エチル、トリフルオロメチル又はオキソから独立に選択される1〜4個の基で置換されている。或いは、Eは、結合、又は(C1−C3)アルキレン(これは、場合により、メチル、エチル、トリフルオロメチル又はオキソから独立に選択される1〜4個の基で置換されている)である。或いは、Eは、結合、又はCH2である。或いは、Eは、結合である。] [0043] R2は、(C1−C6)アルキル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル又はヘテロシクリルであり、ここで、各々は、場合により、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素、ニトロ、ヒドロキシ、(C1−C6)アルキル、(C3−C6)シクロアルキル、ヒドロキシ(C3−C6)シクロアルキル、(C4−C7)シクロアルキルアルキル、(C2−C6)アルケニル、ハロ(C2−C6)アルケニル、ヒドロキシ(C2−C6)アルケニル、(C2−C6)アルキニル、(C3−C6)シクロアルキル(C2−C4)アルキニル、ハロ(C1−C6)アルキル、ハロ(C3−C6)シクロアルキル、ハロ(C4−C7)シクロアルキルアルキル、(C1−C6)アルコキシ、(C3−C6)シクロアルコキシ、(C4−C7)シクロアルキルアルコキシ、ハロ(C1−C6)アルコキシ、ハロ(C3−C6)シクロアルコキシ、ハロ(C4−C7)シクロアルキルアルコキシ、(C1−C6)アルキルチオ、(C3−C6)シクロアルキルチオ、(C4−C7)シクロアルキルアルキルチオ、ハロ(C1−C6)アルキルチオ、ハロ(C3−C6)シクロアルキルチオ、ハロ(C4−C7)シクロアルキルアルキルチオ、(C1−C6)アルカンスルフィニル、(C3−C6)シクロアルカンスルフィニル、(C4−C7)シクロアルキルアルカンスルフィニル、ハロ(C1−C6)アルカン−スルフィニル、ハロ(C3−C6)シクロアルカンスルフィニル、ハロ(C4−C7)シクロアルキルアルカンスルフィニル、(C1−C6)アルカンスルホニル、(C3−C6)シクロアルカンスルホニル、(C4−C7)シクロアルキルアルカンスルホニル、ハロ(C1−C6)アルカンスルホニル、ハロ(C3−C6)シクロアルカンスルホニル、ハロ(C4−C7)シクロ−アルキルアルカンスルホニル、(C1−C6)アルキルアミノ、ジ(C1−C6)アルキルアミノ、(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルコキシ、ハロ(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルコキシ、H2NCO、H2NSO2、(C1−C6)アルキルアミノカルボニル、ジ(C1−C6)アルキルアミノカルボニル、(C1−C3)アルコキシ(C1−C3)アルキルアミノカルボニル、ヘテロシクリルカルボニル、(C1−C6)アルキルアミノスルホニル、ジ(C1−C6)アルキルアミノスルホニル、ヘテロシクロスルホニル、(C1−C6)アルキルカルボニルアミノ、(C1−C6)アルキルカルボニルアミノ(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アルキルスルホニルアミノ、(C1−C6)アルキルスルホニルアミノ(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アルコキシカルボニル(C1−C6)アルコキシ、(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルキル、ハロ(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルキル、ヒドロキシ(C1−C6)アルコキシ、ヘテロアリール、オキソ、アミノ(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アルキルアミノ(C1−C6)アルキル、ジ(C1−C6)アルキルアミノ(C1−C6)アルキル アミノ(C2−C6)アルコキシ、(C1−C6)アルキルアミノ(C2−C6)アルコキシ、ジ(C1−C6)アルキルアミノ(C2−C6)アルコキシル、及び(C1−C6)アルキルカルボニルから独立に選択される4個以下の基で置換されており;ここで、R2で表される基に関する1〜4個の置換基は、アミノ、シアノ、カルボキシ、(C1−C6)アルコキシカルボニル及びヒドロキシ(C1−C6)アルキルから更に選択され、Eが、結合、又は、(C1−C3)アルキレンである場合、tは、1であり、そしてQは、O又はCH2である[但し、ER2は、CH2Cl、CH2OH、CHO又はCH2Oフェニルではない]。別の実施態様において、R2は、場合により置換されているアリール、場合により置換されているヘテロアリール、又は場合により置換されているシクロアルキルである。別の実施態様において、R2は、各々、場合により、ハロ又はメチルで置換されている、フェニル、チエニル又はピリジルである。別の実施態様において、R2は、場合により置換されているフェニル、場合により置換されているチエニル、又は場合により置換されているピリジルである。別の実施態様において、R2は、場合により、ハロ、メチル、メチルチオ、又は(4−モルホリノ)メチルから選択される1個の基で置換されている、フェニル又はピリジルである。更に別の実施態様において、R2は、場合により置換されているフェニル、又は4−フルオロフェニルである。更に別の実施態様において、R2は、場合により置換されているフェニルである。或いは、R2は、フルオロフェニルである。別の選択肢において、R2は、アルキル、ピリジニル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ハロアルキル;非置換フェニル、フェニル(フルオロ、クロロ、ブロモ、ハロアルキル、アルコキシ、ヒドロキシ、ハロアルキル及びハロアルコキシから独立に選択される1〜3個の置換基で置換されている)、フェニルアルキル又はピリジニルアルキル(ここで、フェニルアルキル及びピリジニルアルキルは、場合により、アルキル、ハロゲン、ハロアルキル及びヒドロキシから独立に選択される1〜3個の置換基で置換されている)、オキセタン、又はアルキルで置換されているオキセタン、フェニルアルコキシアルキル、又はフェニルアルコキシアルキル(アルキル及びハロゲンから独立選択される1〜3個の置換基で置換されている)、ヒドロキシアルキル、ピリジニルオキシアルキル、又はシアノで置換されているピリジニルオキシアルキルではない。] [0044] Qは、O、NR5又はCH2である。別の実施態様において、Qは、CH2である。別の実施態様において、Qは、Oである。更に別の実施態様において、Qは、NR5である。] [0045] 各R4は、H、(C1−C6)アルキル、ハロ(C1−C6)アルキル、アミノ(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アルキルアミノ(C1−C6)アルキル、ジ(C1−C6)アルキルアミノ(C1−C6)アルキル、ヒドロキシ(C1−C6)アルキル、及び(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルキルから独立に選択され;そして 各R5は、独立に、H、(C1−C6)アルキル、ハロ(C1−C6)アルキル、又はヒドロキシ(C1−C6)アルキルであり; 又はその薬学的に許容しうる塩、エナンチオマー若しくはジアステレオマー。] [0046] 別の実施態様は、構造式(I1):] [0047] [式中、Q、R2、E、A、R1a、R1b、Y、n及びtに関する値及び代替値は、上記式(I)と同義である]で示される化合物、又はその薬学的に許容しうる塩、エナンチオマー若しくはジアステレオマーである。] [0048] 別の実施態様は、構造式(I2):] [0049] [式中、Q、R2、E、A、R1a、R1b、Y及びnに関する値及び代替値は、上記式(I)と同義である]で示される化合物、又はその薬学的に許容しうる塩、エナンチオマー若しくはジアステレオマーである。] [0050] 別の実施態様は、構造式(I3):] [0051] [式中、Q、R2、E、A、R1a、R1b、Y及びnに関する値及び代替値は、上記式(I)と同義である]で示される化合物、又はその薬学的に許容しうる塩、エナンチオマー若しくはジアステレオマーである。] [0052] 別の実施態様は、構造式(I4):] [0053] [式中、Q、R2、E、A、R1a、R1b、Y及びnに関する値及び代替値は、上記式(I)と同義である]で示される化合物、又はその薬学的に許容しうる塩、エナンチオマー若しくはジアステレオマーである。] [0054] 別の実施態様は、構造式(I5):] [0055] [式中、R2、E、A、R1a、R1b、Y及びnに関する値及び代替値は、上記式(I)と同義である]で示される化合物、又はその薬学的に許容しうる塩、エナンチオマー若しくはジアステレオマーである。] [0056] 別の実施態様は、構造式(I6):] [0057] [式中、R2、E、A、R1a、R1b、Y及びnに関する値及び代替値は、上記式(I)と同義である]で示される化合物、又はその薬学的に許容しうる塩、エナンチオマー若しくはジアステレオマーである。] [0058] 別の実施態様は、構造式(I7):] [0059] [式中、R2、E、A、R1a、R1b、Y及びnに関する値及び代替値は、上記式(I)と同義である]で示される化合物、又はその薬学的に許容しうる塩、エナンチオマー若しくはジアステレオマーである。] [0060] 別の実施態様は、構造式(I8):] [0061] [式中、R2、E、A、R1a、R1b、Y及びnに関する値及び代替値は、上記式(I)と同義である]で示される化合物、又はその薬学的に許容しうる塩、エナンチオマー若しくはジアステレオマーである。] [0062] 別の実施態様は、構造式(I9):] [0063] [式中、R2、E、A、R1a、R1b、Y及びnに関する値及び代替値は、上記式(I)と同義である]で示される化合物、又はその薬学的に許容しうる塩、エナンチオマー若しくはジアステレオマーである。] [0064] 別の実施態様は、構造式(I10):] [0065] [式中、R2、E、A、R1a、R1b、Y及びnに関する値及び代替値は、上記式(I)と同義である]で示される化合物、又はその薬学的に許容しうる塩、エナンチオマー若しくはジアステレオマーである。] [0066] 別の実施態様は、構造式(I11):] [0067] [式中、R2、E、A、R1a、R1b、Y及びnに関する値及び代替値は、上記式(I)と同義である]で示される化合物、又はその薬学的に許容しうる塩、エナンチオマー若しくはジアステレオマーである。] [0068] 別の実施態様は、構造式(I12):] [0069] [式中、R2、E、A、R1a、R1b、Y及びnに関する値及び代替値は、上記式(I)と同義である]で示される化合物、又はその薬学的に許容しうる塩、エナンチオマー若しくはジアステレオマーである。] [0070] 別の実施態様は、構造式(I13):] [0071] [式中、R2、E、A、R1a、R1b、Y及びnに関する値及び代替値は、上記式(I)と同義である]で示される化合物、又はその薬学的に許容しうる塩、エナンチオマー若しくはジアステレオマーである。] [0072] 別の実施態様は、構造式(I14):] [0073] [式中、Q、R2、E、A1、R1、Cy1、A2、Cy2、Y、n及びtに関する値及び代替値は、上記式(I)と同義である]で示される化合物、又はその薬学的に許容しうる塩、エナンチオマー若しくはジアステレオマーである。] [0074] 別の実施態様は、構造式(I15):] [0075] [式中、Q、R2、E、A1、R1、Cy1、A2、Cy2、Y及びnに関する値及び代替値は、上記式(I)と同義である]で示される化合物、又はその薬学的に許容しうる塩、エナンチオマー若しくはジアステレオマーである。] [0076] 別の実施態様は、構造式(I16):] [0077] [式中、Q、R2、E、A1、R1、Cy1、A2、Cy2、Y及びnに関する値及び代替値は、上記式(I)と同義である]で示される化合物、又はその薬学的に許容しうる塩、エナンチオマー若しくはジアステレオマーである。] [0078] 別の実施態様は、構造式(I17):] [0079] [式中、Q、R2、E、A1、R1、Cy1、A2、Cy2、Y及びnに関する値及び代替値は、上記式(I)と同義である]で示される化合物、又はその薬学的に許容しうる塩、エナンチオマー若しくはジアステレオマーである。] [0080] 別の実施態様は、構造式(I18):] [0081] [式中、R2、E、A1、R1、Cy1、A2、Cy2、Y及びnに関する値及び代替値は、上記式(I)と同義である]で示される化合物、又はその薬学的に許容しうる塩、エナンチオマー若しくはジアステレオマーである。] [0082] 別の実施態様は、構造式(I19):] [0083] [式中、R2、E、A1、R1、Cy1、A2、Cy2、Y及びnに関する値及び代替値は、上記式(I)と同義である]で示される化合物、又はその薬学的に許容しうる塩、エナンチオマー若しくはジアステレオマーである。] [0084] 別の実施態様は、構造式(I20):] [0085] [式中、R2、E、A1、R1、Cy1、A2、Cy2、Y及びnに関する値及び代替値は、上記式(I)と同義である]で示される化合物、又はその薬学的に許容しうる塩、エナンチオマー若しくはジアステレオマーである。] [0086] 別の実施態様は、構造式(I21):] [0087] [式中、R2、E、A1、R1、Cy1、A2、Cy2、Y及びnに関する値及び代替値は、上記式(I)と同義である]で示される化合物、又はその薬学的に許容しうる塩、エナンチオマー若しくはジアステレオマーである。] [0088] 別の実施態様は、構造式(I22):] [0089] [式中、R2、E、A1、R1、Cy1、A2、Cy2、Y及びnに関する値及び代替値は、上記式(I)と同義である]で示される化合物、又はその薬学的に許容しうる塩、エナンチオマー若しくはジアステレオマーである。] [0090] 別の実施態様は、構造式(I23):] [0091] [式中、R2、E、A1、R1、Cy1、A2、Cy2、Y及びnに関する値及び代替値は、上記式(I)と同義である]で示される化合物、又はその薬学的に許容しうる塩、エナンチオマー若しくはジアステレオマーである。] [0092] 別の実施態様は、構造式(I24):] [0093] [式中、R2、E、A1、R1、Cy1、A2、Cy2、Y及びnに関する値及び代替値は、上記式(I)と同義である]で示される化合物、又はその薬学的に許容しうる塩、エナンチオマー若しくはジアステレオマーである。] [0094] 別の実施態様は、構造式(I25):] [0095] [式中、R2、E、A1、R1、Cy1、A2、Cy2、Y及びnに関する値及び代替値は、上記式(I)と同義である]で示される化合物、又はその薬学的に許容しうる塩、エナンチオマー若しくはジアステレオマーである。] [0096] 別の実施態様は、構造式(I26):] [0097] [式中、R2、E、A1、R1、Cy1、A2、Cy2、Y及びnに関する値及び代替値は、上記式(I)と同義である]で示される化合物、又はその薬学的に許容しうる塩、エナンチオマー若しくはジアステレオマーである。] [0098] 別の実施態様は、構造式(Ia1):] [0099] [式中、 Q、R2、E、A2及びCy2に関する値及び代替値は、上記式(I)と同義であり; rは、0、1、2、3又は4であり、そして Gは、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素、シアノ、ニトロ、アミノ、ヒドロキシ、カルボキシ、(C1−C6)アルキル、ヒドロキシ(C1−C6)アルキル、(C3−C6)シクロアルキル、ヒドロキシ(C3−C6)シクロアルキル、(C4−C7)シクロアルキルアルキル、(C2−C6)アルケニル、ハロ(C2−C6)アルケニル、ヒドロキシ(C2−C6)アルケニル、(C2−C6)アルキニル、(C3−C6)シクロアルキル(C2−C4)アルキニル、ハロ(C1−C6)アルキル、ハロ(C3−C6)シクロアルキル、ハロ(C4−C7)シクロアルキルアルキル、(C1−C6)アルコキシ、(C3−C6)シクロアルコキシ、(C4−C7)シクロアルキルアルコキシ、ハロ(C1−C6)アルコキシ、ハロ(C3−C6)シクロアルコキシ、ハロ(C4−C7)シクロアルキルアルコキシ、(C1−C6)アルキルチオ、(C3−C6)シクロアルキルチオ、(C4−C7)シクロアルキルアルキルチオ、ハロ(C1−C6)アルキルチオ、ハロ(C3−C6)シクロアルキルチオ、ハロ(C4−C7)シクロアルキルアルキルチオ、(C1−C6)アルカンスルフィニル、(C3−C6)シクロアルカンスルフィニル、(C4−C7)シクロアルキルアルカンスルフィニル、ハロ(C1−C6)アルカン−スルフィニル、ハロ(C3−C6)シクロアルカンスルフィニル、ハロ(C4−C7)シクロアルキルアルカンスルフィニル、(C1−C6)アルカンスルホニル、(C3−C6)シクロアルカンスルホニル、(C4−C7)シクロアルキルアルカンスルホニル、ハロ(C1−C6)アルカンスルホニル、ハロ(C3−C6)シクロアルカンスルホニル、ハロ(C4−C7)シクロ−アルキルアルカンスルホニル、(C1−C6)アルキルアミノ、ジ(C1−C6)アルキルアミノ、(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルコキシ、ハロ(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルコキシ、(C1−C6)アルコキシカルボニル、H2NCO、H2NSO2、(C1−C6)アルキルアミノカルボニル、ジ(C1−C6)アルキルアミノカルボニル、(C1−C3)アルコキシ(C1−C3)アルキルアミノカルボニル、ヘテロシクリルカルボニル、(C1−C6)アルキルアミノスルホニル、ジ(C1−C6)アルキルアミノスルホニル、ヘテロシクロスルホニル、(C1−C6)アルキルカルボニルアミノ、(C1−C6)アルキルカルボニルアミノ(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アルキルスルホニルアミノ、(C1−C6)アルキルスルホニルアミノ(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アルコキシカルボニル(C1−C6)アルコキシ、(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルキル、ハロ(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルキル、ヒドロキシ(C1−C6)アルコキシ、ヘテロアリール、アミノ(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アルキルアミノ(C1−C6)アルキル、ジ(C1−C6)アルキルアミノ(C1−C6)アルキル アミノ(C2−C6)アルコキシ、(C1−C6)アルキルアミノ(C2−C6)アルコキシ、ジ(C1−C6)アルキルアミノ(C2−C6)アルコキシル又は(C1−C6)アルキルカルボニルから独立に選択される]で示される化合物、又はその薬学的に許容しうる塩、エナンチオマー若しくはジアステレオマーである。] [0100] 別の実施態様は、構造式(Ia2):] [0101] [式中、Q、R2、E、A2及びCy2に関する値及び代替値は、上記式(I)と同義であり、G及びrは、上記式(Ia1)と同義である]で示される化合物、又はその薬学的に許容しうる塩、エナンチオマー若しくはジアステレオマーである。] [0102] 別の実施態様は、構造式(Ia3):] [0103] [式中、Q、R2、E、A2及びCy2に関する値及び代替値は、上記式(I)と同義であり、G及びrは、上記式(Ia1)と同義である]で示される化合物、又はその薬学的に許容しうる塩、エナンチオマー若しくはジアステレオマーである。] [0104] 別の実施態様は、構造式(Ib1):] [0105] [式中、Q、R2、E、A2及びCy2に関する値及び代替値は、上記式(I)と同義である]で示される化合物、又はその薬学的に許容しうる塩、エナンチオマー若しくはジアステレオマーである。] [0106] 別の実施態様は、構造式(Ib2):] [0107] [式中、Q、R2、E、A2及びCy2に関する値及び代替値は、上記式(I)と同義である]で示される化合物、又はその薬学的に許容しうる塩、エナンチオマー若しくはジアステレオマーである。] [0108] 別の実施態様は、構造式(Ib3):] [0109] [式中、Q、R2、E、A2及びCy2に関する値及び代替値は、上記式(I)と同義である]で示される化合物、又はその薬学的に許容しうる塩、エナンチオマー若しくはジアステレオマーである。] [0110] 別の実施態様は、構造式(Ic1):] [0111] [式中、Q、R2、E、A2及びCy2に関する値及び代替値は、上記式(I)と同義である]で示される化合物、又はその薬学的に許容しうる塩、エナンチオマー若しくはジアステレオマーである。] [0112] 別の実施態様は、構造式(Ic2):] [0113] [式中、Q、R2、E、A2及びCy2に関する値及び代替値は、上記式(I)と同義である]で示される化合物、又はその薬学的に許容しうる塩、エナンチオマー若しくはジアステレオマーである。] [0114] 別の実施態様は、構造式(Ic3):] [0115] [式中、Q、R2、E、A2及びCy2に関する値及び代替値は、上記式(I)と同義である]で示される化合物、又はその薬学的に許容しうる塩、エナンチオマー若しくはジアステレオマーである。] [0116] 別の実施態様は、構造式(Id1):] [0117] [式中、 Q、R1、A1、Cy1、A2及びCy2に関する値及び代替値は、上記式(I)と同義であり、 mは、0、1、2、3又は4であり、そして Xは、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素、シアノ、ニトロ、アミノ、ヒドロキシ、カルボキシ、(C1−C6)アルキル、ヒドロキシ(C1−C6)アルキル、(C3−C6)シクロアルキル、ヒドロキシ(C3−C6)シクロアルキル、(C4−C7)シクロアルキルアルキル、(C2−C6)アルケニル、ハロ(C2−C6)アルケニル、ヒドロキシ(C2−C6)アルケニル、(C2−C6)アルキニル、(C3−C6)シクロアルキル(C2−C4)アルキニル、ハロ(C1−C6)アルキル、ハロ(C3−C6)シクロアルキル、ハロ(C4−C7)シクロアルキルアルキル、(C1−C6)アルコキシ、(C3−C6)シクロアルコキシ、(C4−C7)シクロアルキルアルコキシ、ハロ(C1−C6)アルコキシ、ハロ(C3−C6)シクロアルコキシ、ハロ(C4−C7)シクロアルキルアルコキシ、(C1−C6)アルキルチオ、(C3−C6)シクロアルキルチオ、(C4−C7)シクロアルキルアルキルチオ、ハロ(C1−C6)アルキルチオ、ハロ(C3−C6)シクロアルキルチオ、ハロ(C4−C7)シクロアルキルアルキルチオ、(C1−C6)アルカンスルフィニル、(C3−C6)シクロアルカンスルフィニル、(C4−C7)シクロアルキルアルカンスルフィニル、ハロ(C1−C6)アルカン−スルフィニル、ハロ(C3−C6)シクロアルカンスルフィニル、ハロ(C4−C7)シクロアルキルアルカンスルフィニル、(C1−C6)アルカンスルホニル、(C3−C6)シクロアルカンスルホニル、(C4−C7)シクロアルキルアルカンスルホニル、ハロ(C1−C6)アルカンスルホニル、ハロ(C3−C6)シクロアルカンスルホニル、ハロ(C4−C7)シクロ−アルキルアルカンスルホニル、(C1−C6)アルキルアミノ、ジ(C1−C6)アルキルアミノ、(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルコキシ、ハロ(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルコキシ、(C1−C6)アルコキシカルボニル、H2NCO、H2NSO2、(C1−C6)アルキルアミノカルボニル、ジ(C1−C6)アルキルアミノカルボニル、(C1−C3)アルコキシ(C1−C3)アルキルアミノカルボニル、ヘテロシクリルカルボニル、(C1−C6)アルキルアミノスルホニル、ジ(C1−C6)アルキルアミノスルホニル、ヘテロシクロスルホニル、(C1−C6)アルキルカルボニルアミノ、(C1−C6)アルキルカルボニルアミノ(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アルキルスルホニルアミノ、(C1−C6)アルキルスルホニルアミノ(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アルコキシカルボニル(C1−C6)アルコキシ、(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルキル、ハロ(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルキル、ヒドロキシ(C1−C6)アルコキシ、ヘテロアリール、アミノ(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アルキルアミノ(C1−C6)アルキル、ジ(C1−C6)アルキルアミノ(C1−C6)アルキル アミノ(C2−C6)アルコキシ、(C1−C6)アルキルアミノ(C2−C6)アルコキシ、ジ(C1−C6)アルキルアミノ(C2−C6)アルコキシル、及び(C1−C6)アルキルカルボニルから独立に選択される]で示される化合物、又はその薬学的に許容しうる塩、エナンチオマー若しくはジアステレオマーである。] [0118] 別の実施態様は、構造式(Id2):] [0119] [式中、Q、R1、A1、Cy1、A2及びCy2に関する値及び代替値は、上記式(I)と同義であり、X及びmは、上記式(Id1)と同義である]で示される化合物、又はその薬学的に許容しうる塩、エナンチオマー若しくはジアステレオマーである。] [0120] 別の実施態様は、構造式(Id3):] [0121] [式中、Q、R1、A1、Cy1、A2及びCy2に関する値及び代替値は、上記式(I)と同義であり、X及びmは、上記式(Id1)と同義である]で示される化合物、又はその薬学的に許容しうる塩、エナンチオマー若しくはジアステレオマーである。] [0122] 別の実施態様は、構造式(Ie1):] [0123] [式中、 Q、R2、E、A2及びCy2に関する値及び代替値は、上記式(I)と同義であり、 rは、0、1、2、3又は4であり、そして Gは、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素、シアノ、ニトロ、アミノ、ヒドロキシ、カルボキシ、(C1−C6)アルキル、ヒドロキシ(C1−C6)アルキル、(C3−C6)シクロアルキル、ヒドロキシ(C3−C6)シクロアルキル、(C4−C7)シクロアルキルアルキル、(C2−C6)アルケニル、ハロ(C2−C6)アルケニル、ヒドロキシ(C2−C6)アルケニル、(C2−C6)アルキニル、(C3−C6)シクロアルキル(C2−C4)アルキニル、ハロ(C1−C6)アルキル、ハロ(C3−C6)シクロアルキル、ハロ(C4−C7)シクロアルキルアルキル、(C1−C6)アルコキシ、(C3−C6)シクロアルコキシ、(C4−C7)シクロアルキルアルコキシ、ハロ(C1−C6)アルコキシ、ハロ(C3−C6)シクロアルコキシ、ハロ(C4−C7)シクロアルキルアルコキシ、(C1−C6)アルキルチオ、(C3−C6)シクロアルキルチオ、(C4−C7)シクロアルキルアルキルチオ、ハロ(C1−C6)アルキルチオ、ハロ(C3−C6)シクロアルキルチオ、ハロ(C4−C7)シクロアルキルアルキルチオ、(C1−C6)アルカンスルフィニル、(C3−C6)シクロアルカンスルフィニル、(C4−C7)シクロアルキルアルカンスルフィニル、ハロ(C1−C6)アルカン−スルフィニル、ハロ(C3−C6)シクロアルカンスルフィニル、ハロ(C4−C7)シクロアルキルアルカンスルフィニル、(C1−C6)アルカンスルホニル、(C3−C6)シクロアルカンスルホニル、(C4−C7)シクロアルキルアルカンスルホニル、ハロ(C1−C6)アルカンスルホニル、ハロ(C3−C6)シクロアルカンスルホニル、ハロ(C4−C7)シクロ−アルキルアルカンスルホニル、(C1−C6)アルキルアミノ、ジ(C1−C6)アルキルアミノ、(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルコキシ、ハロ(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルコキシ、(C1−C6)アルコキシカルボニル、H2NCO、H2NSO2、(C1−C6)アルキルアミノカルボニル、ジ(C1−C6)アルキルアミノカルボニル、(C1−C3)アルコキシ(C1−C3)アルキルアミノカルボニル、ヘテロシクリルカルボニル、(C1−C6)アルキルアミノスルホニル、ジ(C1−C6)アルキルアミノスルホニル、ヘテロシクロスルホニル、(C1−C6)アルキルカルボニルアミノ、(C1−C6)アルキルカルボニルアミノ(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アルキルスルホニルアミノ、(C1−C6)アルキルスルホニルアミノ(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アルコキシカルボニル(C1−C6)アルコキシ、(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルキル、ハロ(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルキル、ヒドロキシ(C1−C6)アルコキシ、ヘテロアリール、オキソ、アミノ(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アルキルアミノ(C1−C6)アルキル、ジ(C1−C6)アルキルアミノ(C1−C6)アルキル アミノ(C2−C6)アルコキシ、(C1−C6)アルキルアミノ(C2−C6)アルコキシ、ジ(C1−C6)アルキルアミノ(C2−C6)アルコキシル、及び(C1−C6)アルキルカルボニルから独立に選択される]で示される化合物、又はその薬学的に許容しうる塩、エナンチオマー若しくはジアステレオマーである。] [0124] 別の実施態様は、構造式(Ie2):] [0125] [式中、Q、R2、E、A2及びCy2に関する値及び代替値は、上記式(I)と同義であり、G及びrは、上記式(Ie1)と同義である]で示される化合物、又はその薬学的に許容しうる塩、エナンチオマー若しくはジアステレオマーである。] [0126] 別の実施態様は、構造式(Ie3):] [0127] [式中、Q、R2、E、A2及びCy2に関する値及び代替値は、上記式(I)と同義であり、G及びrは、上記式(Ie1)と同義である]で示される化合物、又はその薬学的に許容しうる塩、エナンチオマー若しくはジアステレオマーである。] [0128] 別の実施態様は、構造式(If1):] [0129] [式中、 Q、R2及びEは、上記式(I)と同義であり、 r及びsは、独立に0、1、2、3又は4であり、そして G1及びG2は、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素、シアノ、ニトロ、アミノ、ヒドロキシ、カルボキシ、(C1−C6)アルキル、ヒドロキシ(C1−C6)アルキル、(C3−C6)シクロアルキル、ヒドロキシ(C3−C6)シクロアルキル、(C4−C7)シクロアルキルアルキル、(C2−C6)アルケニル、ハロ(C2−C6)アルケニル、ヒドロキシ(C2−C6)アルケニル、(C2−C6)アルキニル、(C3−C6)シクロアルキル(C2−C4)アルキニル、ハロ(C1−C6)アルキル、ハロ(C3−C6)シクロアルキル、ハロ(C4−C7)シクロアルキルアルキル、(C1−C6)アルコキシ、(C3−C6)シクロアルコキシ、(C4−C7)シクロアルキルアルコキシ、ハロ(C1−C6)アルコキシ、ハロ(C3−C6)シクロアルコキシ、ハロ(C4−C7)シクロアルキルアルコキシ、(C1−C6)アルキルチオ、(C3−C6)シクロアルキルチオ、(C4−C7)シクロアルキルアルキルチオ、ハロ(C1−C6)アルキルチオ、ハロ(C3−C6)シクロアルキルチオ、ハロ(C4−C7)シクロアルキルアルキルチオ、(C1−C6)アルカンスルフィニル、(C3−C6)シクロアルカンスルフィニル、(C4−C7)シクロアルキルアルカンスルフィニル、ハロ(C1−C6)アルカンスルフィニル、ハロ(C3−C6)シクロアルカンスルフィニル、ハロ(C4−C7)シクロアルキルアルカンスルフィニル、(C1−C6)アルカンスルホニル、(C3−C6)シクロアルカンスルホニル、(C4−C7)シクロアルキルアルカンスルホニル、ハロ(C1−C6)アルカンスルホニル、ハロ(C3−C6)シクロアルカンスルホニル、ハロ(C4−C7)シクロ−アルキルアルカンスルホニル、(C1−C6)アルキルアミノ、ジ(C1−C6)アルキルアミノ、(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルコキシ、ハロ(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルコキシ、(C1−C6)アルコキシカルボニル、H2NCO、H2NSO2、(C1−C6)アルキルアミノカルボニル、ジ(C1−C6)アルキルアミノカルボニル、(C1−C3)アルコキシ(C1−C3)アルキルアミノカルボニル、ヘテロシクリルカルボニル、(C1−C6)アルキルアミノスルホニル、ジ(C1−C6)アルキルアミノスルホニル、ヘテロシクロスルホニル、(C1−C6)アルキルカルボニルアミノ、(C1−C6)アルキルカルボニルアミノ(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アルキルスルホニルアミノ、(C1−C6)アルキルスルホニルアミノ(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アルコキシカルボニル(C1−C6)アルコキシ、(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルキル、ハロ(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルキル、ヒドロキシ(C1−C6)アルコキシ、ヘテロアリール、アミノ(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アルキルアミノ(C1−C6)アルキル、ジ(C1−C6)アルキルアミノ(C1−C6)アルキル アミノ(C2−C6)アルコキシ、(C1−C6)アルキルアミノ(C2−C6)アルコキシ、ジ(C1−C6)アルキルアミノ(C2−C6)アルコキシル、及び(C1−C6)アルキルカルボニルから独立に選択される]で示される化合物、又はその薬学的に許容しうる塩、エナンチオマー若しくはジアステレオマーである。] [0130] 別の実施態様は、構造式(If2):] [0131] [式中、Q、R2及びEに関する値及び代替値は、上記式(I)と同義であり、G1、G2、r及びsは、上記式(If1)と同義である]で示される化合物、又はその薬学的に許容しうる塩、エナンチオマー若しくはジアステレオマーである。] [0132] 別の実施態様は、構造式(If3):] [0133] [式中、Q、R2及びEに関する値及び代替値は、上記式(I)と同義であり、G1、G2、r及びsは、上記式(If1)と同義である]で示される化合物、又はその薬学的に許容しうる塩、エナンチオマー若しくはジアステレオマーである。] [0134] 別の実施態様は、構造式(Ig1):] [0135] [式中、 Q、R2及びEに関する値及び代替値は、上記式(I)と同義であり、 rは、0、1、2、3又は4であり、そして Gは、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素、シアノ、ニトロ、アミノ、ヒドロキシ、カルボキシ、(C1−C6)アルキル、ヒドロキシ(C1−C6)アルキル、(C3−C6)シクロアルキル、ヒドロキシ(C3−C6)シクロアルキル、(C4−C7)シクロアルキルアルキル、(C2−C6)アルケニル、ハロ(C2−C6)アルケニル、ヒドロキシ(C2−C6)アルケニル、(C2−C6)アルキニル、(C3−C6)シクロアルキル(C2−C4)アルキニル、ハロ(C1−C6)アルキル、ハロ(C3−C6)シクロアルキル、ハロ(C4−C7)シクロアルキルアルキル、(C1−C6)アルコキシ、(C3−C6)シクロアルコキシ、(C4−C7)シクロアルキルアルコキシ、ハロ(C1−C6)アルコキシ、ハロ(C3−C6)シクロアルコキシ、ハロ(C4−C7)シクロアルキルアルコキシ、(C1−C6)アルキルチオ、(C3−C6)シクロアルキルチオ、(C4−C7)シクロアルキルアルキルチオ、ハロ(C1−C6)アルキルチオ、ハロ(C3−C6)シクロアルキルチオ、ハロ(C4−C7)シクロアルキルアルキルチオ、(C1−C6)アルカンスルフィニル、(C3−C6)シクロアルカンスルフィニル、(C4−C7)シクロアルキルアルカンスルフィニル、ハロ(C1−C6)アルカンスルフィニル、ハロ(C3−C6)シクロアルカンスルフィニル、ハロ(C4−C7)シクロアルキルアルカンスルフィニル、(C1−C6)アルカンスルホニル、(C3−C6)シクロアルカンスルホニル、(C4−C7)シクロアルキルアルカンスルホニル、ハロ(C1−C6)アルカンスルホニル、ハロ(C3−C6)シクロアルカンスルホニル、ハロ(C4−C7)シクロ−アルキルアルカンスルホニル、(C1−C6)アルキルアミノ、ジ(C1−C6)アルキルアミノ、(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルコキシ、ハロ(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルコキシ、(C1−C6)アルコキシカルボニル、H2NCO、H2NSO2、(C1−C6)アルキルアミノカルボニル、ジ(C1−C6)アルキルアミノカルボニル、(C1−C3)アルコキシ(C1−C3)アルキルアミノカルボニル、ヘテロシクリルカルボニル、(C1−C6)アルキルアミノスルホニル、ジ(C1−C6)アルキルアミノスルホニル、ヘテロシクロスルホニル、(C1−C6)アルキルカルボニルアミノ、(C1−C6)アルキルカルボニルアミノ(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アルキルスルホニルアミノ、(C1−C6)アルキルスルホニルアミノ(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アルコキシカルボニル(C1−C6)アルコキシ、(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルキル、ハロ(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルキル、ヒドロキシ(C1−C6)アルコキシ、ヘテロアリール、アミノ(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アルキルアミノ(C1−C6)アルキル、ジ(C1−C6)アルキルアミノ(C1−C6)アルキル アミノ(C2−C6)アルコキシ、(C1−C6)アルキルアミノ(C2−C6)アルコキシ、ジ(C1−C6)アルキルアミノ(C2−C6)アルコキシル、及び(C1−C6)アルキルカルボニルから独立に選択される]で示される化合物、又はその薬学的に許容しうる塩、エナンチオマー若しくはジアステレオマーである。] [0136] 別の実施態様は、構造式(Ig2):] [0137] [式中、Q、R2及びEに関する値及び代替値は、上記式(I)と同義であり、G及びrは、上記式(Ig1)と同義である]で示される化合物、又はその薬学的に許容しうる塩、エナンチオマー若しくはジアステレオマーである。] [0138] 別の実施態様は、構造式(Ig3):] [0139] [式中、Q、R2及びEに関する値及び代替値は、上記式(I)と同義であり、G及びrは、上記式(Ig1)と同義である]で示される化合物、又はその薬学的に許容しうる塩、エナンチオマー若しくはジアステレオマーである。] [0140] 別の実施態様は、構造式(Ih1):] [0141] [式中、Q、R2、E、A1、R1、Cy1、A2、Cy2、Y、n及びtに関する値及び代替値は、上記式(I)と同義である]で示される化合物、又はその薬学的に許容しうる塩、エナンチオマー若しくはジアステレオマーである。] [0142] 別の実施態様は、構造式(Ih2):] [0143] [式中、Q、R2、E、A1、R1、Cy1、A2、Cy2、Y、n及びtに関する値及び代替値は、上記式(I)と同義である]で示される化合物、又はその薬学的に許容しうる塩、エナンチオマー若しくはジアステレオマーである。] [0144] 別の実施態様は、構造式(Ih3):] [0145] [式中、Q、R2、E、A1、R1、Cy1、A2、Cy2、Y、n及びtに関する値及び代替値は、上記式(I)と同義である]で示される化合物、又はその薬学的に許容しうる塩、エナンチオマー若しくはジアステレオマーである。] [0146] 別の実施態様は、構造式(Ii1):] [0147] [式中、Q、R2、E、Y及びnに関する値及び代替値は、上記式(I)と同義である]で示される化合物、又はその薬学的に許容しうる塩、エナンチオマー若しくはジアステレオマーである。] [0148] 別の実施態様は、構造式(Ii2):] [0149] [式中、Q、R2、E、Y及びnに関する値及び代替値は、上記式(I)と同義である]で示される化合物、又はその薬学的に許容しうる塩、エナンチオマー若しくはジアステレオマーである。] [0150] 別の実施態様は、構造式(Ii3):] [0151] [式中、Q、R2、E、Y及びnに関する値及び代替値は、上記式(I)と同義である]で示される化合物、又はその薬学的に許容しうる塩、エナンチオマー若しくはジアステレオマーである。] [0152] 別の実施態様は、構造式(Ij1):] [0153] [式中、Q、R1a、R1b及びAに関する値及び代替値は、上記式(I)と同義であり、X及びmは、上記式(Id1)と同義である]で示される化合物、又はその薬学的に許容しうる塩、エナンチオマー若しくはジアステレオマーである。] [0154] 別の実施態様は、構造式(Ij2):] [0155] [式中、Q、R1a、R1b及びAに関する値及び代替値は、上記式(I)と同義であり、X及びmは、上記式(Id1)と同義である]で示される化合物、又はその薬学的に許容しうる塩、エナンチオマー若しくはジアステレオマーである。] [0156] 別の実施態様は、構造式(Ij3):] [0157] [式中、Q、R1a、R1b及びAに関する値及び代替値は、上記式(I)と同義であり、X及びmは、上記式(Id1)と同義である]で示される化合物、又はその薬学的に許容しうる塩、エナンチオマー若しくはジアステレオマーである。] [0158] 本発明の別の実施態様において、構造式(I)、或いは構造式(I14〜I26)又は(Ia1〜3〜Ih1〜3)のいずれかにおける変数に関する値は: Rが、下記:] [0159] であり; R1が、存在しないか、或いはメチル又はエチルであり; A1が、結合又はCH2であり; Cy1が、フェニル、シクロヘキシル、ピリジル、N−オキソ−ピリジル、チアゾリル又はピリミジニル(場合により、ハロ、メチル、トリフルオロメチル、ヒドロキシ、メトキシ、メトキシカルボニル、カルボキシ、エトキシカルボニルメトキシ及び2−ヒドロキシ−2−メチルプロポキシから独立に選択される1〜4個の基で置換されている)であり; A2が、結合、O又はOCH2COであり; Cy2が、(a)水素であるか、或いは(b)フェニル、チエニル、ピリジル、N−オキソ−ピリジル、シクロプロピル、ピペリジニル又はピペラジニル(場合により、ハロ、ヒドロキシ、メトキシ、ヒドロキシメチル、メトキシカルボニル、アミノ、カルバモイル、メチルカルバモイル、ジメチルカルバモイル、(2−メトキシエチル)アミノカルボニル、アセチルアミノメチル、メチルスルホニル、メチルスルホニルアミノ、メチルアミノスルホニル、イソプロピルアミノスルホニル、ジメチルアミノスルホニル、ピロリジン−1−スルホニル、メチルスルホニルアミノメチル又はテトラゾリルから独立に選択される1〜4個の基で置換されている)であり; nが、0であり; tが、1、2又は3であり; Qが、O、NR5又はCH2であり; Eが、結合又はCH2であり; R2が、場合により、ハロ、メチル、メチルチオ又は(4−モルホリノ)メチルから選択される1個の基で置換されている、フェニル又はピリジルである。] [0160] 本発明の別の実施態様において、構造式(I)或いは構造式(I1〜I13)又は(Ij1〜3)のいずれかにおける変数に関する値は: Rが、下記:] [0161] であり; R1aが、メチル又はエチルであり; R1bが、メチル又は水素であり; Aが、メチル、エチル、イソプロピル又はt−ブチルであり; nが、0であり; tが、1、2又は3であり; Qが、O、NR5又はCH2であり; Eが、結合又はCH2であり;そして R2が、各々、場合によりハロ又はメチルで置換されている、フェニル、チエニル又はピリジルである。] [0162] 定義 「アルキル」という用語は、1〜10個の炭素原子を有する直鎖又は分岐の炭化水素基を意味し、例えば、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、sec−ブチル、イソブチル、tert−ブチル、n−ペンチル、n−ヘキシル、n−ヘプチル、n−オクチル、n−ノニル、n−デシルなどを包含する。] [0163] 「シクロアルキル」という用語は、3〜10個の炭素原子を有する単環式、二環式又は三環式の飽和炭化水素環を意味し、例えば、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロペプチル、シクロオクチル、ビシクロ[2.2.2]オクチル、ビシクロ[2.2.1]ヘプチル、スピロ[4.4]ノナン、アダマンチルなどを包含する。] [0164] 「アリール」という用語は、フェニル基、ナフチル基、インダニル基又はテトラヒドロナフタレン基である、芳香族基を意味する。アリール基は、場合により、1〜4個の置換基で置換されている。典型的な置換基は、アルキル、アルコキシ、アルキルチオ、アルキルスルホニル、ハロゲン、トリフルオロメチル、ジアルキルアミノ、ニトロ、シアノ、CO2H、CONH2、N−モノアルキル−置換アミド及びN,N−ジアルキル−置換アミドを包含する。] [0165] 「ヘテロアリール」という用語は、N、O、及びSから選択される0〜4個のヘテロ原子を含有する飽和又は不飽和環に場合により縮合してもよい、5員及び6員ヘテロ芳香族基を意味し、例えば、2−又は3−チエニル、2−又は3−フラニル、2−又は3−ピロリル、2−、3−、又は4−ピリジル、2−ピラジニル、2−、4−、又は5−ピリミジニル、3−又は4−ピリダジニル、1H−インドール−6−イル、1H−インドール−5−イル、1H−ベンゾイミダゾール−6−イル、1H−ベンゾイミダゾール−5−イル、2−、4−、5−、6−、7−又は8−キナゾリニル、2−、3−、5−、6−、7−又は8−キノキサリニル、2−、3−、4−、5−、6−、7−又は8−キノリニル、1−、3−、4−、5−、6−、7−又は8−イソキノリニル、2−、4−、又は5−チアゾリル、2−、3−、4−、又は5−ピラゾリル、2−、3−、4−、又は5−イミダゾリルである、ヘテロ芳香族基を包含する。ヘテロアリールは、場合により置換されている。典型的な置換基は、アルキル、アルコキシ、アルキルチオ、アルキルスルホニル、ハロゲン、トリフルオロメチル、ジアルキルアミノ、ニトロ、シアノ、CO2H、CONH2、N−モノアルキル置換アミド及びN,N−ジアルキル置換アミドを包含するか、又はオキソによりN−オキシドを形成する。] [0166] 「ヘテロシクリル」という用語は、N、O、及びSから独立に選択される1〜4個のヘテロ原子を含有する、4員、5員、6員及び7員の飽和又は部分不飽和複素環を意味する。典型的なヘテロシクリルは、ピロリジン、ピロリジン−2−オン、1−メチルピロリジン−2−オン、ピペリジン、ピペリジン−2−オン、2−ピリドン、4−ピリドン、ピペラジン、1−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン、ピペラジン−2−オン、5,6−ジヒドロピリミジン−4−オン、ピリミジン−4−オン、テトラヒドロフラン、テトラヒドロピラン、テトラヒドロチオフェン、テトラヒドロチオピラン、イソオキサゾリジン、1,3−ジオキソラン、1,3−ジチオラン、1,3−ジオキサン、1,4−ジオキサン、1,3−ジチアン、1,4−ジチアン、オキサゾリジン−2−オン、イミダゾリジン−2−オン、イミダゾリジン−2,4−ジオン、テトラヒドロピリミジン−2(1H)−オン、モルホリン、N−メチルモルホリン、モルホリン−3−オン、1,3−オキサジナン−2−オン、チオモルフィン、チオモルフィン1,1−ジオキシド、テトラヒドロ−1,2,5−チアオキサゾール1,1−ジオキシド、テトラヒドロ−2H−1,2−チアジン1,1−ジオキシド、ヘキサヒドロ−1,2,6−チアジアジン1,1−ジオキシド、テトラヒドロ−1,2,5−チアジアゾール1,1−ジオキシド及びイソチアゾリジン1,1−ジオキシドを包含する。ヘテロシクリルは、場合により1〜4個の置換基で置換されていることができる。典型的な置換基は、アルキル、ハロアルキル、ハロゲン及びオキソを包含する。] [0167] 本明細書において使用されるとき、「被験者」及び「患者」という用語は、互換的に使用してもよく、処置を必要とする哺乳動物、例えば、ペット(例えば、イヌ、ネコなど)、家畜(例えば、ウシ、ブタ、ウマ、ヒツジ、ヤギなど)及び実験動物(例えば、ラット、マウス、モルモットなど)を意味する。典型的には、被験者は処置を必要とするヒトである。] [0168] 開示される化合物又はその薬学的に許容しうる塩が、構造により命名又は描写されるとき、当然のことながら、この化合物又はその薬学的に許容しうる塩の溶媒和物又は水和物もまた包含される。「溶媒和物」とは、溶媒分子が、結晶化の間に結晶格子中に取り込まれた、結晶形のことを指す。溶媒和物は、水、又はエタノール、イソプロパノール、DMSO、酢酸、エタノールアミン、及びEtOAcのような非水性溶媒を包含してもよい。水が結晶格子中に取り込まれた溶媒分子である、溶媒和物は、典型的には「水和物」と呼ばれる。水和物は、化学量論量の水和物、更には種々の量の水を含有する組成物を包含する。] [0169] 幾つかの開示化合物は、種々の立体異性体形で存在してもよい。立体異性体は、その空間的配置のみが異なる化合物である。エナンチオマーは、最も一般的にはキラル中心として作用する不斉置換炭素原子を含有するために、鏡像が重ね合わせできない立体異性体の対である。「エナンチオマー」は、互いに鏡像であって、重ね合わせできない、一対の分子を意味する。ジアステレオマーは、最も一般的には2個以上の不斉置換炭素原子を含有するため、鏡像として関連付けられない立体異性体である。構造式中の記号「*」は、キラル炭素中心の存在を表す。「R」及び「S」は、1個以上のキラル炭素原子の周りの置換基の立体配置を表す。よって「R*」及び「S*」は、1個以上のキラル炭素原子の周りの置換基の相対立体配置を意味する。] [0170] 「ラセミ体」又は「ラセミ混合物」は、等モル量の2種のエナンチオマーの化合物を意味し、そしてこのような混合物は、光学活性を示さない、即ち、これらは偏光面を回転させない。] [0171] 「幾何異性体」は、炭素−炭素二重結合に対する、シクロアルキル環に対する、又は架橋二環系に対する置換原子の配向が異なる異性体を意味する。炭素−炭素二重結合の各側の原子(H以外)は、E(置換基は炭素−炭素二重結合の反対側にある)又はZ(置換基は同じ側に位置する)立体配置にあってよい。] [0172] 「R」、「S」、「S*」、「R*」、「E」、「Z」、「cis」、及び「trans」は、コア分子に対する立体配置を示す。] [0173] 本発明の化合物は、異性体特異的合成法又は異性体混合物からの分割のいずれかにより、個々の異性体として調製することができる。従来の分割法は、光学活性酸を用いる異性体対の各異性体の遊離塩基の塩形成(後に分別再結晶及び遊離塩基の再生が続く)、光学活性アミンを用いる異性体対の各異性体の酸の形の塩形成(後に分別再結晶及び遊離酸の再生が続く)、光学的に純粋な酸、アミン若しくはアルコールを用いる異性体対の異性体のそれぞれのエステル若しくはアミド形成(後にクロマトグラフィー分離及びキラル助剤の除去が続く)、又は種々の周知のクロマトグラフィー法を用いる出発物質若しくは最終生成物のいずれかの異性体混合物の分割を包含する。] [0174] 開示化合物の立体化学が構造により命名又は描写されるとき、命名又は描写される立体異性体は、他の立体異性体に対して、少なくとも60%、70%、80%、90%、99%又は99.9%(重量)の純度である。単一エナンチオマーが構造により命名又は描写されるとき、命名又は描写されるエナンチオマーは、少なくとも60%、70%、80%、90%、99%又は99.9%(重量)の光学純度である。重量%光学純度は、エナンチオマーの重量の(エナンチオマーの重量+その光学異性体の重量)に対する比である。] [0175] 開示化合物が、立体化学を示すことなく構造により命名又は描写され、かつ化合物が、少なくとも1個のキラル中心を有するとき、当然のことながら、この名称又は構造は、対応する光学異性体を含まない化合物の一方のエナンチオマー、化合物のラセミ混合物、及びその対応する光学異性体に対して一方のエナンチオマーを多く含む混合物を包含する。] [0176] 開示化合物が、立体化学を示すことなく構造により命名又は描写され、かつ少なくとも2個のキラル中心を有するとき、当然のことながら、この名称又は構造は、他のジアステレオマーを含まない1つのジアステレオマー、他のジアステレオマー対を含まない一対のジアステレオマー、ジアステレオマーの混合物、ジアステレオマー対の混合物、他のジアステレオマーに対して1つのジアステレオマーを多く含むジアステレオマーの混合物、及び他のジアステレオマー対に対して一対のジアステレオマーを多く含むジアステレオマー対の混合物を包含する。] [0177] 本発明の化合物は、薬学的に許容しうる塩の形で存在してもよい。医薬中での使用について、本発明の化合物の塩とは、非毒性の「薬学的に許容しうる塩」のことを指す。薬学的に許容しうる塩の形は、薬学的に許容しうる酸性/アニオン性又は塩基性/カチオン性塩を包含する。] [0178] 薬学的に許容しうる酸性/アニオン性塩は、酢酸塩、ベンゼンスルホン酸塩、安息香酸塩、重炭酸塩、酒石酸水素塩、臭化物、エデト酸カルシウム塩、カンシル酸塩、炭酸塩、塩化物、クエン酸塩、二塩酸塩、エデト酸塩、エジシル酸塩、エストラート(estolate)、エシラート(esylate)、フマル酸塩、グルセプタート(gluceptate)、グルコン酸塩、グルタミン酸塩、グリコリルアルサニラート(glycollylarsanilate)、ヘキシルレゾルシナート(hexylresorcinate)、臭化水素酸塩、塩酸塩、ヒドロキシナフトエ酸塩、ヨウ化物、イセチオン酸塩、乳酸塩、ラクトビオン酸塩、リンゴ酸塩、マレイン酸塩、マロン酸塩、マンデル酸塩、メシラート、メチル硫酸塩、ムチン酸塩、ナプシル酸塩、硝酸塩、パモ酸塩、パントテン酸塩、リン酸/二リン酸塩、ポリガラクツロン酸塩、サリチル酸塩、ステアリン酸塩、サブアセタート(subacetate)、コハク酸塩、硫酸塩、硫酸水素塩、タンニン酸塩、酒石酸塩、テオクル酸塩、トシラート、及びトリエチオジド(triethiodide)塩を包含する。] [0179] 薬学的に許容しうる塩基性/カチオン性塩は、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、ジエタノールアミン、n−メチル−D−グルカミン、L−リシン、L−アルギニン、アンモニウム、エタノールアミン、ピペラジン及びトリエタノールアミン塩を包含する。] [0180] 以下の略語は、表示された意味を有する:] [0181] ] [0182] 合成法の一般的説明 式(I)の化合物は、幾つかの製造法により調製することができる。以下の論考において、A、A1、A2、Cy1、Cy2、E、R1、R2、R5、R1a、R1b、Y、n及びtは、特に断りない限り上述の意味を有する。後述の合成中間体及び式(I)の最終生成物が、目的の反応に介入しうる、潜在的に反応性の官能基、例えば、アミノ、ヒドロキシル、チオール及びカルボン酸基を含有する場合に、その中間体の保護形を利用するのが有利であろう。保護基の選択、導入及びその次の脱離の方法は、当業者には周知である(T.W. Greene and P.G.M. Wuts "Protective Groups in Organic Synthesis" John Wiley & Sons, Inc., New York 1999)。かかる保護基操作は、以下の論考に想定されているが、明示的には記載されていない。一般に、反応スキーム中の試薬は、等モル量で使用される;しかしある場合には、反応を完了まで押し進めるために過剰な1つの試薬を使用することが望まれることもある。これは、特に過剰な試薬を蒸発又は抽出により容易に除去できる場合に当てはまる。反応混合物中のHClを中和するために使用される塩基は、一般に僅かな過剰〜かなりの過剰(1.05〜5当量)で使用される。] [0183] 第1の製造法では、式(I)[式中、tは、2であり、nは、0であり、そしてQは、CH2である]の化合物は、NaHなどの塩基を使用して、式(II)[式中、Zaは、ハライド、アルカンスルホナート、ハロアルカンスルホナート又はアリールスルホナートなどの脱離基である]の中間体の閉環により調製する。] [0184] ] [0185] 式(II)[式中、Zaは、アルカンスルホナート、ハロアルカンスルホナート又はアリールスルホナートである」の中間体は、式(III)のアルコール及び式(IV)[Za=Cl]のスルホニルクロリド、又は式(IV)[Za=RaSO2O−、ここで、Raは、アルキル、ハロアルキル又はアリールである]のスルホン酸無水物から調製することができる。] [0186] ] [0187] 式(III)のアルコールは、例えば、THF中のボランを使用して、式(V)のカルボン酸の還元により調製することができる。] [0188] ] [0189] 式(V)のカルボン酸は、式(VI)の環状無水物と式(VII)のアミンとの反応により調製することができる。] [0190] ] [0191] 式(VI)の環状無水物は、式(VIII)の二酸から、無水酢酸又はトリフルオロ酢酸無水物での処理により調製することができる。] [0192] ] [0193] 式(VIII)の二酸は、式(IX)のアルデヒド及び式(X)[式中、Rbは、低級アルキルである]のβ-ケトエステルから、クネーフェナーゲル(Knoevenagel)条件下でピペリジンとの反応により、続くNaOHでの処理及びHClでの処理により調製することができる。] [0194] ] [0195] 式(VII)[式中、A1=CH2、そしてR1は、存在しない]のアミン中間体は、BH3.THF溶液、BH3.Me2S又はLiAlH4などのヒドリド試薬を使用する、THF又はDMEなどのエーテル系溶媒中で、20℃〜100℃で1時間〜48時間の、式(VII)のアミドの還元により調製することができる:] [0196] ] [0197] 式(VII)[式中、A1は、結合であり、R1は、存在せず、そしてCy1は、芳香環又はヘテロ芳香環ではない]のアミン中間体は、式(XII)のケトンから式(XIII)のオキシムを介して、又はアンモニアによる式(XII)のケトンの還元的アミノ化により調製することができる:] [0198] ] [0199] オキシムへのケトンの変換の方法は、Smith, M.B. and March, J. "March's Advanced Organic Chemistry" pp 1194-1195, 5th Edition, Wiley, New York, NY, 2001に記載されている。第1級アミンへのオキシムの還元の方法は、Smith, M.B. and March, J. "March's Advanced Organic Chemistry" p 1555, 5th Edition, Wiley, New York, NY, 2001に記載されている。ケトンの還元的アミノ化の方法は、Baxter, E.W. and Reitz, A.B. "Organic Reactions" Volume 59, Ed. Overman, L.E., Wiley Interscience, 2002に記載されている。] [0200] 式(VII)[式中、A1は、CHである]のアミン中間体は、式(XIV)のケトンから、アンモニアによる還元的アミノ化により調製することができる。] [0201] ] [0202] 式(VII)[式中、A1は、CHである]のアミン中間体は、式(XV)のアルコールから式(XVI)のアジドを介して調製することができる。式(XVI)のアジドへの式(XV)のアルコールの変換は、例えば、ジフェニルホスホリルアジドを用いて達成することができる。式(VII)のアミンへの式(XVI)のアジドの還元は、例えば、パラジウム触媒の存在下での水素化により、又は含水THF中のトリフェニルホスフィンとの反応により実施することができる。] [0203] ] [0204] 式(VII)[式中、A1は、CHである]のアミン中間体は、式(XVII)のスルフィニルイミン中間体と式(XVIII)[式中、Mは、Li、MgCl、MgBr又はMgIである]の有機金属試薬との反応により、続く酸での処理によりt−ブチルスルフィニル基の除去により、調製することができる。] [0205] ] [0206] 式(XVII)のスルフィニルイミンは、式(XVIII)のアルデヒド中間体の2−メチルプロパン−2−スルフィンアミドでの処理により調製することができる。] [0207] ] [0208] 第2の製造法では、式(I)[式中、Qは、O又はNR5である]の化合物は、式(XIX)のアミノアルコール又はジアミン中間体の、式(XX)[Z1及びZ2は、塩化物、1−イミダゾリル又はアリールオキシドなど脱離基である]の試薬との、THF、CH2Cl2、トルエン又はMeCNなどの不活性溶媒中での、通常、それぞれトリエチルアミン又はNaHCO3などの有機又は無機塩基の存在下で−10℃〜120℃での反応により調製することができる:] [0209] ] [0210] ある場合の試薬(XX)では、これらが市販されているため特に便利である。例えば、Z1及びZ2が、両方とも塩化物である場合、(XX)は、ホスゲンである。Z1及びZ2が、両方とも1−イミダゾリルである場合、(XX)は、カルボニルジイミダゾールである。Z1が、塩化物であり、そしてZ2が、p−ニトロフェノキシドである場合、(XX)は、p−ニトロクロロギ酸フェニルである。Z1及びZ2が、両方ともOCCl3である場合、(XX)は、トリホスゲンであって、僅か1/3モル当量を使用することができる。] [0211] 式(XIX)[式中、n=0]のアミノアルコール及びジアミン中間体は、BH3.THF溶液、BH3.Me2S又はLiAlH4などのヒドリド試薬を用いる、THF又はDMEなどのエーテル系溶媒中で、20℃〜100℃で1時間〜48時間の、式(XXI)のアミドの還元により調製することができる:] [0212] ] [0213] 式(XXI)の中間体は、HOBt及びN,N−ジイソプロピルエチルアミンの存在下のEDCなどの標準的ペプチド結合試薬を用いる、CH2Cl2などの不活性溶媒中の、0〜30℃で1時間〜24時間の、式(XXII)のα−、β−、又はγ−ヒドロキシ酸(Q=O)及びα−、β−、又はγ−アミノ酸(Q=NR5)と式(VII)のアミンとのカップリングにより調製することができる:] [0214] ] [0215] 第3の製造法では、式(I)[式中、Qは、Oであり、そしてtは、1又は2である]の化合物は、式(XXIII)[Rcは、メチル、t−ブチル又はベンジルなどのアルキル又はアリールアルキル基である]のヒドロキシカルバミン酸と、NaHなどの強塩基との反応により調製することができる。] [0216] ] [0217] 式(XXIII)のヒドロキシカルバミン酸は、例えば、MeOH中のNaBH4を用いる、式(XXIV)のケトカルバミン酸の還元により調製することができる。] [0218] ] [0219] 式(XXIV)のケトカルバミン酸は、式(XXV)のβ−アミノケトンの、式(XXVI)[式中、Rdは、塩化物、スクシニルオキシ、イミダゾリル又はt−ブトキシカルボキシカルボニルなどの脱離基である]の試薬との反応により調製することができる:] [0220] ] [0221] 式(XXV)[式中、n=0、そしてtは、2である]のβ−アミノケトンは、式(XXVII)のα,β−不飽和ケトンの、又は式(XXVIII)のβ−クロロケトンの、式(VII)のアミンとの反応により調製することができる:] [0222] ] [0223] 式(XXV)[式中、n=0、そしてtは、1である]のα−アミノケトンは、式(XXIX)[式中、Z3は、Br又はClである]のα−ハロケトンと式(VII)のアミンとの反応により調製することができる:] [0224] ] [0225] 式(XXIII)のヒドロキシカルバミン酸は、式(XXX)[式中、Mは、Li、MgCl、MgBr又はMgIである]の有機金属試薬の、式(XXXI)のアルデヒドへの添加により調製することもできる。] [0226] ] [0227] 式(XXXI)のアルデヒドは、例えば、Dess-Martinペルヨージナンを用いる、式(XXXII)のアルコールの酸化により調製することができる。式(XXXII)のアルコールは、例えばLiAlH4を使用する、式(XXXIII)[式中、Rdは、アルキル又はアリールアルキルである]のエステルの還元によるか、或いは、例えばクロロギ酸イソブチル及びNaBH4を使用する、式(XXXI)[式中、Rdは、水素である]の酸の還元により、調製することができる。] [0228] ] [0229] 式(XXXIII)[式中、nは、0であり、そしてtは、1である]のエステルは、NaHなどの塩基を使用する、式(XXXV)のブロモ酢酸エステルでの式(XXXIV)のカルバミン酸のアルキル化により調製することができる。] [0230] ] [0231] 第4の製造法では、式(I)[式中、Qは、Oであり、そしてtは、1又は2である]の化合物は、塩基の存在下で、式(XXXVI)[式中、Z4は、ハライド、アルカンスルホナート、ハロアルカンスルホナート又はアリールスルホナートである]のアルコールと、式(XXXVII)のイソシアナートとの反応により調製することができる。] [0232] ] [0233] 式(XXXVII)のイソシアナートは、式(VII)のアミンから、ホスゲン、ジホスゲン又はトリホスゲンでの処理により調製することができる。] [0234] 式(XXXVI)[式中、Z4は、塩化物であり、そしてtは、2である]のアルコールは、NaBH4などのヒドリド試薬を用いる、式(XXVIII)のβ−ハロケトンの還元により調製することができる。同様に、式(XXXVI)[式中、Z4は、塩化物又は臭化物であり、そしてtは、1である]のアルコールは、NaBH4などのヒドリド試薬を使用する、式(XXIX)[式中、Z3は、塩化物又は臭化物である]のα−ハロケトンの還元により調製することができる。] [0235] ] [0236] 第5の製造法では、式(I)[式中、A1は、CH2であり、そしてR1は、存在しない]の化合物は、NaH又はK2CO3などの塩基の存在下で、式(XXXVII)の化合物の、式(XXXVIII)[式中、Z5は、Br、I、OSO2Me、OSO2CF3又はOSO2Phなどの脱離基である]のアルキル化剤との反応により調製することができる。] [0237] ] [0238] 式(XXXVII)[式中、Q=O又はNR5]の化合物は、式(XXXIX)の化合物の、式(XX)[式中、Z1及びZ2は、塩化物、1−イミダゾリル又はアリールオキシドなどの脱離基である]の種々の試薬での、THF、CH2Cl2、トルエン又はMeCNなどの不活性溶媒中での、通常はそれぞれトリエチルアミン又はNaHCO3などの有機又は無機塩基の存在下で−10℃〜120℃での処理により調製することができる:] [0239] ] [0240] 式(XXXVII)[式中、Qは、CH2である]の化合物は、Schmidt反応条件下、アジ化水素酸での式(XL)のケトンの環拡大により調製することができる。] [0241] ] [0242] 第6の製造法では、式(I)[式中、Aは、結合である]の化合物は、式(XXXVII)の化合物と、式(XLI)[式中、Z6は、クロロ、ブロモ、ヨード又はOSO2CF3などの脱離基である]の化合物との、K2CO3などの塩基及び銅又はパラジウム触媒の存在下で、ジオキサン、DMF又はNMPなどの不活性溶媒中で高温での反応により調製することができる:] [0243] ] [0244] 第7の製造法では、式(I)[式中、Qは、CH2であり、そして、A1は、CH2であり、そしてR1は、存在しない]の化合物は、TiCl4の存在下で、式(XL)のケトンの式(XLII)のアジドとの反応により調製することができる。] [0245] ] [0246] 第8の製造法では、式(I)[式中、Qは、CH2である]の化合物は、式(XLIII)のオキサジリジンの光分解転位により調製することができる。] [0247] ] [0248] 式(XLIII)のオキサジリジンは、式(XL)のケトン及び式(VII)のアミンから、式(XLIV)のイミンを形成して、続く例えばm−CPBAを用いる酸化により調製することができる。] [0249] ] [0250] 第9の製造法では、式(I)の化合物は、別の式(I)の化合物から調製することができる。例えば: (1)Cy1が、臭素又はヨウ素で置換されており、A2が、結合であり、そしてCy2が、水素である、式(I)の化合物は、パラジウム触媒の存在下、場合により置換されているアリール又はヘテロアリールボロン酸若しくはエステルと反応させることにより、A2が、結合であり、そしてCy2が、場合により置換されているアリール又はヘテロアリールである、式(I)の化合物を得ることができる。 (2)R1が、ω−ヒドロキシ(C2−C6)アルキルである、式(I)の化合物は、Jones試薬を使用して、R1が、ω−カルボキシ(C1−C5)アルキルである、式(I)の化合物に酸化させることができる。 (3)R1が、ω−カルボキシ(C1−C6)アルキルである、式(I)の化合物は、EDCのような標準的ペプチド結合試薬を使用して、アンモニア又は(C1−C6)アルキルアミンとカップリングさせることにより、R1が、ω−H2NC(=O)(C1−C6)アルキル又はω−{(C1−C6)アルキルNHC(=O)}(C1−C6)アルキルである、式(I)の化合物を得ることができる。 (4)R1が、ω−ヒドロキシ(C1−C6)アルキルである、式(I)の化合物は、そのメタンスルホン酸エステル又はトリフルオロメタンスルホン酸エステルに変換し、アジ化ナトリウムで処理して、還元することにより、R1が、ω−アミノ(C1−C6)アルキルである、式(I)の化合物を得ることができる。 (5)R1が、アミノ(C1−C6)アルキルである、式(I)の化合物は、無水酢酸又は塩化アセチルと反応させることより、R1が、{アセチルアミノ}(C1−C6)アルキルである、式(I)の化合物を得ることができる。 (6)R1が、アミノ(C1−C6)アルキルである、式(I)の化合物は、塩化メタンスルホニルと反応させることにより、R1が、{メタンスルホニルアミノ}(C1−C6)アルキルである、式(I)の化合物を得ることができる。 (7)R1が、(C2−C6)アルケニルである、式(I)の化合物は、ヒドロホウ素化することにより、R1が、ヒドロキシ(C2−C6)アルキルである、式(I)の化合物が得られる。 (8)R1が、(C2−C6)アルケニルである、式(I)の化合物は、四酸化オスミウム及びN−メチルモルホリン−N−オキシドと反応させることにより、R1が、ビシナルジヒドロキシ(C2−C6)アルキルである、式(I)の化合物を得ることができる。 (9)R1が、H2C=CH(C0−C4)アルキル−である、式(I)の化合物は、オゾンと反応させ、続いてNaBH4と反応させることにより、R1が、ω−ヒドロキシ(C1−C5)アルキルである、式(I)の化合物を得ることができる。 (10)R1が、アミノ(C1−C6)アルキルである、式(I)の化合物は、イソシアン酸(C1−C6)アルキルと反応させることにより、R1が、(C1−C6)アルキルアミノカルボニルアミノ(C1−C6)アルキルである、式(I)の化合物を得ることができる。 (11)R1が、アミノ(C1−C6)アルキルである、式(I)の化合物は、クロロギ酸(C1−C6)アルキルと反応させることにより、R1が、(C1−C6)アルコキシカルボニルアミノ(C1−C6)アルキルである、式(I)の化合物を得ることができる。 (12)R1が、アミノ(C1−C6)アルキルである、式(I)の化合物は、イソシアン酸クロロスルホニル又はスルファミドと反応させることにより、R1が、アミノスルホニルアミノ(C1−C6)アルキルである、式(I)の化合物を得ることができる。 (13)R1が、アミノ(C1−C6)アルキルである、式(I)の化合物は、塩化(C1−C6)アルキルスルファモイルと反応させることにより、R1が、(C1−C6)アルキルアミノスルホニルアミノ(C1−C6)アルキルである、式(I)の化合物を得ることができる。 (14)R1が、ヒドロキシ(C1−C6)アルキルである、式(I)の化合物は、イソシアン酸クロロスルホニルと反応させることにより、R1が、アミノスルホニルオキシ(C1−C6)アルキルである、式(I)の化合物を得ることができる。 (15)R1が、ヒドロキシ(C1−C6)アルキルである、式(I)の化合物は、クロロギ酸p−ニトロフェニル、クロロギ酸ペンタフルオロフェニル又はカルボニルジイミダゾールと反応させ、続いてアンモニア、(C1−C6)アルキルアミン又はジ(C1−C6)アルキルアミンと反応させることにより、R1が、アミノカルボキシ(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アルキルアミノカルボキシ(C1−C6)アルキル、又はジ(C1−C6)アルキルアミノカルボキシ(C1−C6)アルキルである、式(I)の化合物を得ることができる。 (16)R1が、ヒドロキシ(C1−C6)アルキルである、式(I)の化合物は、POCl3と反応させることにより、R1が、(HO)2P(=O)O(C1−C6)アルキルである、式(I)の化合物を得ることができる。 (17)Cy1が、臭素又はヨウ素で置換されており、A2が、結合であり、そしてCy2が、水素である、式(I)の化合物は、パラジウム触媒の存在下で環状アミンと反応させることにより、A2が、結合であり、そしてCy2が、その窒素原子を介して結合している環状アミノ部分である、式(I)の化合物を得ることができる。 (18)Qが、NR5であり、そしてR5が、Hである、式(I)の化合物は、水素化ナトリウムなどの強塩基の存在下で(C1−C6)アルキルハライドと反応させることにより、Qが、NR5であり、そしてR5が、(C1−C6)アルキルである、式(I)の化合物を得ることができる。 (19)R1が、ω−H2NCO(C1−C5)アルキルである、式(I)の化合物は、ピリジンの存在下でTFAAと反応させることにより、R1が、ω−シアノ(C1−C5)アルキルである、式(I)の化合物を得ることができる。 (20)R1が、ω−MeO2C(C1−C5)アルキルである、式(I)の化合物は、MeMgBrの少なくとも2当量と反応させることにより、R1が、HOC(Me)2(C1−C5)アルキルである、式(I)の化合物を得ることができる。 (21)R1が、ω−ヒドロキシ(C1−C6)アルキルである、式(I)の化合物は、そのメタンスルホン酸エステル又はトリフルオロメタンスルホン酸エステルに変換し、モルホリンと反応させることにより、R1が、ω−(4−モルホリノ)(C1−C6)アルキルである、式(I)の化合物を得ることができる。] [0251] 上記の合成方法は、通常、Rが、下記:] [0252] である場合に適用される。] [0253] 精製法 本発明の化合物は、高圧液体クロマトグラフィー(分取HPLC)により精製することができる。特に指定のない限り、分取HPLCとは、Gilson 215系で稼働する0.01%TFAを含有する水/アセトニトリルの勾配で溶離するC−18カラムの分取逆相HPLCを指す。] [0254] LC−MS法 方法1[LC−MS(3分)] カラム:Chromolith SpeedRod、RP-18e、50×4.6mm;移動相:A:0.01%TFA/水、B:0.01%TFA/CH3CN; 流量:1mL/分;勾配:] [0255] ] [0256] 方法2(10〜80)] [0257] ] [0258] 実施例1 (S)−6−フェニル−3−m−トリル−1,3−オキサジナン−2−オン] [0259] ] [0260] 工程1 CH2Cl2(5mL)中の(S)−1−フェニルプロパン−1,3−ジオール(500mg、3.28mmol)及びトリエチルアミン(399mg、3.94mmol)の溶液に、4−メチルベンゼン−1−スルホニルクロリド(626mg、3.28mol)を0℃でゆっくり加え、反応混合物を室温で2時間撹拌した。反応溶液をNa2SO4で乾燥させ、濃縮して、粗生成物を得、それを分取TLC(3:1石油エーテル/EtOAc)により精製して、(S)−3−ヒドロキシ−3−フェニルプロピル4−メチルベンゼンスルホナート(576mg、57%)を得た。1H NMR(400MHz, CDCl3): δ=1.91-2.00 (m, 3H), 2.48 (s, 2H), 4.00 (m, 1H), 4.22 (m, 1H), 4.75 (m, 2H), 7.25-7.30 (m, 7H), 7.75 (d, 2H)。] [0261] 工程2 無水アセトニトリル(2mL)中の(S)−3−ヒドロキシ−3−フェニルプロピル4−メチルベンゼンスルホナート(100mg、0.33mmol)の溶液に、K2CO3(91mg、0.66mmol)、NaI(12mg、0.0825mmol)及びm−トルイジン(42mg、0.39mmol)を加えた。混合物を一晩還流した。混合物を濾過し、フィルターケーキをEtOAcで洗浄した。濾液を濃縮して、粗生成物を得、それを分取TLC(3:1石油エーテル/EtOAc)により精製して、(S)−3−(m−トリルアミノ)−1−フェニルプロパン−1−オール(45mg、57%)を得た。1H NMR(400MHz, CDCl3): δ= 2.05 (m, 2H), 2.25 (s, 3H), 3.25 (m, 2H), 3.40 (s, 2H), 4.90 (m, 1H), 6.50 (m, 4H), 7.05(m, 1H), 7.30 (m, 1H), 7.40 (d, 3H)。] [0262] 工程3 乾燥CH2Cl2(1mL)中の(S)−3−(m−トリルアミノ)−1−フェニルプロパン−1−オール(40mg、0.17mmol)の溶液に、トリエチルアミン(50mg、0.51mmol)及びビス(トリクロロメチル)カルボナート(20mg、0.067mmol)を0℃で加え、反応混合物を室温で一晩撹拌した。反応が終了したとき、混合物を濃縮して、粗生成物を得、それを分取TLC(3:1石油エーテル/EtOAc)により精製して、(S)−6−フェニル−3−m−トリル−1,3−オキサジナン−2−オン(12mg、26%)を得た。1H NMR: (400MHz, CDCl3): δ= 2.24-2.37 (m, 5H), 3.52-3.63 (m, 1H), 3.70-3.79 (m, 1H), 5.42 (dd, 1 H), 7.01-7.10 (m, 3H), 7.18-7.23 (m, 2H), 7.32-7.39 (m, 4H)。] [0263] 実施例2 (R)−6−フェニル−3−m−トリル−1,3−オキサジナン−2−オン] [0264] ] [0265] CH2Cl2(2mL)中の(R)−3−ヒドロキシ−3−フェニルプロピル4−メチルベンゼンスルホナート(100mg、0.327mmol)及び1−イソシアナート−3−メチルベンゼン(44mg、0.327mmol)の溶液に、DBU(149mg、0.981mmol)を加え、反応混合物を一晩還流した。溶媒を減圧下で除去した後、残留物を分取HPLCにより分離して、(R)−6−フェニル−3−m−トリル−1,3−オキサジナン−2−オン(5.34mg、6%:)を得た。LC−MS(10−80)tR=2.439分、m/z=268;1H NMR(CDCl3): 2.30-2.34 (m, 5H), 3.63-3.68 (m, 1H), 3.80-3.86 (m, 1H), 5.49 (dd, 1 H), 7.09-7.45 (m, 9H)。] [0266] 実施例3 (R)−3−(ナフタレン−1−イル)−6−フェニル−1,3−オキサジナン−2−オン] [0267] ] [0268] 標記化合物を、実施例2に記載のものと同様の手順に従って、(R)−3−ヒドロキシ−3−フェニルプロピル4−メチルベンゼンスルホナート及び1−イソシアナトナフタレンを使用して調製した。LC−MS(10−80)tR=2.625分、m/z=304;1H NMR(CDCl3) δ 2.44-2.55 (m, 3H), 3.64-3.69 (m, 1H), 3.84-3.91 (m, 1H), 5.62-5.72 (m, 1 H), 7.38-7.61 (m, 9H), 7.86-7.93 (m, 3H).] [0269] 実施例4 3−(3−ブロモフェニル)−6−(2−クロロフェニル)−1,3−オキサジナン−2−オン] [0270] ] [0271] 工程1 0℃で、濃HClをMe2NH(水中の40%、5.57mL、1.1当量)に滴下してアミンを酸性化にした。添加後、1−(2−クロロフェニル)エタノン(6.18g、0.04mol)及びパラホルムアルデヒド(1.68g、1.4当量)を加えた。混合物をエタノール(20mL)に溶解し、30時間加熱還流した。LC−MSにより、出発物質が無くなっていることが判明した。反応混合物を室温に冷ました。揮発物を減圧下で除去した。EtOAc(30mL)を加え、懸濁液を15分間撹拌した。固体を濾過により回収し、EtOAc(2×X5mL)で洗浄した。白色の固体を減圧下で乾燥させて、1−(2−クロロフェニル)−3−(ジメチルアミノ)プロパン−1−オンHCl塩(5.17g、収率61%)を得た。LC−MS(3分)tR=0.72分、m/z 212、214(M+1)。] [0272] 工程2 1:1エタノール/水(21mL、1.0M)中の1−(2−クロロフェニル)−3−(ジメチルアミノ)プロパン−1−オンHCl塩(5.17g、20.85mmol)及び3−ブロモアニリン(2.27mL、1当量)の溶液を、一晩加熱還流した。LC−MSにより、出発物質が無くなっていることが判明した。反応混合物を室温に冷ました。エタノールを減圧下で除去した。残留物をEtOAcと水に分配した。有機層を1%HCl水溶液(2×30mL)、飽和NaHCO3水溶液(20mL)、ブライン(20mL)で洗浄し、Na2SO4で乾燥させた。濾過した後、残留物(6.08g)を120-gシリカカートリッジのクロマトグラフィーにより精製して、3−(3−ブロモフェニルアミノ)−1−(2−クロロフェニル)プロパン−1−オン(2.75g、収率40%)を橙色の油状物として得た。LC−MS(3分)tR=2.03分、m/z=340、341(M+1);1H NMR(CDCl3) δ 7.47(d, 1H), 7.44-7.38 (m, 2H), 7.33 (td, 1H), 7.00 (m, 1H), 6.84 (m, 1H), 6.77 (s, 1H), 6.56 (m, 1H)。] [0273] 工程3 4:1 THF/メタノール(5mL)中の3−(3−ブロモフェニルアミノ)−1−(2−クロロフェニル)プロパン−1−オン(50mg、0.148mmol)の溶液を、0℃に冷却した。NaBH4(11mg、2当量)を加えた。10分後、混合物を室温にゆっくり温め、2時間撹拌した。混合物を濃縮し、EtOAc(7mL)で希釈し、1%HCl水溶液(1mL)で洗浄して、Na2SO4で乾燥させた。濾過し、濃縮して、粗3−(3−ブロモフェニルアミノ)−1−(2−クロロフェニル)プロパン−1−オールを得、それを更に精製しないで使用した。LC−MS(3分)tR=1.93分、m/z=342、343(M+1)。] [0274] 工程4 粗3−(3−ブロモフェニルアミノ)−1−(2−クロロフェニル)プロパン−1−オール(0.074mmol)の半量を、トリホスゲン(7.5mg、0.34当量)、i−Pr2NEt(26μL、2当量)、ピリジン(30μL、5当量)及びアセトニトリル(5mL)と混合した。混合物を、マイクロ波オーブン中に110℃で30分間入れた。LC−MSにより、反応が完了したことが判明した。混合物を濃縮し、EtOAc(5mL)に再溶解し、1%HCl水溶液(2×2mL)で洗浄し、濃縮し、分取HPLCにより精製して、3−(3−ブロモ−フェニル)−6−(2−クロロ−フェニル)−[1,3]オキサジナン−2−オン(15.2mg)を得た。LC−MS(3分)tR=1.86分、m/z 368、369(M+1)。1H NMR(CDCl3) δ 7.63 (d, 1H), 7.56 (s, 1H), 7.43-7.26 (m, 6H), 5.83 (d, 1H), 3.88 (q, 1H), 3.67 (m, 1H), 2.55 (d, 1H), 2.17 (m, 1H)。] [0275] 実施例5 1−((1S)−1−(2’,4’−ジフルオロビフェニル−4−イル)エチル)−4−フェニルピペリジン−2−オン] [0276] ] [0277] 工程1 3−フェニルグルタル酸無水物(1.0g、5.26mmol、1.0当量)をトルエン(42mL)に溶解し、溶液をN2雰囲気下で−78℃に冷却した。別のフラスコ中で、トリエチルアミン(0.75mL、542mg、5.35mmol、1.05当量)及び(R)−1−(4−ブロモフェニル)エタンアミン(1163mg、5.79mmol、1.25当量)をトルエン21mLに溶解し、この溶液を、シリンジを介して0.5時間かけて滴下し、得られた溶液を室温に温めながら一晩撹拌した。この後、1.0MHCl水溶液(約50mL)を加え、混合物を分液漏斗に移した。層を分離し、有機層をブラインで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、濾過して、蒸発させた。得られた5−((S)−1−(4−ブロモフェニル)エチルアミノ)−5−オキソ−3−フェニルペンタン酸(1.92g、93%)は、次の工程で使用するために十分な純度であった。] [0278] 工程2 5−((S)−1−(4−ブロモフェニル)エチルアミノ)−5−オキソ−3−フェニルペンタン酸(1.92g、4.92mmol、1.0当量)をTHF(30mL)に溶解し、得られた溶液を0℃に冷却した。ボラン(THF中の1.0M、10.5mL、10.5mmol、2.1当量)を、シリンジを介して加えた。0.5時間後、LC−MSはアルコールの形成を示した。過剰量のボランを、1.0MHCl水溶液を滴下することによりクエンチし、混合物を分液漏斗に移した。層を分離し、有機層をブラインで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、濾過して、蒸発させた。得られたN−((S)−1−(4−ブロモフェニル)エチル)−5−ヒドロキシ−3−フェニルペンタンアミド(約1.9g、収率>95%)は、次の工程で使用するために十分な純度であった。] [0279] 工程3 N−((S)−1−(4−ブロモフェニル)エチル)−5−ヒドロキシ−3−フェニルペンタンアミド(約1.9g、5mmol、1.0当量)をCH2Cl2(30mL)に溶解し、0℃に冷却した。メタンスルホニルクロリド(1.15g、10mmol、2.0当量)及びトリエチルアミン(2.1g、20mmol、4.0当量)を順次加え、得られた混合物を1時間撹拌した。この後、LC−MS分析は、出発アルコールの消費を示した。混合物を分液漏斗に移し、有機層を0.1MHCl水溶液及びブラインで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、濾過して、蒸発させた。メシラートを、ヘキサン類中の0〜47%EtOAcで溶離するシリカフラッシュクロマトグラフィーにより精製した。これにより5−((S)−1−(4−ブロモフェニル)エチルアミノ)−5−オキソ−3−フェニルペンチルメタンスルホナート(834mg、37%)を得た。] [0280] 工程4 水素化ナトリウム(油中の60%、294mg、7.4mmol、4.0当量)をDMF(10mL)でスラリーにし、0℃に冷却した。5−((S)−1−(4−ブロモフェニル)エチルアミノ)−5−オキソ−3−フェニルペンチルメタンスルホナート(834mg、1.8mmol、1.0当量)をDMF(5mL)に溶解し、溶液を、シリンジを介してNaHスラリーに加えた。フラスコをDMFですすぎ、混合物を2時間撹拌した。この後、メシラートを消費した。DMFを除去し、残留物をEtOAc/H2Oに取った。層を分離し、有機層をブラインで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、濾過して、蒸発させた。ラクタムを、フラッシュクロマトグラフィーにより精製して、1−((S)−1−(4−ブロモフェニル)エチル)−4−フェニルピペリジン−2−オン(291mg、81%)を得た。] [0281] 工程5 1−((S)−1−(4−ブロモフェニル)エチル)−4−フェニルピペリジン−2−オン(291mg、0.813mmol、1.0当量)、PdCl2(dppf)(17mg、0.020mmol、2.5mol%)、Cs2CO3(530mg、1.63mmol、2.0当量)及び2,4−ジフルオロフェニルボロン酸(194mg、1.72mmol、1.5当量)を、フラスコに加え、これを、排気しそして窒素を戻し充填(back-filled)した。これを2回繰り返した。ジオキサン(20mL)を加え、赤色の混合物を窒素下、70℃に17時間加熱した。この後、LC−MSは、ビアリールの形成を示した。混合物をEtOAc/H2Oで希釈し、分液漏斗に移した。有機層をブラインで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、濾過して、蒸発させた。ビアリールを、フラッシュクロマトグラフィーにより精製した。少量を、分取HPLCにより精製して、上記のビアリール−ラクタムをエピマーの混合物として得た。LC−MS(3分):tR=2.13分、m/z=392。1H NMR(CD3OD): δ 7.54-7.42 (m, 5H), 7.32-7.20 (m, 5H), 7.07-7.02 (m, 2H), 6.08 (q, J = 7.0 Hz, 1H), 3.28 (m, 1H), 3.07 (m, 1H), 2.89 (m, 1H), 2.75 (m, 1H), 2.58 (m, 1H), 2.0 (m, 2H), 1.56 (d, J = 7 Hz, 3H) ppm。マイナージアステレオマーのメチル基、約10%を、1.61ppmで同様の結合定数にて観察した。19F NMR (CD3OD): δ -113.8 ("sept"), -115,8 ("q")。] [0282] 実施例6 4(−4−フルオロフェニル)−1−((1S)−1−(4−メトキシルフェニル)エチル)ピペリジン−2−オン] [0283] ] [0284] 標記化合物を、実施例5 工程1〜4に記載のものと同様の手順に従って、工程1の3−(4−フルオロフェニルグルタル酸無水物及び(S)−1−(4−メトキシフェニル)エタンアミンを使用して調製した。LC−MS(3分):tR=1.79分、m/z=350。1H NMR(CD3OD): 7.25 (m, 4H), 7.01 (m, 2H), 6.90 (m, 2), 5.99 (bt, 1H), 3.76 (s, 3H), 3.1-2.2 (m, 2H), 2.74 (m, 1H), 2.54 (m, 2H), 1.98-1.82 (m, 2H), 1.53 and 1.48 (d, J = 7Hz, 3H)。2つのジアステレオマーは、約2:1比で観察された。19F NMR (CD3OD): δ-119。] [0285] 実施例7 3−((1S)−1−(4−ブロモフェニル)エチル)−6−(4−フルオロフェニル)−1,3−オキサジナン−2−オン] [0286] ] [0287] 工程1 THF(10mL)中の3−クロロ−1−(4−フルオロフェニル)プロパン−1−オン(789mg、4.23mmol)及びi−Pr2NEt(0.91mL、5.1mmol)の撹拌した溶液に、(S)−1−(4−ブロモフェニル)エタンアミン(0.68mL、4.65mmol)を加えた。混合物を室温で一晩撹拌し、10%K2CO3水溶液(10mL)及びジ−tert−ブチルジカルボナート(1.38g、6.35mmol)を加えた。混合物を室温で一晩撹拌し、減圧下で濃縮した。水性の残留物をエーテル(100mL)で抽出した。エーテル抽出物を5%HCl水溶液(20mL)、飽和NaHCO3水溶液(20mL)及びブライン(20mL)で洗浄し、Na2SO4で乾燥させた。溶媒を除去し、油状物(3.77g)を得、それをヘキサン類中の0〜60%EtOAcの勾配で溶離する40−gシリカゲルカートリッジのクロマトグラフィーにより精製して、1−(4−ブロモフェニル)エチル(3−(4−フルオロフェニル)−3−オキソプロピル)カルバミン酸(S)−tert−ブチル(2.04g、定量)をロウ状の固体として得た。LC−MS(3分)tR=2.35分、m/z=474、472、452、450、352、350。] [0288] 工程2 MeOH(20mL)中の1−(4−ブロモフェニル)エチル(3−(4−フルオロフェニル)−3−オキソプロピル)カルバミン酸(S)−tert−ブチル(500mg、1.11mmol)の撹拌した溶液に、NaBH4キャプレット(1g、26mmol)を加えた。混合物を室温で一晩撹拌し、減圧下で濃縮した。残留物をEtOAc(80mL)と水(20mL)に分配した。有機層をブラインで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、濃縮して、(S)−1−(4−ブロモフェニル)エチル(3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル)カルバミン酸tert−ブチル(474mg、94%)を油状物として得た。LC−MS(3分)tR=2.33分、454、452、380、378。] [0289] 工程3 乾燥THF(10mL)中の(S)−1−(4−ブロモフェニル)エチル(3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル)カルバミン酸tert−ブチル(474mg、1.05mmol)の撹拌した溶液に、油中60%NaH(250mg、10.4mmol)を加えた。混合物を3時間加熱還流した。混合物を水(20mL)及びEtOAc(80mL)で希釈した。有機層を分離し、5%HCl水溶液(20mL)、飽和NaHCO3水溶液(20mL)及びブライン(20mL)で洗浄し、Na2SO4で乾燥させた。溶媒を除去し、油状物(348mg)を得た。粗生成物の一部を分取HPLCにより精製して、3−((1S)−1−(4−ブロモフェニル)エチル)−6−(4−フルオロフェニル)−1,3−オキサジナン−2−オンを、1H NMRに基づいてジアステレオマーの2:1 混合物として得た。LC−MS(3分)tR=1.92分、m/z=380、378。1H NMR (CDCl3) δ [メジャー及びマイナージアステレオマーの選択された共鳴] 1.52 (d, major), 1.59 (d, minor), 3.06 (m, major), 3.31 (m, minor), 5.20 (dd, major), 5.25 (dd, minor)。] [0290] 実施例8 1−((S)−1−(4−ブロモフェニル)エチル)−4−フェニル−1,3−diアゼパン−2−オン] [0291] ] [0292] 工程1 CH2Cl2(40mL)中のベンゾイルプロピオン酸(2.00g、11.2mmol)、(S)−1−(4−ブロモフェニル)エタンアミン(2.25g、11.2mmol)、HOBt(1.72g、11.2mmol)及びi−Pr2NEt(2.2mL、12.3mmol)の撹拌した溶液に、EDC.HCl(2.37g、12.3mmol)を加えた。混合物を室温で4時間撹拌し、EtOAc(140mL)及び5%HCl水溶液(50mL)で希釈した。混合物を濾過し、(S)−N−(1−(4−ブロモフェニル)エチル)−4−オキソ−4−フェニルブタンアミド(3.80g、93%)を白色の固体として回収した。1H NMR(d6-DMSO) δ 1.28 (d, 3H), 2.50 (m, 2H), 3.19 (m, 2H), 4.82 (m, 1H), 7.23 (d, 2H), 7.47 (4H), 7.59 (m, 1H), 7.92 (d, 2H), 8.38 (d, 1H)。] [0293] 工程2 磁気撹拌棒を備えた250-mLRBF(丸底フラスコ)に、固体の(S)−N−(1−(4−ブロモフェニル)エチル)−4−オキソ−4−フェニルブタンアミド(2.85g、7.9mmol)入れ、氷浴中に置いた。撹拌した固体に、THF中の1.0M BH3(30mL、30mmol)を加えた。氷浴を取り外し、混合物を室温で2.5時間撹拌した。混合物を5%HCl水溶液(100mL)に注ぎ、減圧下で濃縮してTHFを除去した。水性の残留物を、NaOHペレットを滴下することによりpH14に塩基性化した。混合物をCH2Cl2(2×100mL)で抽出した。合わせたCH2Cl2抽出物をNa2SO4で乾燥させた。溶媒を除去して、粗4−((S)−1−(4−ブロモフェニル)エチルアミノ)−1−フェニルブタン−1−オール(2.58g、94%)を油状物として得た。LC−MS法1 tR=1.20分、m/z=348、350。] [0294] 工程3 THF(40mL)中の粗4−((S)−1−(4−ブロモフェニル)エチルアミノ)−1−フェニルブタン−1−オール(2.46g、7.1mmol)の撹拌した溶液に、10%K2CO3水溶液(40mL)を加え、続いてジ−t−ブチルジカルボナート(1.90g、8.5mmol)を加えた。混合物を室温で一晩撹拌し、濃縮してTHFを除去した。水性の残留物をEtOAc(2×80mL)で抽出した。合わせたEtOAc抽出物をブライン(40mL)で洗浄し、MgSO4で乾燥させた。溶媒を除去して、(S)−1−(4−ブロモフェニル)エチル(4−ヒドロキシ−4−フェニルブチル)カルバミン酸tert−ブチル(3.24g、定量)を得た。LC−MS法1 tR=1.20分、m/z=472、470、350、348。] [0295] 工程4 CH2Cl2(20mL)中の(S)−1−(4−ブロモフェニル)エチル(4−ヒドロキシ−4−フェニルブチル)カルバミン酸tert−ブチル(3.24g、7.1mmol)の撹拌した溶液に、CH2Cl2(23mL、10.8mmol)中の15%Dess-Martinペルヨージナン溶液を室温で加えた。混合物を室温で一晩撹拌した。飽和NaHCO3水溶液(50mL)を加え、混合物を10分間撹拌した。固体のNa2S2O3(5g)を加え、撹拌を1時間続けた。混合物をCH2Cl2(2×100mL)で抽出し、合わせた有機層をブライン(35mL)で洗浄し、Na2SO4で乾燥させた。溶媒を除去して、琥珀色の油状物(3.19g)を得、それをヘキサン類中の0〜100%EtOAcの勾配で溶離する40−gシリカカートリッジのクロマトグラフィーにより精製して、1−(4−ブロモフェニル)エチル(4−オキソ−4−フェニルブチル)カルバミン酸(S)−tert−ブチル(2.32g、72%)を黄色の油状物として得た。LC−MS法1 tR=2.40分、m/z=470、468、348、346。] [0296] 工程5 MeOH(15mL)中の1−(4−ブロモフェニル)エチル(4−オキソ−4−フェニルブチル)カルバミン酸(S)−tert−ブチル(193mg、0.43mmol)及びNH4OAc(670mg、8.6mmol)の撹拌した溶液に、NaCNBH3(270mg、4.3mmol)を加えた。混合物を22時間加熱還流し、減圧下で濃縮した。残留物を1MNaOH水溶液(25mL)とCH2Cl2(2×50mL)に分配した。合わせたCH2Cl2層をブライン(15mL)で洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、濃縮して、4−アミノ−4−フェニルブチル((1S)−1−(4−ブロモフェニル)エチル)カルバミン酸tert−ブチル(179mg、93%)を油状物として得、それを更に精製しないで使用した。LC−MS法1 tR=1.57分、m/z=449、447。] [0297] 工程6 CH2Cl2(5mL)中の4−アミノ−4−フェニルブチル((1S)−1−(4−ブロモフェニル)エチル)カルバミン酸tert−ブチル(179mg、0.40mmol)の撹拌した溶液に、ジオキサン(5mL)中の4M HClを室温で加えた。混合物を1時間撹拌し、濃縮して、N1−((1S)−1−(4−ブロモフェニル)エチル)−4−フェニルブタン−1,4−ジアミン二塩酸塩(162mg、96%)を得た。LC−MS法1 tR=0.92分、m/z=349、347。] [0298] 工程7 CH2Cl2(8mL)中のN1−((1S)−1−(4−ブロモフェニル)エチル)−4−フェニルブタン−1,4−ジアミン二塩酸塩(19.5mg、0.046mmol)及びi−Pr2NEt(0.10mL、0.56mmol)の撹拌した溶液を、氷浴中で冷却し、固体のトリホスゲン(4.6mg、0.015mmol)を加えた。氷浴を融解し、混合物を室温で一晩撹拌した。混合物をエーテル(90mL)で希釈し、5%HCl水溶液(20mL)及び飽和NaHCO3水溶液(20mL)で洗浄して、MgSO4で乾燥させた。溶媒を除去して、残留物(17.5mg)を得、それを分取HPLCにより精製して、1−((S)−1−(4−ブロモフェニル)エチル)−4−フェニル−1,3−ジアゼパン−2−オン(1.4mg、8%)を得た。LC−MS(3分)tR=2.05分、m/z=375、373。] [0299] 生物学的試験例1 本発明の化合物による11β−HSD1のミクロソーム調製物の阻害は、本質的に以前に記載されたように測定した(K. Solly, S. S. Mundt, H.J. Zokian, G. J. Ding, A. Hermanowski-Vosatka, B. Strulovici, and W. Zheng, High-Throughput Screening of 11-Beta-Hydroxysteroid Dehydrogenase Type 1 in Scintillation Proximity Assay Format. Assay Drug Dev Technol 3 (2005) 377-384)。全ての反応は、96ウェル透明フレキシブルPET Microbetaプレート(PerkinElmer)の中で室温にて実施した。アッセイは、基質溶液(50mMHEPES(pH7.4)、100mM KCl、5mM NaCl、2mM MgCl2、2mMNADPH及び160nM [3H]コルチゾン(1Ci/mmol))49μlを分散させること、及び0.1mMから開始して2回希釈で10倍になるように予め希釈した被験化合物のDMSO溶液(8ポイント)1μLと混合することにより開始する。10分間の予備インキュベーション後に、ヒト11β−HSD1を過剰発現しているCHO細胞から単離されたミクロソーム含有酵素溶液(総タンパク質10〜20μg/ml)50μLを加え、プレートを室温で90分間インキュベーションした。10μMの18β−グリシチルレチン酸、5mg/mlのプロテインAコーティングYSi SPAビーズ(GE Healthcare)及びSuperblock緩衝液(Bio-Rad)中に3.3μg/mlの抗コルチゾール抗体(East Coast Biologies)を含有するSPAビーズ懸濁液50μlを加えることにより反応を停止させた。プレートを室温で120分間振盪し、[3H]コルチゾールに対応するSPAシグナルをMicrobetaプレートリーダーで測定した。] [0300] 生物学的試験例2 本発明の化合物による11β−HSD1の阻害を以下のように細胞全体で測定した。アッセイ用の細胞は以下の二つの販売元から得た:Zen-Bio, Inc.からの完全分化ヒト大網脂肪細胞;及びLonza Group Ltdからのヒト大網前脂肪細胞。Zen-Bio Inc.からの予め分化した大網脂肪細胞を96ウェルプレートに入った状態で購入し、前駆細胞である前脂肪細胞から分化後少なくとも2週間でアッセイに使用した。Zen-Bioは、脂肪生成及び脂質生成ホルモン(ヒトインスリン、デキサメタゾン、イソブチルメチルキサンチン及びPPAR−γアゴニスト)を培地に補充することにより前脂肪細胞の分化を誘導した。細胞は、37℃及び5%CO2で完全脂肪細胞培地(DMEM/HamのF−12(1:1、v/v)、HEPES(pH7.4)、ウシ胎児血清、ペニシリン、ストレプトマイシン及びアムホテリシンB、Zen-Bio, Inc.が供給)中で維持した。]
权利要求:
請求項1 式(I):{式中、Rは、下記:であり;R1は、(a)存在しないか、或いは(b)(C1−C6)アルキル、(C2−C6)アルケニル、(C2−C6)アルキニル、又は(C1−C3)アルコキシ(C1−C3)アルキルから選択され、ここで、各々は、場合により、フッ素、シアノ、オキソ、R4、R4O−、(R4)2N−、R4O2C−、R4S、R4S(=O)−、R4S(=O)2−、R4C(=O)NR4−、(R4)2NC(=O)−、(R4)2NC(=O)O−、(R4)2NC(=O)NR4−、R4OC(=O)NR4−、(R4)2NC(=NCN)NR4−、(R4O)2P(=O)O−、(R4O)2P(=O)NR4−、R4OS(=O)2NR4−、(R4)2NS(=O)2O−、(R4)2NS(=O)2NR4−、R4S(=O)2NR4−、R4S(=O)2NHC(=O)−、R4S(=O)2NHC(=O)O−、R4S(=O)2NHC(=O)NR4−、R4OS(=O)2NHC(=O)−、R4OS(=O)2NHC(=O)O−、R4OS(=O)2NHC(=O)NR4−、(R4)2NS(=O)2NHC(=O)−、(R4)2NS(=O)2NHC(=O)O−、(R4)2NS(=O)2NHC(=O)NR4−、R4C(=O)NHS(=O)2−、R4C(=O)NHS(=O)2O−、R4C(=O)NHS(=O)2NR4−、R4OC(=O)NHS(=O)2−、R4OC(=O)NHS(=O)2O−、R4OC(=O)NHS(=O)2NR4−、(R4)2NC(=O)NHS(=O)2−、(R4)2NC(=O)NHS(=O)2O−、(R4)2NC(=O)NHS(=O)2NR4−、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロアリール、アリールアミノ及びヘテロアリールアミノから独立に選択される4個以下の基で置換されており;A1は、(a)結合、或いは(b)(C1−C3)アルキレン、CH2CH2O(ここで、酸素は、Cy1に結合している)、又はCH2C(=O)(ここで、カルボニル炭素は、Cy1に結合している)であり;Cy1は、アリール、ヘテロアリール、単環式シクロアルキル又はヘテロシクリルであり、ここで、各々は、場合により、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素、シアノ、ニトロ、アミノ、ヒドロキシ、カルボキシ、(C1−C6)アルキル、ヒドロキシ(C1−C6)アルキル、(C3−C6)シクロアルキル、ヒドロキシ(C3−C6)シクロアルキル、(C4−C7)シクロアルキルアルキル、(C2−C6)アルケニル、ハロ(C2−C6)アルケニル、ヒドロキシ(C2−C6)アルケニル、(C2−C6)アルキニル、(C3−C6)シクロアルキル(C2−C4)アルキニル、ハロ(C1−C6)アルキル、ハロ(C3−C6)シクロアルキル、ハロ(C4−C7)シクロアルキルアルキル、(C1−C6)アルコキシ、(C3−C6)シクロアルコキシ、(C4−C7)シクロアルキルアルコキシ、ハロ(C1−C6)アルコキシ、ハロ(C3−C6)シクロアルコキシ、ハロ(C4−C7)シクロアルキルアルコキシ、(C1−C6)アルキルチオ、(C3−C6)シクロアルキルチオ、(C4−C7)シクロアルキルアルキルチオ、ハロ(C1−C6)アルキルチオ、ハロ(C3−C6)シクロアルキルチオ、ハロ(C4−C7)シクロアルキルアルキルチオ、(C1−C6)アルカンスルフィニル、(C3−C6)シクロアルカンスルフィニル、(C4−C7)シクロアルキルアルカンスルフィニル、ハロ(C1−C6)アルカン−スルフィニル、ハロ(C3−C6)シクロアルカンスルフィニル、ハロ(C4−C7)シクロアルキルアルカンスルフィニル、(C1−C6)アルカンスルホニル、(C3−C6)シクロアルカンスルホニル、(C4−C7)シクロアルキルアルカンスルホニル、ハロ(C1−C6)アルカンスルホニル、ハロ(C3−C6)シクロアルカンスルホニル、ハロ(C4−C7)シクロ−アルキルアルカンスルホニル、(C1−C6)アルキルアミノ、ジ(C1−C6)アルキルアミノ、(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルコキシ、ハロ(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルコキシ、(C1−C6)アルコキシカルボニル、H2NCO、H2NSO2、(C1−C6)アルキルアミノカルボニル、ジ(C1−C6)アルキルアミノカルボニル、(C1−C3)アルコキシ(C1−C3)アルキルアミノカルボニル、ヘテロシクリルカルボニル、(C1−C6)アルキルアミノスルホニル、ジ(C1−C6)アルキルアミノスルホニル、ヘテロシクロスルホニル、(C1−C6)アルキルカルボニルアミノ、(C1−C6)アルキルカルボニルアミノ(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アルキルスルホニルアミノ、(C1−C6)アルキルスルホニルアミノ(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アルコキシカルボニル(C1−C6)アルコキシ、(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルキル、ハロ(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルキル、ヒドロキシ(C1−C6)アルコキシ、ヘテロアリール、オキソ、アミノ(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アルキルアミノ(C1−C6)アルキル、ジ(C1−C6)アルキルアミノ(C1−C6)アルキルアミノ(C2−C6)アルコキシ、(C1−C6)アルキルアミノ(C2−C6)アルコキシ、ジ(C1−C6)アルキルアミノ(C2−C6)アルコキシル;(C1−C6)アルキルカルボニル;(C3−C6)シクロアルキルカルボニル、(C3−C6)シクロアルキルアミノカルボニル、{(C3−C6)シクロアルキル}{(C1−C6)アルキル}アミノカルボニル、ジ(C3−C6)シクロアルキルアミノカルボニル、(C3−C6)シクロアルキルアミノスルホニル、{(C3−C6)シクロアルキル}{(C1−C6)アルキル}アミノスルホニル、ジ(C3−C6)シクロアルキルアミノスルホニル、シアノ(C1−C6)アルキル、アミノカルボニル(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アルキルアミノカルボニル(C1−C6)アルキル、ジ(C1−C6)アルキルアミノカルボニル(C1−C6)アルキル、(C3−C6)シクロアルキルアミノカルボニル(C1−C6)アルキル、{(C3−C6)シクロアルキル}{(C1−C6)アルキル}アミノカルボニル(C1−C6)アルキル及びジ(C3−C6)シクロアルキルアミノカルボニル(C1−C6)アルキルから独立に選択される1〜4個の基で置換されており[但し、(a)tが、2であり、そしてQが、O又はCH2であるか、或いは、tが、1であり、そしてQが、Oである、(b)A1が、場合によりR1で置換されているCH2である、及び(c)A2が、結合である場合、Cy2は、A1に結合しているCy1の環原子に対してメタ又はパラであり、そしてCy1で表されるアリール、ヘテロアリール、単環式シクロアルキル又はヘテロシクリルは、臭素、ヨウ素、アミノ、ハロ(C1−C6)アルキルで、A1に結合している炭素原子に対して環原子オルトで置換されていない];A2は、(a)結合、O、S又はNR4であるか;或いは(b)(C1−C3)アルキレン又は(C1−C2)アルキレンオキシであり、これらの各々は、場合により、メチル、エチル、トリフルオロメチル又はオキソから独立に選択される1〜4個の基で置換されており;Cy2は、(a)水素であるか、或いは(b)アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル又はヘテロシクリルであり、ここで、各々は、場合により、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素、シアノ、ニトロ、アミノ、ヒドロキシ、カルボキシ、(C1−C6)アルキル、ヒドロキシ(C1−C6)アルキル、(C3−C6)シクロアルキル、ヒドロキシ(C3−C6)シクロアルキル、(C4−C7)シクロアルキルアルキル、(C2−C6)アルケニル、ハロ(C2−C6)アルケニル、ヒドロキシ(C2−C6)アルケニル、(C2−C6)アルキニル、(C3−C6)シクロアルキル(C2−C4)アルキニル、ハロ(C1−C6)アルキル、ハロ(C3−C6)シクロアルキル、ハロ(C4−C7)シクロアルキルアルキル、(C1−C6)アルコキシ、(C3−C6)シクロアルコキシ、(C4−C7)シクロアルキルアルコキシ、ハロ(C1−C6)アルコキシ、ハロ(C3−C6)シクロアルコキシ、ハロ(C4−C7)シクロアルキルアルコキシ、(C1−C6)アルキルチオ、(C3−C6)シクロアルキルチオ、(C4−C7)シクロアルキルアルキルチオ、ハロ(C1−C6)アルキルチオ、ハロ(C3−C6)シクロアルキルチオ、ハロ(C4−C7)シクロアルキルアルキルチオ、(C1−C6)アルカンスルフィニル、(C3−C6)シクロアルカンスルフィニル、(C4−C7)シクロアルキルアルカンスルフィニル、ハロ(C1−C6)アルカン−スルフィニル、ハロ(C3−C6)シクロアルカンスルフィニル、ハロ(C4−C7)シクロアルキルアルカンスルフィニル、(C1−C6)アルカンスルホニル、(C3−C6)シクロアルカンスルホニル、(C4−C7)シクロアルキルアルカンスルホニル、ハロ(C1−C6)アルカンスルホニル、ハロ(C3−C6)シクロアルカンスルホニル、ハロ(C4−C7)シクロ−アルキルアルカンスルホニル、(C1−C6)アルキルアミノ、ジ(C1−C6)アルキルアミノ、(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルコキシ、ハロ(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルコキシ、(C1−C6)アルコキシカルボニル、H2NCO、H2NSO2、(C1−C6)アルキルアミノカルボニル、ジ(C1−C6)アルキルアミノカルボニル、(C1−C3)アルコキシ(C1−C3)アルキルアミノカルボニル、ヘテロシクリルカルボニル、(C1−C6)アルキルアミノスルホニル、ジ(C1−C6)アルキルアミノスルホニル、ヘテロシクロスルホニル、(C1−C6)アルキルカルボニルアミノ、(C1−C6)アルキルカルボニルアミノ(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アルキルスルホニルアミノ、(C1−C6)アルキルスルホニルアミノ(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アルコキシカルボニル(C1−C6)アルコキシ、(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルキル、ハロ(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルキル、ヒドロキシ(C1−C6)アルコキシ、ヘテロアリール、オキソ、アミノ(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アルキルアミノ(C1−C6)アルキル、ジ(C1−C6)アルキルアミノ(C1−C6)アルキルアミノ(C2−C6)アルコキシ、(C1−C6)アルキルアミノ(C2−C6)アルコキシ、ジ(C1−C6)アルキルアミノ(C2−C6)アルコキシル;(C1−C6)アルキルカルボニル;(C3−C6)シクロアルキルカルボニル、(C3−C6)シクロアルキルアミノカルボニル、{(C3−C6)シクロアルキル}{(C1−C6)アルキル}アミノカルボニル、ジ(C3−C6)シクロアルキルアミノカルボニル、(C3−C6)シクロアルキルアミノスルホニル、{(C3−C6)シクロアルキル}{(C1−C6)アルキル}アミノスルホニル、ジ(C3−C6)シクロアルキルアミノスルホニル、シアノ(C1−C6)アルキル、アミノカルボニル(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アルキルアミノカルボニル(C1−C6)アルキル、ジ(C1−C6)アルキルアミノカルボニル(C1−C6)アルキル、(C3−C6)シクロアルキルアミノカルボニル(C1−C6)アルキル、{(C3−C6)シクロアルキル}{(C1−C6)アルキル}アミノカルボニル(C1−C6)アルキル及びジ(C3−C6)シクロアルキルアミノカルボニル(C1−C6)アルキルから独立に選択される1〜4個の基で置換されており[但し、(a)tが、1である;(b)Qが、Oである、(c)A1が、場合によりR1で置換されているCH2である、及び(d)Cy1が、フェニルである場合、A2Cy2は、NHR4又は場合により置換されているヘテロシクリルではなく;但し、(a)A1が、CH2CH2Oであり;(b)Cy1が、フェニルである、及び(c)A2が、CH2である場合、Cy2は、オキソで置換されているヘテロシクリルではない];R1a及びR1bは、各々、(a)水素、或いは(b)(C1−C6)アルキル、(C2−C6)アルケニル、(C2−C6)アルキニル、又は(C1−C3)アルコキシ(C1−C3)アルキル(これらは、場合により、フッ素、ヒドロキシ、(C1−C3)アルコキシ及びH2NC(=O)から独立に選択される3個以下の基で置換されている)から独立に選択され;Aは、直鎖状又は分岐鎖状の(C1−C8)アルキル、(C2−C8)アルケニル又は(C2−C8)アルキニル(これらは、場合により、フッ素、シアノ、オキソ、R4、−OHR4O−、(R4)2N−、R4O2C−、R4S、R4S(=O)−、R4S(=O)2−、R4C(=O)NR4−、(R4)2NC(=O)−、(R4)2NC(=O)O−、(R4)2NC(=O)NR4−、R4OC(=O)NR4−、(R4)2NC(=NCN)NR4−、(R4O)2P(=O)O−、(R4O)2P(=O)NR4−、R4OS(=O)2NR4−、(R4)2NS(=O)2O−、(R4)2NS(=O)2NR4−、R4S(=O)2NR4−、R4SO2NR4−、R4S(=O)2NHC(=O)−、R4S(=O)2NHC(=O)O−、R4S(=O)2NHC(=O)NR4−、R4OS(=O)2NHC(=O)−、R4OS(=O)2NHC(=O)O−、R4OS(=O)2NHC(=O)NR4−、(R4)2NS(=O)2NHC(=O)−、(R4)2NS(=O)2NHC(=O)O−、(R4)2NS(=O)2NHC(=O)NR4−、R4C(=O)NHS(=O)2−、R4C(=O)NHS(=O)2O−、R4C(=O)NHS(=O)2NR4−、R4OC(=O)NHS(=O)2−、R4OC(=O)NHS(=O)2O−、R4OC(=O)NHS(=O)2NR4−、(R4)2NC(=O)NHS(=O)2−、(R4)2NC(=O)NHS(=O)2O−、(R4)2NC(=O)NHS(=O)2NR4−、ヘテロシクリルアミノ(ここで、ヘテロシクリル部分は、場合により、アルキル、ハロアルキル又はオキソで置換されている);ヘテロアリールアミノ(ここで、ヘテロアリール部分は、場合により、アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、アルキルチオ、アルキルスルホニル、ハロゲン、トリフルオロメチル、ジアルキルアミノ、ニトロ、シアノ、CO2H、CONH2、N−モノアルキル−置換アミド、N,N−ジアルキル−置換アミド、又はオキソで置換されている);アリールアミノ(ここで、アリール部分は、場合により、アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、アルキルチオ、アルキルスルホニル、ハロゲン、トリフルオロメチル、ジアルキルアミノ、ニトロ、シアノ、CO2H、CONH2、N−モノアルキル−置換アミド、N,N−ジアルキル−置換アミド、又はオキソで置換されている);及びシクロアルキルアミノ(ここで、シクロアルキル部分は、場合により、アルキル、ハロアルキル又はオキソで置換されている)から独立に選択される4個以下の基で置換されている)であり;tは、1、2又は3であり;Yは、(C1−C6)アルキル又はハロ(C1−C6)アルキルであり;nは、0、1又は2であり;Eは、(a)結合であるか、或いは(b)(C1−C3)アルキレン又は(C1−C2)アルキレニルオキシであり、ここで、Oは、R2に結合しており、これらの各々は、場合により、メチル、エチル、トリフルオロメチル又はオキソから独立に選択される1〜4個の基で置換されており[但し、Qが、NHである場合、ER2は、(C1−C6)アルキル又はベンジルではない];R2は、(C1−C6)アルキル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル又はヘテロシクリルであり、ここで、各々は、場合により、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素、ニトロ、ヒドロキシ、(C1−C6)アルキル、(C3−C6)シクロアルキル、ヒドロキシ(C3−C6)シクロアルキル、(C4−C7)シクロアルキルアルキル、(C2−C6)アルケニル、ハロ(C2−C6)アルケニル、ヒドロキシ(C2−C6)アルケニル、(C2−C6)アルキニル、(C3−C6)シクロアルキル(C2−C4)アルキニル、ハロ(C1−C6)アルキル、ハロ(C3−C6)シクロアルキル、ハロ(C4−C7)シクロアルキルアルキル、(C1−C6)アルコキシ、(C3−C6)シクロアルコキシ、(C4−C7)シクロアルキルアルコキシ、ハロ(C1−C6)アルコキシ、ハロ(C3−C6)シクロアルコキシ、ハロ(C4−C7)シクロアルキルアルコキシ、(C1-C6)アルキルチオ、(C3−C6)シクロアルキルチオ、(C4−C7)シクロアルキルアルキルチオ、ハロ(C1−C6)アルキルチオ、ハロ(C3−C6)シクロアルキルチオ、ハロ(C4−C7)シクロアルキルアルキルチオ、(C1−C6)アルカンスルフィニル、(C3−C6)シクロアルカンスルフィニル、(C4−C7)シクロアルキルアルカンスルフィニル、ハロ(C1−C6)アルカン−スルフィニル、ハロ(C3−C6)シクロアルカンスルフィニル、ハロ(C4−C7)シクロアルキルアルカンスルフィニル、(C1−C6)アルカンスルホニル、(C3−C6)シクロアルカンスルホニル、(C4−C7)シクロアルキルアルカンスルホニル、ハロ(C1−C6)アルカンスルホニル、ハロ(C3−C6)シクロアルカンスルホニル、ハロ(C4−C7)シクロ−アルキルアルカンスルホニル、(C1−C6)アルキルアミノ、ジ(C1−C6)アルキルアミノ、(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルコキシ、ハロ(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルコキシ、H2NCO、H2NSO2、(C1−C6)アルキルアミノカルボニル、ジ(C1−C6)アルキルアミノカルボニル、(C1−C3)アルコキシ(C1−C3)アルキルアミノカルボニル、ヘテロシクリルカルボニル、(C1−C6)アルキルアミノスルホニル、ジ(C1−C6)アルキルアミノスルホニル、ヘテロシクロスルホニル、(C1−C6)アルキルカルボニルアミノ、(C1−C6)アルキルカルボニルアミノ(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アルキルスルホニルアミノ、(C1−C6)アルキルスルホニルアミノ(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アルコキシカルボニル(C1−C6)アルコキシ、(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルキル、ハロ(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルキル、ヒドロキシ(C1−C6)アルコキシ、ヘテロアリール、オキソ、アミノ(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アルキルアミノ(C1−C6)アルキル、ジ(C1−C6)アルキルアミノ(C1−C6)アルキルアミノ(C2−C6)アルコキシ、(C1−C6)アルキルアミノ(C2−C6)アルコキシ、ジ(C1−C6)アルキルアミノ(C2−C6)アルコキシル;(C1−C6)アルキルカルボニル;(C3−C6)シクロアルキルカルボニル、(C3−C6)シクロアルキルアミノカルボニル、{(C3−C6)シクロアルキル}{(C1−C6)アルキル}アミノカルボニル、ジ(C3−C6)シクロアルキルアミノカルボニル、(C3−C6)シクロアルキルアミノスルホニル、{(C3−C6)シクロアルキル}{(C1−C6)アルキル}アミノスルホニル、ジ(C3−C6)シクロアルキルアミノスルホニル、シアノ(C1−C6)アルキル、アミノカルボニル(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アルキルアミノカルボニル(C1−C6)アルキル、ジ(C1−C6)アルキルアミノカルボニル(C1−C6)アルキル、(C3−C6)シクロアルキルアミノカルボニル(C1−C6)アルキル、{(C3−C6)シクロアルキル}{(C1−C6)アルキル}アミノカルボニル(C1−C6)アルキル及びジ(C3−C6)シクロアルキルアミノカルボニル(C1−C6)アルキルから独立に選択される4個以下の基で置換されており;ここで、R2で表される基に関する1〜4個の置換基は、アミノ、シアノ、カルボキシ、(C1−C6)アルコキシカルボニル及びヒドロキシ(C1−C6)アルキルから更に選択され、Eが、結合、又は、(C1−C3)アルキレンである場合、tは、1であり、そしてQは、O又はCH2であり[但し、ER2は、CH2Cl、CH2OH、CHO又はCH2Oフェニルではない][但し、(a)tが、2である;(b)Eが、結合である、及び(c)R2が、フェニルである場合、R2は、(C1−C6)アルコキシ、(C3−C6)シクロアルコキシ、(C4−C7)シクロアルキルアルコキシ、ハロ(C1−C6)アルコキシ、ハロ(C3−C6)シクロアルコキシ、ハロ(C4−C7)シクロアルキルアルコキシで置換されていない;但し、(a)A1が、結合である;(b)R1が、存在しない;(c)Cy1が、フェニルである;(d)A2が、結合である、(e)Cy2が、Hである、及び(f)Eが、結合である場合、R2は、非置換フェニルではない;但し、(a)tが、1である;(b)Qが、NR5である;(c)A1が、結合である;(d)R1が、存在しない;(e)Cy1が、場合により置換されているフェニルである;(f)A2が、結合である;(g)Cy2が、Hである場合、ER2は、非置換(C1−C6)アルキルではない];Qは、O、NR5又はCH2であり;各R4は、H、(C1−C6)アルキル、ハロ(C1−C6)アルキル、アミノ(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アルキルアミノ(C1−C6)アルキル、ジ(C1−C6)アルキルアミノ(C1−C6)アルキル、ヒドロキシ(C1−C6)アルキル、及び(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルキルから独立に選択され;そして各R5は、独立に、H、(C1−C6)アルキル、ハロ(C1−C6)アルキル、又はヒドロキシ(C1−C6)アルキルである}で示される化合物、又はその薬学的に許容しうる塩、エナンチオマー若しくはジアステレオマー。 請求項2 化合物が、式(I1):で示される請求項1記載の化合物、又はその薬学的に許容しうる塩、エナンチオマー若しくはジアステレオマー。 請求項3 化合物が、式(I2):で示される請求項2記載の化合物、又はその薬学的に許容しうる塩、エナンチオマー若しくはジアステレオマー。 請求項4 化合物が、式(I3):で示される請求項2記載の化合物、又はその薬学的に許容しうる塩、エナンチオマー若しくはジアステレオマー。 請求項5 化合物が、式(I4):で示される請求項2記載の化合物、又はその薬学的に許容しうる塩、エナンチオマー若しくはジアステレオマー。 請求項6 化合物が、式(I5):で示される請求項3記載の化合物、又はその薬学的に許容しうる塩、エナンチオマー若しくはジアステレオマー。 請求項7 化合物が、式(I6):で示される請求項3記載の化合物、又はその薬学的に許容しうる塩、エナンチオマー若しくはジアステレオマー。 請求項8 化合物が、式(I7):で示される請求項3記載の化合物、又はその薬学的に許容しうる塩、エナンチオマー若しくはジアステレオマー。 請求項9 化合物が、式(I8):で示される請求項4記載の化合物、又はその薬学的に許容しうる塩、エナンチオマー若しくはジアステレオマー。 請求項10 化合物が、式(I9):で示される請求項4記載の化合物、又はその薬学的に許容しうる塩、エナンチオマー若しくはジアステレオマー。 請求項11 化合物が、式(I10):で示される請求項4記載の化合物、又はその薬学的に許容しうる塩、エナンチオマー若しくはジアステレオマー。 請求項12 化合物が、式(I11):で示される請求項5記載の化合物、又はその薬学的に許容しうる塩、エナンチオマー若しくはジアステレオマー。 請求項13 化合物が、式(I12):で示される請求項5記載の化合物、又はその薬学的に許容しうる塩、エナンチオマー若しくはジアステレオマー。 請求項14 化合物が、式(I13):で示される請求項5記載の化合物、又はその薬学的に許容しうる塩、エナンチオマー若しくはジアステレオマー。 請求項15 化合物が、式(I14):で示される請求項1記載の化合物、又はその薬学的に許容しうる塩、エナンチオマー若しくはジアステレオマー。 請求項16 化合物が、式(I15):で示される請求項15記載の化合物、又はその薬学的に許容しうる塩、エナンチオマー若しくはジアステレオマー。 請求項17 化合物が、式(I16):で示される請求項15記載の化合物、又はその薬学的に許容しうる塩、エナンチオマー若しくはジアステレオマー。 請求項18 化合物が、式(I17):で示される請求項15記載の化合物、又はその薬学的に許容しうる塩、エナンチオマー若しくはジアステレオマー。 請求項19 化合物が、式(I18):で示される請求項16記載の化合物、又はその薬学的に許容しうる塩、エナンチオマー若しくはジアステレオマー。 請求項20 化合物が、式(I19):で示される請求項16記載の化合物、又はその薬学的に許容しうる塩、エナンチオマー若しくはジアステレオマー。 請求項21 化合物が、式(I20):で示される請求項16記載の化合物、又はその薬学的に許容しうる塩、エナンチオマー若しくはジアステレオマー。 請求項22 化合物が、式(I21):で示される請求項17記載の化合物、又はその薬学的に許容しうる塩、エナンチオマー若しくはジアステレオマー。 請求項23 化合物が、式(I22):で示される請求項17記載の化合物、又はその薬学的に許容しうる塩、エナンチオマー若しくはジアステレオマー。 請求項24 化合物が、式(I23):で示される請求項17記載の化合物、又はその薬学的に許容しうる塩、エナンチオマー若しくはジアステレオマー。 請求項25 化合物が、式(I24):で示される請求項18記載の化合物、又はその薬学的に許容しうる塩、エナンチオマー若しくはジアステレオマー。 請求項26 化合物が、式(I25):で示される請求項18記載の化合物、又はその薬学的に許容しうる塩、エナンチオマー若しくはジアステレオマー。 請求項27 化合物が、式(I26):で示される請求項18記載の化合物、又はその薬学的に許容しうる塩、エナンチオマー若しくはジアステレオマー。 請求項28 A1が、結合である、請求項1又は15〜27のいずれか一項記載の化合物。 請求項29 A1が、(C1−C3)アルキレンである、請求項1又は15〜27のいずれか一項記載の化合物。 請求項30 A1が、(C2−C3)アルキレンである、請求項29記載の化合物。 請求項31 A1が、メチレンである、請求項29記載の化合物。 請求項32 R1が、(C1−C6)アルキルである、請求項31記載の化合物。 請求項33 R1が、場合により置換されているメチル又はエチルである、請求項32記載の化合物。 請求項34 R1が、置換されていない、請求項33記載の化合物。 請求項35 Cy1が、場合により置換されているアリール、又は場合により置換されているヘテロアリールである、請求項1又は15〜27のいずれか一項記載の化合物。 請求項36 Cy1が、場合により置換されているフェニル、又は場合により置換されているピリジルである、請求項1又は15〜27のいずれか一項記載の化合物。 請求項37 Cy1が、場合により置換されているフェニルである、請求項36記載の化合物。 請求項38 Cy1が、フッ素又は臭素で置換されている、請求項37記載の化合物. 請求項39 A2が、結合であり、そしてCy2が、水素である、請求項37記載の化合物。 請求項40 A2が、結合であり、そしてCy2が、シクロプロピルである、請求項37記載の化合物。 請求項41 A2が、結合であり、そしてCy2が、場合により置換されているアリール、又は場合により置換されているヘテロアリールである、請求項37記載の化合物。 請求項42 A2が、結合であり、そしてCy2が、場合により置換されているフェニル、又は場合により置換されているピリジルである、請求項37記載の化合物。 請求項43 Cy2が、場合により置換されているフェニルである、請求項42記載の化合物。 請求項44 Cy2が、塩素又はフッ素から独立に選択される1〜4個の基で置換されている、請求項43記載の化合物。 請求項45 Cy2が、ジフルオロフェニルである、請求項43記載の化合物。 請求項46 R2が、場合により置換されているアリール、場合により置換されているヘテロアリール、又は場合により置換されているシクロアルキルである、請求項1〜27のいずれか一項記載の化合物。 請求項47 R2が、場合により置換されているフェニル、場合により置換されているチエニル、又は場合により置換されているピリジルである、請求項46記載の化合物。 請求項48 R2が、場合により置換されているフェニルである、請求項47記載の化合物。 請求項49 R2が、フルオロフェニルである、請求項48記載の化合物。 請求項50 Eが、結合である、請求項1〜27のいずれか一項記載の化合物。 請求項51 Rが、下記:[式中、R1は、存在しないか、或いは、メチル又はエチルであり;A1は、結合又はCH2であり;Cy1は、フェニル、シクロヘキシル、ピリジル、N−オキソ−ピリジル、チアゾリル又はピリミジニル(これらは、場合により、ハロ、メチル、トリフルオロメチル、ヒドロキシ、メトキシ、メトキシカルボニル、カルボキシ、エトキシカルボニルメトキシ及び2−ヒドロキシ−2−メチルプロポキシから独立に選択される1〜4個の基で置換されている)であり;A2は、結合、O又はOCH2COであり;Cy2は、(a)水素であるか、或いは(b)フェニル、チエニル、ピリジル、N−オキソ−ピリジル、シクロプロピル、ピペリジニル又はピペラジニル(これらは、場合により、ハロ、ヒドロキシ、メトキシ、ヒドロキシメチル、メトキシカルボニル、アミノ、カルバモイル、メチルカルバモイル、ジメチルカルバモイル、(2−メトキシエチル)アミノカルボニル、アセチルアミノメチル、メチルスルホニル、メチルスルホニルアミノ、メチルアミノスルホニル、イソプロピルアミノスルホニル、ジメチルアミノスルホニル、ピロリジン−1−スルホニル、メチルスルホニルアミノメチル又はテトラゾリルから独立に選択される1〜4個の基で置換されている)であり;nは、0であり;Eは、結合又はCH2であり;R2は、場合により、ハロ、メチル、メチルチオ又は(4−モルホリノ)メチルから選択される1個の基で置換されている、フェニル又はピリジルである]で示される、請求項1又は15〜27のいずれか一項記載の化合物。 請求項52 Aが、ヒドロキシ(C1−C6)アルキル、又は(C1−C2)アルコキシ(C1−C6)アルキルである、請求項1〜14のいずれか一項記載の化合物。 請求項53 Aが、(C1−C4)アルキルカルボニルアミノ(C1−C4)アルキルである、請求項1〜14のいずれか一項記載の化合物。 請求項54 Aが、モノ(C1−C2)アルキルアミノカルボニル(C1−C4)アルキル、又はジ(C1−C2)アルキルアミノカルボニル(C1−C4)アルキルである、請求項1〜14のいずれか一項記載の化合物。 請求項55 Aが、2−ピリミジニル−アミノ(C1−C6)アルキル;2−ピリジル−アミノ(C1−C6)アルキル;モノ(C1−C2)アルキルアミノ(C1−C4)アルキル、又はジ(C1−C2)アルキルアミノ(C1−C4)アルキルであり、ここで、ピリミジニル及びピリジルは、各々、場合により、メチル又はエチルで置換されている、請求項1〜14のいずれか一項記載の化合物。 請求項56 Aが、場合によりハロゲンで置換されている(C1−C6)アルキルである、請求項1〜14のいずれか一項記載の化合物。 請求項57 Aが、(C1−C4)アルキルスルホニル(C1−C4)アルキルである、請求項1〜14のいずれか一項記載の化合物。 請求項58 Aが、(C1−C4)アルキルスルホニルアミノ(C1−C4)アルキルである、請求項1〜14のいずれか一項記載の化合物。 請求項59 Aが、(C1−C4)アルコキシアルキルアミノ(C1−C4)アルキルである、請求項1〜14のいずれか一項記載の化合物。 請求項60 Aが、モノ(C1−C4)アルキルアミノカルボニル(C1−C4)アルキル、又はジ(C1−C4)アルキルアミノカルボニル(C1−C4)アルキルである、請求項1〜14のいずれか一項記載の化合物。 請求項61 R1a及びR1bが、H又は(C1−C6)アルキルである、請求項1〜14のいずれか一項記載の化合物。 請求項62 Rが、下記:であり;R1aが、メチル又はエチルであり;R1bが、メチル又は水素であり;Aが、メチル、エチル、イソプロピル又はt−ブチルであり;nが、0であり;Eが、結合又はCH2であり;そしてR2が、各々、場合により、ハロ又はメチルで置換されている、フェニル、チエニル又はピリジルである、請求項1〜14のいずれか一項記載の化合物。 請求項63 Rが、下記:であり;R1aが、メチルであり;R1bが、水素又はメチルであり;Aが、メチル又はt−ブチルであり;nが、0であり;Eが、結合であり;そしてR2が、フェニル又は4−フルオロフェニルである、請求項1〜14のいずれか一項記載の化合物。 請求項64 R1a及びR1bが、H、メチル、又はエチルである、請求項61記載の化合物。 請求項65 R1aが、Meであり、そしてR1bが、Hである、請求項64記載の化合物。 請求項66 化合物が、式(Ia1):[式中、rは、0、1、2、3又は4であり;そしてGは、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素、シアノ、ニトロ、アミノ、ヒドロキシ、カルボキシ、(C1−C6)アルキル、ヒドロキシ(C1−C6)アルキル、(C3−C6)シクロアルキル、ヒドロキシ(C3−C6)シクロアルキル、(C4−C7)シクロアルキルアルキル、(C2−C6)アルケニル、ハロ(C2−C6)アルケニル、ヒドロキシ(C2−C6)アルケニル、(C2−C6)アルキニル、(C3−C6)シクロアルキル(C2−C4)アルキニル、ハロ(C1−C6)アルキル、ハロ(C3−C6)シクロアルキル、ハロ(C4−C7)シクロアルキルアルキル、(C1−C6)アルコキシ、(C3−C6)シクロアルコキシ、(C4−C7)シクロアルキルアルコキシ、ハロ(C1−C6)アルコキシ、ハロ(C3−C6)シクロアルコキシ、ハロ(C4−C7)シクロアルキルアルコキシ、(C1−C6)アルキルチオ、(C3−C6)シクロアルキルチオ、(C4−C7)シクロアルキルアルキルチオ、ハロ(C1−C6)アルキルチオ、ハロ(C3−C6)シクロアルキルチオ、ハロ(C4−C7)シクロアルキルアルキルチオ、(C1−C6)アルカンスルフィニル、(C3−C6)シクロアルカンスルフィニル、(C4−C7)シクロアルキルアルカンスルフィニル、ハロ(C1−C6)アルカン−スルフィニル、ハロ(C3−C6)シクロアルカンスルフィニル、ハロ(C4−C7)シクロアルキルアルカンスルフィニル、(C1−C6)アルカンスルホニル、(C3−C6)シクロアルカンスルホニル、(C4−C7)シクロアルキルアルカンスルホニル、ハロ(C1−C6)アルカンスルホニル、ハロ(C3−C6)シクロアルカンスルホニル、ハロ(C4−C7)シクロ−アルキルアルカンスルホニル、(C1−C6)アルキルアミノ、ジ(C1−C6)アルキルアミノ、(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルコキシ、ハロ(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルコキシ、(C1−C6)アルコキシカルボニル、H2NCO、H2NSO2、(C1−C6)アルキルアミノカルボニル、ジ(C1−C6)アルキルアミノカルボニル、(C1−C3)アルコキシ(C1−C3)アルキルアミノカルボニル、ヘテロシクリルカルボニル、(C1−C6)アルキルアミノスルホニル、ジ(C1−C6)アルキルアミノスルホニル、ヘテロシクロスルホニル、(C1−C6)アルキルカルボニルアミノ、(C1−C6)アルキルカルボニルアミノ(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アルキルスルホニルアミノ、(C1−C6)アルキルスルホニルアミノ(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アルコキシカルボニル(C1−C6)アルコキシ、(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルキル、ハロ(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルキル、ヒドロキシ(C1−C6)アルコキシ、ヘテロアリール、アミノ(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アルキルアミノ(C1−C6)アルキル、ジ(C1−C6)アルキルアミノ(C1−C6)アルキルアミノ(C2−C6)アルコキシ、(C1−C6)アルキルアミノ(C2−C6)アルコキシ、ジ(C1−C6)アルキルアミノ(C2−C6)アルコキシル又は(C1−C6)アルキルカルボニルから独立に選択される]で示される請求項1、15又は16記載の化合物、又はその薬学的に許容しうる塩、エナンチオマー若しくはジアステレオマー。 請求項67 化合物が、式(Ia2):で示される請求項1、15及び17記載の化合物、又はその薬学的に許容しうる塩、エナンチオマー若しくはジアステレオマー。 請求項68 化合物が、式(Ia3):で示される請求項1、15及び18記載の化合物、又はその薬学的に許容しうる塩、エナンチオマー若しくはジアステレオマー。 請求項69 化合物が、式(Ib1):で示される請求項1、15又は16記載の化合物、又はその薬学的に許容しうる塩、エナンチオマー若しくはジアステレオマー。 請求項70 化合物が、式(Ib2):で示される請求項1、15及び17記載の化合物、又はその薬学的に許容しうる塩、エナンチオマー若しくはジアステレオマー。 請求項71 化合物が、式(Ib3):で示される請求項1、15及び18記載の化合物、又はその薬学的に許容しうる塩、エナンチオマー若しくはジアステレオマー。 請求項72 化合物が、式(Ic1):で示される請求項1、15又は16記載の化合物、又はその薬学的に許容しうる塩、エナンチオマー若しくはジアステレオマー。 請求項73 化合物が、式(Ic2):で示される、請求項1、15及び17記載の化合物、又はその薬学的に許容しうる塩、エナンチオマー若しくはジアステレオマー。 請求項74 化合物が、式(Ic3):で示される請求項1、15及び18記載の化合物、又はその薬学的に許容しうる塩、エナンチオマー若しくはジアステレオマー。 請求項75 化合物が、式(Id1):[式中、mは、0、1、2、3又は4であり;Xは、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素、シアノ、ニトロ、アミノ、ヒドロキシ、カルボキシ、(C1−C6)アルキル、ヒドロキシ(C1−C6)アルキル、(C3−C6)シクロアルキル、ヒドロキシ(C3−C6)シクロアルキル、(C4−C7)シクロアルキルアルキル、(C2−C6)アルケニル、ハロ(C2−C6)アルケニル、ヒドロキシ(C2−C6)アルケニル、(C2−C6)アルキニル、(C3−C6)シクロアルキル(C2−C4)アルキニル、ハロ(C1−C6)アルキル、ハロ(C3−C6)シクロアルキル、ハロ(C4−C7)シクロアルキルアルキル、(C1−C6)アルコキシ、(C3−C6)シクロアルコキシ、(C4−C7)シクロアルキルアルコキシ、ハロ(C1−C6)アルコキシ、ハロ(C3−C6)シクロアルコキシ、ハロ(C4−C7)シクロアルキルアルコキシ、(C1−C6)アルキルチオ、(C3−C6)シクロアルキルチオ、(C4−C7)シクロアルキルアルキルチオ、ハロ(C1−C6)アルキルチオ、ハロ(C3−C6)シクロアルキルチオ、ハロ(C4−C7)シクロアルキルアルキルチオ、(C1−C6)アルカンスルフィニル、(C3−C6)シクロアルカンスルフィニル、(C4−C7)シクロアルキルアルカンスルフィニル、ハロ(C1−C6)アルカン−スルフィニル、ハロ(C3−C6)シクロアルカンスルフィニル、ハロ(C4−C7)シクロアルキルアルカンスルフィニル、(C1−C6)アルカンスルホニル、(C3−C6)シクロアルカンスルホニル、(C4−C7)シクロアルキルアルカンスルホニル、ハロ(C1−C6)アルカンスルホニル、ハロ(C3−C6)シクロアルカンスルホニル、ハロ(C4−C7)シクロ−アルキルアルカンスルホニル、(C1−C6)アルキルアミノ、ジ(C1−C6)アルキルアミノ、(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルコキシ、ハロ(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルコキシ、(C1−C6)アルコキシカルボニル、H2NCO、H2NSO2、(C1−C6)アルキルアミノカルボニル、ジ(C1−C6)アルキルアミノカルボニル、(C1−C3)アルコキシ(C1−C3)アルキルアミノカルボニル、ヘテロシクリルカルボニル、(C1−C6)アルキルアミノスルホニル、ジ(C1−C6)アルキルアミノスルホニル、ヘテロシクロスルホニル、(C1−C6)アルキルカルボニルアミノ、(C1−C6)アルキルカルボニルアミノ(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アルキルスルホニルアミノ、(C1−C6)アルキルスルホニルアミノ(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アルコキシカルボニル(C1−C6)アルコキシ、(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルキル、ハロ(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルキル、ヒドロキシ(C1−C6)アルコキシ、ヘテロアリール、アミノ(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アルキルアミノ(C1−C6)アルキル、ジ(C1−C6)アルキルアミノ(C1−C6)アルキルアミノ(C2−C6)アルコキシ、(C1−C6)アルキルアミノ(C2−C6)アルコキシ、ジ(C1−C6)アルキルアミノ(C2−C6)アルコキシル及び(C1−C6)アルキルカルボニルから独立に選択される]で示される請求項1、15又は16記載の化合物、又はその薬学的に許容しうる塩、エナンチオマー若しくはジアステレオマー。 請求項76 化合物が、式(Id2):で示される請求項1、15及び17記載の化合物、又はその薬学的に許容しうる塩、エナンチオマー若しくはジアステレオマー。 請求項77 化合物が、式(Id3):で示される請求項1、15及び18記載の化合物、又はその薬学的に許容しうる塩、エナンチオマー若しくはジアステレオマー。 請求項78 化合物が、式(Ie1):[式中、rは、0、1、2、3又は4であり;Gは、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素、シアノ、ニトロ、アミノ、ヒドロキシ、カルボキシ、(C1−C6)アルキル、ヒドロキシ(C1−C6)アルキル、(C3−C6)シクロアルキル、ヒドロキシ(C3−C6)シクロアルキル、(C4−C7)シクロアルキルアルキル、(C2−C6)アルケニル、ハロ(C2−C6)アルケニル、ヒドロキシ(C2−C6)アルケニル、(C2−C6)アルキニル、(C3−C6)シクロアルキル(C2−C4)アルキニル、ハロ(C1−C6)アルキル、ハロ(C3−C6)シクロアルキル、ハロ(C4−C7)シクロアルキルアルキル、(C1−C6)アルコキシ、(C3−C6)シクロアルコキシ、(C4−C7)シクロアルキルアルコキシ、ハロ(C1−C6)アルコキシ、ハロ(C3−C6)シクロアルコキシ、ハロ(C4−C7)シクロアルキルアルコキシ、(C1−C6)アルキルチオ、(C3−C6)シクロアルキルチオ、(C4−C7)シクロアルキルアルキルチオ、ハロ(C1−C6)アルキルチオ、ハロ(C3−C6)シクロアルキルチオ、ハロ(C4−C7)シクロアルキルアルキルチオ、(C1−C6)アルカンスルフィニル、(C3−C6)シクロアルカンスルフィニル、(C4−C7)シクロアルキルアルカンスルフィニル、ハロ(C1−C6)アルカン−スルフィニル、ハロ(C3−C6)シクロアルカンスルフィニル、ハロ(C4−C7)シクロアルキルアルカンスルフィニル、(C1−C6)アルカンスルホニル、(C3−C6)シクロアルカンスルホニル、(C4−C7)シクロアルキルアルカンスルホニル、ハロ(C1−C6)アルカンスルホニル、ハロ(C3−C6)シクロアルカンスルホニル、ハロ(C4−C7)シクロ−アルキルアルカンスルホニル、(C1−C6)アルキルアミノ、ジ(C1−C6)アルキルアミノ、(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルコキシ、ハロ(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルコキシ、(C1−C6)アルコキシカルボニル、H2NCO、H2NSO2、(C1−C6)アルキルアミノカルボニル、ジ(C1−C6)アルキルアミノカルボニル、(C1−C3)アルコキシ(C1−C3)アルキルアミノカルボニル、ヘテロシクリルカルボニル、(C1−C6)アルキルアミノスルホニル、ジ(C1−C6)アルキルアミノスルホニル、ヘテロシクロスルホニル、(C1−C6)アルキルカルボニルアミノ、(C1−C6)アルキルカルボニルアミノ(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アルキルスルホニルアミノ、(C1−C6)アルキルスルホニルアミノ(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アルコキシカルボニル(C1−C6)アルコキシ、(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルキル、ハロ(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルキル、ヒドロキシ(C1−C6)アルコキシ、ヘテロアリール、オキソ、アミノ(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アルキルアミノ(C1−C6)アルキル、ジ(C1−C6)アルキルアミノ(C1−C6)アルキルアミノ(C2−C6)アルコキシ、(C1−C6)アルキルアミノ(C2−C6)アルコキシ、ジ(C1−C6)アルキルアミノ(C2−C6)アルコキシル及び(C1−C6)アルキルカルボニルから独立に選択される]で示される請求項1、15又は16記載の化合物、又はその薬学的に許容しうる塩、エナンチオマー若しくはジアステレオマー。 請求項79 化合物が、式(Ie2):で示される請求項1、15及び17記載の化合物、又はその薬学的に許容しうる塩、エナンチオマー若しくはジアステレオマー。 請求項80 化合物が、式(Ie3):で示される請求項1、15及び18記載の化合物、又はその薬学的に許容しうる塩、エナンチオマー若しくはジアステレオマー。 請求項81 化合物が、式(If1):[式中、r及びsは、独立に0、1、2、3又は4であり;そしてG1及びG2は、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素、シアノ、ニトロ、アミノ、ヒドロキシ、カルボキシ、(C1−C6)アルキル、ヒドロキシ(C1−C6)アルキル、(C3−C6)シクロアルキル、ヒドロキシ(C3−C6)シクロアルキル、(C4−C7)シクロアルキルアルキル、(C2−C6)アルケニル、ハロ(C2−C6)アルケニル、ヒドロキシ(C2−C6)アルケニル、(C2−C6)アルキニル、(C3−C6)シクロアルキル(C2−C4)アルキニル、ハロ(C1−C6)アルキル、ハロ(C3−C6)シクロアルキル、ハロ(C4−C7)シクロアルキルアルキル、(C1−C6)アルコキシ、(C3−C6)シクロアルコキシ、(C4−C7)シクロアルキルアルコキシ、ハロ(C1−C6)アルコキシ、ハロ(C3−C6)シクロアルコキシ、ハロ(C4−C7)シクロアルキルアルコキシ、(C1−C6)アルキルチオ、(C3−C6)シクロアルキルチオ、(C4−C7)シクロアルキルアルキルチオ、ハロ(C1−C6)アルキルチオ、ハロ(C3−C6)シクロアルキルチオ、ハロ(C4−C7)シクロアルキルアルキルチオ、(C1−C6)アルカンスルフィニル、(C3−C6)シクロアルカンスルフィニル、(C4−C7)シクロアルキルアルカンスルフィニル、ハロ(C1−C6)アルカンスルフィニル、ハロ(C3−C6)シクロアルカンスルフィニル、ハロ(C4−C7)シクロアルキルアルカンスルフィニル、(C1−C6)アルカンスルホニル、(C3−C6)シクロアルカンスルホニル、(C4−C7)シクロアルキルアルカンスルホニル、ハロ(C1−C6)アルカンスルホニル、ハロ(C3−C6)シクロアルカンスルホニル、ハロ(C4−C7)シクロ−アルキルアルカンスルホニル、(C1−C6)アルキルアミノ、ジ(C1−C6)アルキルアミノ、(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルコキシ、ハロ(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルコキシ、(C1−C6)アルコキシカルボニル、H2NCO、H2NSO2、(C1−C6)アルキルアミノカルボニル、ジ(C1−C6)アルキルアミノカルボニル、(C1−C3)アルコキシ(C1−C3)アルキルアミノカルボニル、ヘテロシクリルカルボニル、(C1−C6)アルキルアミノスルホニル、ジ(C1−C6)アルキルアミノスルホニル、ヘテロシクロスルホニル、(C1−C6)アルキルカルボニルアミノ、(C1−C6)アルキルカルボニルアミノ(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アルキルスルホニルアミノ、(C1−C6)アルキルスルホニルアミノ(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アルコキシカルボニル(C1−C6)アルコキシ、(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルキル、ハロ(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルキル、ヒドロキシ(C1−C6)アルコキシ、ヘテロアリール、アミノ(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アルキルアミノ(C1−C6)アルキル、ジ(C1−C6)アルキルアミノ(C1−C6)アルキルアミノ(C2−C6)アルコキシ、(C1−C6)アルキルアミノ(C2−C6)アルコキシ、ジ(C1−C6)アルキルアミノ(C2−C6)アルコキシル及び(C1−C6)アルキルカルボニルから独立に選択される]で示される請求項1、15又は16記載の化合物、又はその薬学的に許容しうる塩、エナンチオマー若しくはジアステレオマー。 請求項82 化合物が、式(If2):で示される請求項1、15及び17記載の化合物、又はその薬学的に許容しうる塩、エナンチオマー若しくはジアステレオマー。 請求項83 化合物が、式(If3):で示される請求項1、15及び18記載の化合物、又はその薬学的に許容しうる塩、エナンチオマー若しくはジアステレオマー。 請求項84 化合物が、式(Ig1):[式中、rは、0、1、2、3又は4であり;そしてGは、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素、シアノ、ニトロ、アミノ、ヒドロキシ、カルボキシ、(C1−C6)アルキル、ヒドロキシ(C1−C6)アルキル、(C3−C6)シクロアルキル、ヒドロキシ(C3−C6)シクロアルキル、(C4−C7)シクロアルキルアルキル、(C2−C6)アルケニル、ハロ(C2−C6)アルケニル、ヒドロキシ(C2−C6)アルケニル、(C2−C6)アルキニル、(C3−C6)シクロアルキル(C2−C4)アルキニル、ハロ(C1−C6)アルキル、ハロ(C3−C6)シクロアルキル、ハロ(C4−C7)シクロアルキルアルキル、(C1−C6)アルコキシ、(C3−C6)シクロアルコキシ、(C4−C7)シクロアルキルアルコキシ、ハロ(C1−C6)アルコキシ、ハロ(C3−C6)シクロアルコキシ、ハロ(C4−C7)シクロアルキルアルコキシ、(C1−C6)アルキルチオ、(C3−C6)シクロアルキルチオ、(C4−C7)シクロアルキルアルキルチオ、ハロ(C1−C6)アルキルチオ、ハロ(C3−C6)シクロアルキルチオ、ハロ(C4−C7)シクロアルキルアルキルチオ、(C1−C6)アルカンスルフィニル、(C3−C6)シクロアルカンスルフィニル、(C4−C7)シクロアルキルアルカンスルフィニル、ハロ(C1−C6)アルカンスルフィニル、ハロ(C3−C6)シクロアルカンスルフィニル、ハロ(C4−C7)シクロアルキルアルカンスルフィニル、(C1−C6)アルカンスルホニル、(C3−C6)シクロアルカンスルホニル、(C4−C7)シクロアルキルアルカンスルホニル、ハロ(C1−C6)アルカンスルホニル、ハロ(C3−C6)シクロアルカンスルホニル、ハロ(C4−C7)シクロ−アルキルアルカンスルホニル、(C1−C6)アルキルアミノ、ジ(C1−C6)アルキルアミノ、(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルコキシ、ハロ(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルコキシ、(C1−C6)アルコキシカルボニル、H2NCO、H2NSO2、(C1−C6)アルキルアミノカルボニル、ジ(C1−C6)アルキルアミノカルボニル、(C1−C3)アルコキシ(C1−C3)アルキルアミノカルボニル、ヘテロシクリルカルボニル、(C1−C6)アルキルアミノスルホニル、ジ(C1−C6)アルキルアミノスルホニル、ヘテロシクロスルホニル、(C1−C6)アルキルカルボニルアミノ、(C1−C6)アルキルカルボニルアミノ(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アルキルスルホニルアミノ、(C1−C6)アルキルスルホニルアミノ(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アルコキシカルボニル(C1−C6)アルコキシ、(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルキル、ハロ(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルキル、ヒドロキシ(C1−C6)アルコキシ、ヘテロアリール、アミノ(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アルキルアミノ(C1−C6)アルキル、ジ(C1−C6)アルキルアミノ(C1−C6)アルキルアミノ(C2−C6)アルコキシ、(C1−C6)アルキルアミノ(C2−C6)アルコキシ、ジ(C1−C6)アルキルアミノ(C2−C6)アルコキシル及び(C1−C6)アルキルカルボニルから独立に選択される]で示される請求項1、15又は16記載の化合物、又はその薬学的に許容しうる塩、エナンチオマー若しくはジアステレオマー。 請求項85 化合物が、式(Ig2):で示される請求項1、15及び17記載の化合物、又はその薬学的に許容しうる塩、エナンチオマー若しくはジアステレオマー。 請求項86 化合物が、式(Ig3):で示される請求項1、15及び18記載の化合物、又はその薬学的に許容しうる塩、エナンチオマー若しくはジアステレオマー。 請求項87 化合物が、式(Ih1):で示される請求項1、15又は16記載の化合物、又はその薬学的に許容しうる塩、エナンチオマー若しくはジアステレオマー。 請求項88 化合物が、式(Ih2):で示される請求項1、15及び17記載の化合物、又は薬学的に許容しうる塩、エナンチオマー若しくはジアステレオマー。 請求項89 化合物が、式(Ih3):で示される請求項1、15及び18記載の化合物、又はその薬学的に許容しうる塩、エナンチオマー若しくはジアステレオマー。 請求項90 化合物が、式(Ii1):で示される請求項1、2又は3記載の化合物、又はその薬学的に許容しうる塩、エナンチオマー若しくはジアステレオマー。 請求項91 化合物が、式(Ii2):で示される請求項1、2又は4記載の化合物、又はその薬学的に許容しうる塩、エナンチオマー若しくはジアステレオマー。 請求項92 化合物が、式(Ii3):で示される請求項1、2又は5記載の化合物、又はその薬学的に許容しうる塩、エナンチオマー若しくはジアステレオマー。 請求項93 化合物が、式(Ij1):で示される請求項1、2又は3記載の化合物、又はその薬学的に許容しうる塩、エナンチオマー若しくはジアステレオマー。 請求項94 化合物が、式(Ij2):で示される請求項1、2又は4記載の化合物、又はその薬学的に許容しうる塩、エナンチオマー若しくはジアステレオマー。 請求項95 化合物が、式(Ij3):で示される請求項1、2又は5記載の化合物、又はその薬学的に許容しうる塩、エナンチオマー若しくはジアステレオマー。 請求項96 Qが、CH2である、請求項1〜5、15〜18又は66〜95のいずれか一項記載の化合物。 請求項97 Qが、Oである、請求項1〜5、15〜18又は66〜95のいずれか一項記載の化合物。 請求項98 Qが、NR5である、請求項1〜5、15〜18又は66〜95のいずれか一項記載の化合物。 請求項99 Eが、結合であるか、又は(C1−C3)アルキレン(これは、場合により、メチル、エチル、トリフルオロメチル又はオキソから独立に選択される1〜4個の基で置換されている)であり;そしてQが、NHである場合、ER2は、ハロ、ヒドロキシ又はフェニルで置換されている(C1−C6)アルキルではなく;Cy1が、アリール又はヘテロアリール(これらは、場合により、フッ素、塩素、シアノ、ニトロ、、ヒドロキシ、カルボキシ、(C1−C6)アルキル、ヒドロキシ(C1−C6)アルキル、(C2−C6)アルケニル、ハロ(C2−C6)アルケニル、ヒドロキシ(C2−C6)アルケニル、(C2−C6)アルキニル、(C1−C6)アルコキシ、ハロ(C1−C6)アルコキシ、(C1−C6)アルキルチオ、ハロ(C1−C6)アルキルチオ、(C1−C6)アルカンスルフィニル、ハロ(C1−C6)アルカン−スルフィニル、(C1−C6)アルカンスルホニル、ハロ(C1−C6)アルカンスルホニル、(C1−C6)アルキルアミノ、ジ(C1−C6)アルキルアミノ、(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルコキシ、ハロ(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルコキシ、(C1−C6)アルコキシカルボニル、H2NCO、H2NSO2、(C1−C6)アルキルアミノカルボニル、ジ(C1−C6)アルキルアミノカルボニル、(C1−C3)アルコキシ(C1−C3)アルキルアミノカルボニル、(C1−C6)アルキルアミノスルホニル、ジ(C1−C6)アルキルアミノスルホニル、(C1−C6)アルキルカルボニルアミノ、(C1−C6)アルキルカルボニルアミノ(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アルキルスルホニルアミノ、(C1−C6)アルキルスルホニルアミノ(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アルコキシカルボニル(C1−C6)アルコキシ、(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルキル、ハロ(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルキル、ヒドロキシ(C1−C6)アルコキシ、オキソ、アミノ(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アルキルアミノ(C1−C6)アルキル、ジ(C1−C6)アルキルアミノ(C1−C6)アルキルアミノ(C2−C6)アルコキシ、(C1−C6)アルキルアミノ(C2−C6)アルコキシ、ジ(C1−C6)アルキルアミノ(C2−C6)アルコキシル及び(C1−C6)アルキルカルボニルから独立に選択される1〜4個の基で置換されている)であり;Cy2が、A1に結合しているCy1の環原子に対して、メタ又はパラであり;R2は、(C1−C6)アルキル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル又はヘテロシクリルであり、各々は、場合により、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素、シアノ、ニトロ、アミノ、ヒドロキシ、カルボキシ、(C1−C6)アルキル、ヒドロキシ(C1−C6)アルキル、(C3−C6)シクロアルキル、ヒドロキシ(C3−C6)シクロアルキル、(C4−C7)シクロアルキルアルキル、(C2−C6)アルケニル、ハロ(C2−C6)アルケニル、ヒドロキシ(C2−C6)アルケニル、(C2−C6)アルキニル、(C3−C6)シクロアルキル(C2−C4)アルキニル、ハロ(C1−C6)アルキル、ハロ(C3−C6)シクロアルキル、ハロ(C4−C7)シクロアルキルアルキル、(C1−C6)アルコキシ、(C3−C6)シクロアルコキシ、(C4−C7)シクロアルキルアルコキシ、ハロ(C1−C6)アルコキシ、ハロ(C3−C6)シクロアルコキシ、ハロ(C4−C7)シクロアルキルアルコキシ、(C1−C6)アルキルチオ、(C3−C6)シクロアルキルチオ、(C4−C7)シクロアルキルアルキルチオ、ハロ(C1−C6)アルキルチオ、ハロ(C3−C6)シクロアルキルチオ、ハロ(C4−C7)シクロアルキルアルキルチオ、(C1−C6)アルカンスルフィニル、(C3−C6)シクロアルカンスルフィニル、(C4−C7)シクロアルキルアルカンスルフィニル、ハロ(C1−C6)アルカン−スルフィニル、ハロ(C3−C6)シクロアルカンスルフィニル、ハロ(C4−C7)シクロアルキルアルカンスルフィニル、(C1−C6)アルカンスルホニル、(C3−C6)シクロアルカンスルホニル、(C4−C7)シクロアルキルアルカンスルホニル、ハロ(C1−C6)アルカンスルホニル、ハロ(C3−C6)シクロアルカンスルホニル、ハロ(C4−C7)シクロ−アルキルアルカンスルホニル、(C1−C6)アルキルアミノ、ジ(C1−C6)アルキルアミノ、(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルコキシ、ハロ(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルコキシ、(C1−C6)アルコキシカルボニル、H2NCO、H2NSO2、(C1−C6)アルキルアミノカルボニル、ジ(C1−C6)アルキルアミノカルボニル、(C1−C3)アルコキシ(C1−C3)アルキルアミノカルボニル、ヘテロシクリルカルボニル、(C1−C6)アルキルアミノスルホニル、ジ(C1−C6)アルキルアミノスルホニル、ヘテロシクロスルホニル、(C1−C6)アルキルカルボニルアミノ、(C1−C6)アルキルカルボニルアミノ(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アルキルスルホニルアミノ、(C1−C6)アルキルスルホニルアミノ(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アルコキシカルボニル(C1−C6)アルコキシ、(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルキル、ハロ(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルキル、ヒドロキシ(C1−C6)アルコキシ、ヘテロアリール、オキソ、アミノ(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アルキルアミノ(C1−C6)アルキル、ジ(C1−C6)アルキルアミノ(C1−C6)アルキルアミノ(C2−C6)アルコキシ、(C1−C6)アルキルアミノ(C2−C6)アルコキシ、ジ(C1−C6)アルキルアミノ(C2−C6)アルコキシル及び(C1−C6)アルキルカルボニルから独立に選択される4個以下の基で置換されており、ここで、R2で表されるアリール及びヘテロアリールは、Eに結合している環原子に対してメタ又はパラでのみ置換されている、請求項1記載の化合物。 請求項100 下記:(S)−6−フェニル−3−m−トリル−1,3−オキサジナン−2−オン;(R)−6−フェニル−3−m−トリル−1,3−オキサジナン−2−オン;(R)−3−(ナフタレン−1−イル)−6−フェニル−1,3−オキサジナン−2−オン;3−(3−ブロモ−フェニル)−6−(2−クロロ−フェニル)−[1,3]オキサジナン−2−オン;1−((1S)−1−(2’,4’−ジフルオロビフェニル−4−イル)エチル)−4−フェニルピペリジン−2−オン;4(−4−フルオロフェニル)−1−((1S)−1−(4−メトキシルフェニル)エチル)ピペリジン−2−オン;3−((1S)−1−(4−ブロモフェニル)エチル)−6−(4−フルオロフェニル)−1,3−オキサジナン−2−オン;4−フェニル−1−((1S)−1−フェニルエチル)−1,3−ジアゼパン−2−オンからなる群より選択される化合物、又はその薬学的に許容しうる塩、エナンチオマー若しくはジアステレオマー。 請求項101 11β−HSD1の活性又は発現に関連する疾患を持つ被験者の処置方法であって、被験者に有効量の請求項1〜100のいずれか一項記載の化合物を投与する工程を含む、方法。 請求項102 11β−HSD1活性を阻害する方法であって、かかる処置を必要とする被験者に、有効量の請求項1〜100のいずれか一項記載の化合物を投与する工程を含む、方法。 請求項103 11β−HSD1の活性又は発現に関連する疾患が、真性糖尿病、肥満、メタボリック症候群の症候、耐糖能異常、高血糖症、高血圧、高脂血症、インスリン抵抗性、心血管疾患、脂質代謝異常症、アテローム性動脈硬化症、リポジストロフィー、骨粗鬆症、緑内障、クッシング症候群、アジソン病、グルココルチコイド治療に関連した内臓脂肪型肥満症、鬱病、不安、アルツハイマー病、認知症、認知低下(加齢関連認知低下を包含する)、多嚢胞性卵巣症候群、不妊症、性腺機能亢進、結核、癩病及び乾癬である、請求項101記載の方法。 請求項104 11β−HSD1の活性又は発現に関連する疾患が、糖尿病、心血管疾患、不安、鬱病、緑内障又は骨粗鬆症である、請求項101記載の方法。 請求項105 被験者が、真性糖尿病、肥満、メタボリック症候群の症候、耐糖能異常、高血糖症、高血圧、高脂血症、インスリン抵抗性、心血管疾患、脂質代謝異常症、アテローム性動脈硬化症、リポジストロフィー、骨粗鬆症、緑内障、クッシング症候群、アジソン病、グルココルチコイド治療に関連した内臓脂肪型肥満症、鬱病、不安、アルツハイマー病、認知症、認知低下(加齢関連認知低下を包含する)、多嚢胞性卵巣症候群、不妊症、性腺機能亢進、結核、癩病及び乾癬のための処置を必要としている、請求項102記載の方法。 請求項106 被験者が、糖尿病、心血管疾患、不安、鬱病、緑内障又は骨粗鬆症のための処置を必要としている、請求項102記載の方法。 請求項107 i)薬学的に許容しうる担体又は希釈剤;及びii)請求項1〜100のいずれか一項記載の化合物;又はその薬学的に許容しうる塩、エナンチオマー若しくはジアステレオマーを含む、医薬組成物。 請求項108 糖尿病、不安又は鬱病、緑内障又は骨粗鬆症を持つ被験者を処置する方法であって、構造式(I):{式中、Rは、下記:であり;R1は、(a)存在しないか、或いは(b)(C1−C6)アルキル、(C2−C6)アルケニル、(C2−C6)アルキニル、又は(C1−C3)アルコキシ(C1−C3)アルキルから選択され、ここで、各々は、場合により、フッ素、シアノ、オキソ、R4、R4O−、(R4)2N−、R4O2C−、R4S、R4S(=O)−、R4S(=O)2−、R4C(=O)NR4−、(R4)2NC(=O)−、(R4)2NC(=O)O−、(R4)2NC(=O)NR4−、R4OC(=O)NR4−、(R4)2NC(=NCN)NR4−、(R4O)2P(=O)O−、(R4O)2P(=O)NR4−、R4OS(=O)2NR4−、(R4)2NS(=O)2O−、(R4)2NS(=O)2NR4−、R4S(=O)2NR4−、R4S(=O)2NHC(=O)−、R4S(=O)2NHC(=O)O−、R4S(=O)2NHC(=O)NR4−、R4OS(=O)2NHC(=O)−、R4OS(=O)2NHC(=O)O−、R4OS(=O)2NHC(=O)NR4−、(R4)2NS(=O)2NHC(=O)−、(R4)2NS(=O)2NHC(=O)O−、(R4)2NS(=O)2NHC(=O)NR4−、R4C(=O)NHS(=O)2−、R4C(=O)NHS(=O)2O−、R4C(=O)NHS(=O)2NR4−、R4OC(=O)NHS(=O)2−、R4OC(=O)NHS(=O)2O−、R4OC(=O)NHS(=O)2NR4−、(R4)2NC(=O)NHS(=O)2−、(R4)2NC(=O)NHS(=O)2O−、(R4)2NC(=O)NHS(=O)2NR4−、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロアリール、アリールアミノ及びヘテロアリールアミノから独立に選択される4個以下の基で置換されており;A1は、(a)結合、或いは(b)(C1−C3)アルキレン、CH2CH2O(ここで、酸素は、Cy1に結合している)、又はCH2C(=O)(ここで、カルボニル炭素は、Cy1に結合している)であり;Cy1は、アリール又はヘテロアリールであり、ここで、各々は、場合により、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素、シアノ、ニトロ、アミノ、ヒドロキシ、カルボキシ、(C1−C6)アルキル、ヒドロキシ(C1−C6)アルキル、(C3−C6)シクロアルキル、ヒドロキシ(C3−C6)シクロアルキル、(C4−C7)シクロアルキルアルキル、(C2−C6)アルケニル、ハロ(C2−C6)アルケニル、ヒドロキシ(C2−C6)アルケニル、(C2−C6)アルキニル、(C3−C6)シクロアルキル(C2−C4)アルキニル、ハロ(C1−C6)アルキル、ハロ(C3−C6)シクロアルキル、ハロ(C4−C7)シクロアルキルアルキル、(C1−C6)アルコキシ、(C3−C6)シクロアルコキシ、(C4−C7)シクロアルキルアルコキシ、ハロ(C1−C6)アルコキシ、ハロ(C3−C6)シクロアルコキシ、ハロ(C4−C7)シクロアルキルアルコキシ、(C1−C6)アルキルチオ、(C3−C6)シクロアルキルチオ、(C4−C7)シクロアルキルアルキルチオ、ハロ(C1−C6)アルキルチオ、ハロ(C3−C6)シクロアルキルチオ、ハロ(C4−C7)シクロアルキルアルキルチオ、(C1−C6)アルカンスルフィニル、(C3−C6)シクロアルカンスルフィニル、(C4−C7)シクロアルキルアルカンスルフィニル、ハロ(C1−C6)アルカン−スルフィニル、ハロ(C3−C6)シクロアルカンスルフィニル、ハロ(C4−C7)シクロアルキルアルカンスルフィニル、(C1−C6)アルカンスルホニル、(C3−C6)シクロアルカンスルホニル、(C4−C7)シクロアルキルアルカンスルホニル、ハロ(C1−C6)アルカンスルホニル、ハロ(C3−C6)シクロアルカンスルホニル、ハロ(C4−C7)シクロ−アルキルアルカンスルホニル、(C1−C6)アルキルアミノ、ジ(C1−C6)アルキルアミノ、(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルコキシ、ハロ(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルコキシ、(C1−C6)アルコキシカルボニル、H2NCO、H2NSO2、(C1−C6)アルキルアミノカルボニル、ジ(C1−C6)アルキルアミノカルボニル、(C1−C3)アルコキシ(C1−C3)アルキルアミノカルボニル、ヘテロシクリルカルボニル、(C1−C6)アルキルアミノスルホニル、ジ(C1−C6)アルキルアミノスルホニル、ヘテロシクロスルホニル、(C1−C6)アルキルカルボニルアミノ、(C1−C6)アルキルカルボニルアミノ(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アルキルスルホニルアミノ、(C1−C6)アルキルスルホニルアミノ(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アルコキシカルボニル(C1−C6)アルコキシ、(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルキル、ハロ(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルキル、ヒドロキシ(C1−C6)アルコキシ、ヘテロアリール、オキソ、アミノ(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アルキルアミノ(C1−C6)アルキル、ジ(C1−C6)アルキルアミノ(C1−C6)アルキルアミノ(C2−C6)アルコキシ、(C1−C6)アルキルアミノ(C2−C6)アルコキシ、ジ(C1−C6)アルキルアミノ(C2−C6)アルコキシ及び(C1−C6)アルキルカルボニルから独立に選択される1〜4個の基で置換されており;A2は、(a)結合、O又はSであるか;或いは(b)(C2−C3)アルキレン又は(C1−C2)アルキレンオキシであり、これらの各々は、場合により、メチル、エチル、トリフルオロメチル又はオキソから独立に選択される1〜4個の基で置換されており;Cy2は、(a)水素であるか、或いは(b)アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル又はヘテロシクリルであり、ここで、各々は、場合により、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素、シアノ、ニトロ、アミノ、ヒドロキシ、カルボキシ、(C1−C6)アルキル、ヒドロキシ(C1−C6)アルキル、(C3−C6)シクロアルキル、ヒドロキシ(C3−C6)シクロアルキル、(C4−C7)シクロアルキルアルキル、(C2−C6)アルケニル、ハロ(C2−C6)アルケニル、ヒドロキシ(C2−C6)アルケニル、(C2−C6)アルキニル、(C3−C6)シクロアルキル(C2−C4)アルキニル、ハロ(C1−C6)アルキル、ハロ(C3−C6)シクロアルキル、ハロ(C4−C7)シクロアルキルアルキル、(C1−C6)アルコキシ、(C3−C6)シクロアルコキシ、(C4−C7)シクロアルキルアルコキシ、ハロ(C1−C6)アルコキシ、ハロ(C3−C6)シクロアルコキシ、ハロ(C4−C7)シクロアルキルアルコキシ、(C1−C6)アルキルチオ、(C3−C6)シクロアルキルチオ、(C4−C7)シクロアルキルアルキルチオ、ハロ(C1−C6)アルキルチオ、ハロ(C3−C6)シクロアルキルチオ、ハロ(C4−C7)シクロアルキルアルキルチオ、(C1−C6)アルカンスルフィニル、(C3−C6)シクロアルカンスルフィニル、(C4−C7)シクロアルキルアルカンスルフィニル、ハロ(C1−C6)アルカン−スルフィニル、ハロ(C3−C6)シクロアルカンスルフィニル、ハロ(C4−C7)シクロアルキルアルカンスルフィニル、(C1−C6)アルカンスルホニル、(C3−C6)シクロアルカンスルホニル、(C4−C7)シクロアルキルアルカンスルホニル、ハロ(C1−C6)アルカンスルホニル、ハロ(C3−C6)シクロアルカンスルホニル、ハロ(C4−C7)シクロ−アルキルアルカンスルホニル、(C1−C6)アルキルアミノ、ジ(C1−C6)アルキルアミノ、(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルコキシ、ハロ(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルコキシ、(C1−C6)アルコキシカルボニル、H2NCO、H2NSO2、(C1−C6)アルキルアミノカルボニル、ジ(C1−C6)アルキルアミノカルボニル、(C1−C3)アルコキシ(C1−C3)アルキルアミノカルボニル、ヘテロシクリルカルボニル、(C1−C6)アルキルアミノスルホニル、ジ(C1−C6)アルキルアミノスルホニル、ヘテロシクロスルホニル、(C1−C6)アルキルカルボニルアミノ、(C1−C6)アルキルカルボニルアミノ(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アルキルスルホニルアミノ、(C1−C6)アルキルスルホニルアミノ(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アルコキシカルボニル(C1−C6)アルコキシ、(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルキル、ハロ(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルキル、ヒドロキシ(C1−C6)アルコキシ、ヘテロアリール、オキソ、アミノ(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アルキルアミノ(C1−C6)アルキル、ジ(C1−C6)アルキルアミノ(C1−C6)アルキルアミノ(C2−C6)アルコキシ、(C1−C6)アルキルアミノ(C2−C6)アルコキシ、ジ(C1−C6)アルキルアミノ(C2−C6)アルコキシ及び(C1−C6)アルキルカルボニルから独立に選択される1〜4個の基で置換されており;R1a及びR1bは、各々、(a)水素、或いは(b)(C1−C6)アルキル、(C2−C6)アルケニル、(C2−C6)アルキニル、又は(C1−C3)アルコキシ(C1−C3)アルキル(これらは、場合により、フッ素、ヒドロキシ、(C1−C3)アルコキシ及びH2NC(=O)から独立に選択される3個以下の基で置換されている)から独立に選択され;Aは、直鎖状又は分岐鎖状の(C1−C8)アルキル、(C2−C8)アルケニル又は(C2−C8)アルキニル(これらは、場合により、フッ素、シアノ、オキソ、R4、−OHR4O−、(R4)2N−、R4O2C−、R4S、R4S(=O)−、R4S(=O)2−、R4C(=O)NR4−、(R4)2NC(=O)−、(R4)2NC(=O)O−、(R4)2NC(=O)NR4−、R4OC(=O)NR4−、(R4)2NC(=NCN)NR4−、(R4O)2P(=O)O−、(R4O)2P(=O)NR4−、R4OS(=O)2NR4−、(R4)2NS(=O)2O−、(R4)2NS(=O)2NR4−、R4S(=O)2NR4−、R4SO2NR4−、R4S(=O)2NHC(=O)−、R4S(=O)2NHC(=O)O−、R4S(=O)2NHC(=O)NR4−、R4OS(=O)2NHC(=O)−、R4OS(=O)2NHC(=O)O−、R4OS(=O)2NHC(=O)NR4−、(R4)2NS(=O)2NHC(=O)−、(R4)2NS(=O)2NHC(=O)O−、(R4)2NS(=O)2NHC(=O)NR4−、R4C(=O)NHS(=O)2−、R4C(=O)NHS(=O)2O−、R4C(=O)NHS(=O)2NR4−、R4OC(=O)NHS(=O)2−、R4OC(=O)NHS(=O)2O−、R4OC(=O)NHS(=O)2NR4−、(R4)2NC(=O)NHS(=O)2−、(R4)2NC(=O)NHS(=O)2O−、(R4)2NC(=O)NHS(=O)2NR4−、ヘテロシクリルアミノ(ここで、ヘテロシクリル部分は、場合により、アルキル、ハロアルキル又はオキソで置換されている);ヘテロアリールアミノ(ここで、ヘテロアリール部分は、場合により、アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、アルキルチオ、アルキルスルホニル、ハロゲン、トリフルオロメチル、ジアルキルアミノ、ニトロ、シアノ、CO2H、CONH2、N−モノアルキル−置換アミド、N,N−ジアルキル−置換アミド、又はオキソで置換されている);アリールアミノ(ここで、アリール部分は、場合により、アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、アルキルチオ、アルキルスルホニル、ハロゲン、トリフルオロメチル、ジアルキルアミノ、ニトロ、シアノ、CO2H、CONH2、N−モノアルキル−置換アミド、N,N−ジアルキル−置換アミド又はオキソで置換されている);及びシクロアルキルアミノ(ここで、シクロアルキル部分は、場合により、アルキル、ハロアルキル又はオキソで置換されている)から独立に選択される4個以下の基で置換されている)であり;Qは、O、NR5又はCH2であり;Yは、(C1−C6)アルキル又はハロ(C1−C6)アルキルであり;nは、0、1又は2であり;tは、1、2又は3であり;Eは、(a)結合であるか、或いは(b)(C1−C3)アルキレン又は(C1−C2)アルキレニルオキシであり、ここで、Oは、R2に結合しており、これらの各々は、場合により、メチル、エチル、トリフルオロメチル又はオキソから独立に選択される1〜4個の基で置換されており;Qが、NHである場合、ER2は、場合により、ハロ、ヒドロキシ又はフェニルで置換されている(C1−C6)アルキルではなく(或いは、ER2は、場合により、ハロ、ヒドロキシで置換されている(C1−C6)アルキルではなく、そしてER2は、ベンジルではない);R2は、(C1−C6)アルキル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル又はヘテロシクリルであり、ここで、各々は、場合により、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素、シアノ、ニトロ、アミノ、ヒドロキシ、カルボキシ、(C1−C6)アルキル、ヒドロキシ(C1−C6)アルキル、(C3−C6)シクロアルキル、ヒドロキシ(C3−C6)シクロアルキル、(C4−C7)シクロアルキルアルキル、(C2−C6)アルケニル、ハロ(C2−C6)アルケニル、ヒドロキシ(C2−C6)アルケニル、(C2−C6)アルキニル、(C3−C6)シクロアルキル(C2−C4)アルキニル、ハロ(C1−C6)アルキル、ハロ(C3−C6)シクロアルキル、ハロ(C4−C7)シクロアルキルアルキル、(C1−C6)アルコキシ、(C3−C6)シクロアルコキシ、(C4−C7)シクロアルキルアルコキシ、ハロ(C1−C6)アルコキシ、ハロ(C3−C6)シクロアルコキシ、ハロ(C4−C7)シクロアルキルアルコキシ、(C1−C6)アルキルチオ、(C3−C6)シクロアルキルチオ、(C4−C7)シクロアルキルアルキルチオ、ハロ(C1−C6)アルキルチオ、ハロ(C3−C6)シクロアルキルチオ、ハロ(C4−C7)シクロアルキルアルキルチオ、(C1−C6)アルカンスルフィニル、(C3−C6)シクロアルカンスルフィニル、(C4−C7)シクロアルキルアルカンスルフィニル、ハロ(C1−C6)アルカン−スルフィニル、ハロ(C3−C6)シクロアルカンスルフィニル、ハロ(C4−C7)シクロアルキルアルカンスルフィニル、(C1−C6)アルカンスルホニル、(C3−C6)シクロアルカンスルホニル、(C4−C7)シクロアルキルアルカンスルホニル、ハロ(C1−C6)アルカンスルホニル、ハロ(C3−C6)シクロアルカンスルホニル、ハロ(C4−C7)シクロ−アルキルアルカンスルホニル、(C1−C6)アルキルアミノ、ジ(C1−C6)アルキルアミノ、(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルコキシ、ハロ(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルコキシ、(C1−C6)アルコキシカルボニル、H2NCO、H2NSO2、(C1−C6)アルキルアミノカルボニル、ジ(C1−C6)アルキルアミノカルボニル、(C1−C3)アルコキシ(C1−C3)アルキルアミノカルボニル、ヘテロシクリルカルボニル、(C1−C6)アルキルアミノスルホニル、ジ(C1−C6)アルキルアミノスルホニル、ヘテロシクロスルホニル、(C1−C6)アルキルカルボニルアミノ、(C1−C6)アルキルカルボニルアミノ(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アルキルスルホニルアミノ、(C1−C6)アルキルスルホニルアミノ(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アルコキシカルボニル(C1−C6)アルコキシ、(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルキル、ハロ(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルキル、ヒドロキシ(C1−C6)アルコキシ、オキソ、アミノ(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アルキルアミノ(C1−C6)アルキル、ジ(C1−C6)アルキルアミノ(C1−C6)アルキルアミノ(C2−C6)アルコキシ、(C1−C6)アルキルアミノ(C2−C6)アルコキシ、ジ(C1−C6)アルキルアミノ(C2−C6)アルコキシ及び(C1−C6)アルキルカルボニルから独立に選択される4個以下の基で置換されており;R4は、H、(C1−C6)アルキル、ハロ(C1−C6)アルキル、アミノ(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アルキルアミノ(C1−C6)アルキル、ジ(C1−C6)アルキルアミノ(C1−C6)アルキル、ヒドロキシ(C1−C6)アルキル及び(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルキルから独立に選択され;R5は、H、(C1−C6)アルキル、ハロ(C1−C6)アルキル、ヒドロキシ(C1−C6)アルキルである]で表される化合物、又はその薬学的に許容しうる塩、エナンチオマー若しくはジアステレオマーの有効量をかかる処置を必要とする被験者に投与する工程を含む、方法。 請求項109 化合物が、構造式(I1〜I26)又は(Ia1〜3)〜(Ij1〜3)のいずれか一つ:[式中、r及びsは、独立に、0、1、2、3又は4であり;Gは、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素、シアノ、ニトロ、アミノ、ヒドロキシ、カルボキシ、(C1−C6)アルキル、ヒドロキシ(C1−C6)アルキル、(C3−C6)シクロアルキル、ヒドロキシ(C3−C6)シクロアルキル、(C4−C7)シクロアルキルアルキル、(C2−C6)アルケニル、ハロ(C2−C6)アルケニル、ヒドロキシ(C2−C6)アルケニル、(C2−C6)アルキニル、(C3−C6)シクロアルキル(C2−C4)アルキニル、ハロ(C1−C6)アルキル、ハロ(C3−C6)シクロアルキル、ハロ(C4−C7)シクロアルキルアルキル、(C1−C6)アルコキシ、(C3−C6)シクロアルコキシ、(C4−C7)シクロアルキルアルコキシ、ハロ(C1−C6)アルコキシ、ハロ(C3−C6)シクロアルコキシ、ハロ(C4−C7)シクロアルキルアルコキシ、(C1−C6)アルキルチオ、(C3−C6)シクロアルキルチオ、(C4−C7)シクロアルキルアルキルチオ、ハロ(C1−C6)アルキルチオ、ハロ(C3−C6)シクロアルキルチオ、ハロ(C4−C7)シクロアルキルアルキルチオ、(C1−C6)アルカンスルフィニル、(C3−C6)シクロアルカンスルフィニル、(C4−C7)シクロアルキルアルカンスルフィニル、ハロ(C1−C6)アルカン−スルフィニル、ハロ(C3−C6)シクロアルカンスルフィニル、ハロ(C4−C7)シクロアルキルアルカンスルフィニル、(C1−C6)アルカンスルホニル、(C3−C6)シクロアルカンスルホニル、(C4−C7)シクロアルキルアルカンスルホニル、ハロ(C1−C6)アルカンスルホニル、ハロ(C3−C6)シクロアルカンスルホニル、ハロ(C4−C7)シクロ−アルキルアルカンスルホニル、(C1−C6)アルキルアミノ、ジ(C1−C6)アルキルアミノ、(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルコキシ、ハロ(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルコキシ、(C1−C6)アルコキシカルボニル、H2NCO、H2NSO2、(C1−C6)アルキルアミノカルボニル、ジ(C1−C6)アルキルアミノカルボニル、(C1−C3)アルコキシ(C1−C3)アルキルアミノカルボニル、ヘテロシクリルカルボニル、(C1−C6)アルキルアミノスルホニル、ジ(C1−C6)アルキルアミノスルホニル、ヘテロシクロスルホニル、(C1−C6)アルキルカルボニルアミノ、(C1−C6)アルキルカルボニルアミノ(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アルキルスルホニルアミノ、(C1−C6)アルキルスルホニルアミノ(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アルコキシカルボニル(C1−C6)アルコキシ、(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルキル、ハロ(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルキル、ヒドロキシ(C1−C6)アルコキシ、ヘテロアリール、アミノ(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アルキルアミノ(C1−C6)アルキル、ジ(C1−C6)アルキルアミノ(C1−C6)アルキルアミノ(C2−C6)アルコキシ、(C1−C6)アルキルアミノ(C2−C6)アルコキシ、ジ(C1−C6)アルキルアミノ(C2−C6)アルコキシル又は(C1−C6)アルキルカルボニルから独立に選択され;mは、0、1、2、3又は4であり;Xは、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素、シアノ、ニトロ、アミノ、ヒドロキシ、カルボキシ、(C1−C6)アルキル、ヒドロキシ(C1−C6)アルキル、(C3−C6)シクロアルキル、ヒドロキシ(C3−C6)シクロアルキル、(C4−C7)シクロアルキルアルキル、(C2−C6)アルケニル、ハロ(C2−C6)アルケニル、ヒドロキシ(C2−C6)アルケニル、(C2−C6)アルキニル、(C3−C6)シクロアルキル(C2−C4)アルキニル、ハロ(C1−C6)アルキル、ハロ(C3−C6)シクロアルキル、ハロ(C4−C7)シクロアルキルアルキル、(C1−C6)アルコキシ、(C3−C6)シクロアルコキシ、(C4−C7)シクロアルキルアルコキシ、ハロ(C1−C6)アルコキシ、ハロ(C3−C6)シクロアルコキシ、ハロ(C4−C7)シクロアルキルアルコキシ、(C1-C6)アルキルチオ、(C3−C6)シクロアルキルチオ、(C4−C7)シクロアルキルアルキルチオ、ハロ(C1−C6)アルキルチオ、ハロ(C3−C6)シクロアルキルチオ、ハロ(C4−C7)シクロアルキルアルキルチオ、(C1−C6)アルカンスルフィニル、(C3−C6)シクロアルカンスルフィニル、(C4−C7)シクロアルキルアルカンスルフィニル、ハロ(C1−C6)アルカン−スルフィニル、ハロ(C3−C6)シクロアルカンスルフィニル、ハロ(C4−C7)シクロアルキルアルカンスルフィニル、(C1−C6)アルカンスルホニル、(C3−C6)シクロアルカンスルホニル、(C4−C7)シクロアルキルアルカンスルホニル、ハロ(C1−C6)アルカンスルホニル、ハロ(C3−C6)シクロアルカンスルホニル、ハロ(C4−C7)シクロ−アルキルアルカンスルホニル、(C1−C6)アルキルアミノ、ジ(C1−C6)アルキルアミノ、(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルコキシ、ハロ(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルコキシ、(C1−C6)アルコキシカルボニル、H2NCO、H2NSO2、(C1−C6)アルキルアミノカルボニル、ジ(C1−C6)アルキルアミノカルボニル、(C1−C3)アルコキシ(C1−C3)アルキルアミノカルボニル、ヘテロシクリルカルボニル、(C1−C6)アルキルアミノスルホニル、ジ(C1−C6)アルキルアミノスルホニル、ヘテロシクロスルホニル、(C1−C6)アルキルカルボニルアミノ、(C1−C6)アルキルカルボニルアミノ(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アルキルスルホニルアミノ、(C1−C6)アルキルスルホニルアミノ(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アルコキシカルボニル(C1−C6)アルコキシ、(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルキル、ハロ(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルキル、ヒドロキシ(C1−C6)アルコキシ、ヘテロアリール、アミノ(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アルキルアミノ(C1−C6)アルキル、ジ(C1−C6)アルキルアミノ(C1−C6)アルキルアミノ(C2−C6)アルコキシ、(C1−C6)アルキルアミノ(C2−C6)アルコキシ、ジ(C1−C6)アルキルアミノ(C2−C6)アルコキシル、及び(C1−C6)アルキルカルボニルから独立に選択され;G1及びG2は、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素、シアノ、ニトロ、アミノ、ヒドロキシ、カルボキシ、(C1−C6)アルキル、ヒドロキシ(C1−C6)アルキル、(C3−C6)シクロアルキル、ヒドロキシ(C3−C6)シクロアルキル、(C4−C7)シクロアルキルアルキル、(C2−C6)アルケニル、ハロ(C2−C6)アルケニル、ヒドロキシ(C2−C6)アルケニル、(C2−C6)アルキニル、(C3−C6)シクロアルキル(C2−C4)アルキニル、ハロ(C1−C6)アルキル、ハロ(C3−C6)シクロアルキル、ハロ(C4−C7)シクロアルキルアルキル、(C1−C6)アルコキシ、(C3−C6)シクロアルコキシ、(C4−C7)シクロアルキルアルコキシ、ハロ(C1−C6)アルコキシ、ハロ(C3−C6)シクロアルコキシ、ハロ(C4−C7)シクロアルキルアルコキシ、(C1−C6)アルキルチオ、(C3−C6)シクロアルキルチオ、(C4−C7)シクロアルキルアルキルチオ、ハロ(C1−C6)アルキルチオ、ハロ(C3−C6)シクロアルキルチオ、ハロ(C4−C7)シクロアルキルアルキルチオ、(C1−C6)アルカンスルフィニル、(C3−C6)シクロアルカンスルフィニル、(C4−C7)シクロアルキルアルカンスルフィニル、ハロ(C1−C6)アルカンスルフィニル、ハロ(C3−C6)シクロアルカンスルフィニル、ハロ(C4−C7)シクロアルキルアルカンスルフィニル、(C1−C6)アルカンスルホニル、(C3−C6)シクロアルカンスルホニル、(C4−C7)シクロアルキルアルカンスルホニル、ハロ(C1−C6)アルカンスルホニル、ハロ(C3−C6)シクロアルカンスルホニル、ハロ(C4−C7)シクロ−アルキルアルカンスルホニル、(C1−C6)アルキルアミノ、ジ(C1−C6)アルキルアミノ、(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルコキシ、ハロ(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルコキシ、(C1−C6)アルコキシカルボニル、H2NCO、H2NSO2、(C1−C6)アルキルアミノカルボニル、ジ(C1−C6)アルキルアミノカルボニル、(C1−C3)アルコキシ(C1−C3)アルキルアミノカルボニル、ヘテロシクリルカルボニル、(C1−C6)アルキルアミノスルホニル、ジ(C1−C6)アルキルアミノスルホニル、ヘテロシクロスルホニル、(C1−C6)アルキルカルボニルアミノ、(C1−C6)アルキルカルボニルアミノ(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アルキルスルホニルアミノ、(C1−C6)アルキルスルホニルアミノ(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アルコキシカルボニル(C1−C6)アルコキシ、(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルキル、ハロ(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルキル、ヒドロキシ(C1−C6)アルコキシ、ヘテロアリール、アミノ(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アルキルアミノ(C1−C6)アルキル、ジ(C1−C6)アルキルアミノ(C1−C6)アルキルアミノ(C2−C6)アルコキシ、(C1−C6)アルキルアミノ(C2−C6)アルコキシ、ジ(C1−C6)アルキルアミノ(C2−C6)アルコキシル、及び(C1−C6)アルキルカルボニルから独立に選択され;そして残りの変数は、請求項108と同義である]で表される化合物、又はその薬学的に許容しうる塩、エナンチオマー若しくはジアステレオマーである、請求項108記載の方法。 請求項110 化合物が、構造式(I1〜I13)又は(Ij1〜3)のいずれか一つ:[式中、Rは、下記:であり;R1aは、メチル又はエチルであり;R1bは、メチル又は水素であり;Aは、メチル、エチル、イソプロピル又はt−ブチルであり;nは、0であり;Eは、結合又はCH2であり;そしてR2は、各々、場合により、ハロ又はメチルで置換されているフェニル、チエニル又はピリジルである]で表される化合物、又はその薬学的に許容しうる塩、エナンチオマー若しくはジアステレオマーである、請求項108又は109記載の方法。 請求項111 化合物が、式(I14〜I26)、又は(Ia1〜3)〜(Ih1〜3)のいずれか一つ:[式中、Rは、下記:であり、R1は、存在しないか、或いはメチル又はエチルであり;A1は、結合又はCH2であり;Cy1は、フェニル、シクロヘキシル、ピリジル、N−オキソ−ピリジル、チアゾリル又はピリミジニル(これらは、場合により、ハロ、メチル、トリフルオロメチル、ヒドロキシ、メトキシ、メトキシカルボニル、カルボキシ、エトキシカルボニルメトキシ及び2−ヒドロキシ−2−メチルプロポキシから独立に選択される1〜4個の基で置換されている)であり;A2は、結合、O又はOCH2COであり;Cy2は、(a)水素であるか、或いは(b)フェニル、チエニル、ピリジル、N−オキソ−ピリジル、シクロプロピル、ピペリジニル又はピペラジニル(これらは、場合により、ハロ、ヒドロキシ、メトキシ、ヒドロキシメチル、メトキシカルボニル、アミノ、カルバモイル、メチルカルバモイル、ジメチルカルバモイル、(2−メトキシエチル)アミノカルボニル、アセチルアミノメチル、メチルスルホニル、メチルスルホニルアミノ、メチルアミノスルホニル、イソプロピルアミノスルホニル、ジメチルアミノスルホニル、ピロリジン−1−スルホニル、メチルスルホニルアミノメチル又はテトラゾリルから独立に選択される1〜4個の基で置換されている)であり;nは、0であり;Eは、結合又はCH2であり;R2は、場合により、ハロ、メチル、メチルチオ、又は(4−モルホリノ)メチルから選択される1個の基で置換されているフェニル又はピリジルである]で表される化合物、又はその薬学的に許容しうる塩、エナンチオマー若しくはジアステレオマーである、請求項108又は109記載の方法。
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